フェレットの病気と食事の基礎知識
フェレットが食べられないとき|高栄養が逆効果になる理由
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肉食獣と呼ばれるフェレットちゃんですから、
多くの方は病気を治すための高栄養をと、
ジャーキーやミルクなど動物性タンパク源・脂肪源を求められます。
けれども、これ・・・
不調を抱え食べられないフェレットちゃんには
「ビシ!ビシ!鞭打つ行為」です。
体にとって必要な栄養であっても 今の摂取にリスクが伴うもので、
今すぐ必要でないのであれば、求める必要はありませんよね。
安全で穏やかな手法を選び、確実な回復へ繋げてこそ治療です。
比較することは難しいのですが、ネコさんが同じような状況の場合・・・
食べられない時だからこそ、ほんの少しの動物性のタンパク源・脂肪源だけを口にしたがり、
それを何度も繰り返すことで体調を取り戻そうとする子がいます。
これができるネコさんは、食べるべき量を心得ているため下痢はしませんし、
お口の好みで他の食材に流れて 目的をなし崩しにすることもない強い意志を持っています。
家庭で暮らすシッポちゃんの中で1番 肉食傾向が強く、独立心が強いネコさんだからこそ、
体調が悪ければ「最も得意な食材」としてお肉類をコントロールできるのです。
しかし 肉食傾向が曖昧で、お口の好みも曖昧で、意思も曖昧なフェレットちゃんには、
こうしたネコさんのようなコントロールはできません。
まして体調が落ちてしまっている時であればなおさらです。
たとえ体調不良のフェレットちゃんが
ジャーキーやミルクにお口が喜ぶことがあっても、
その栄養を運用するよりも先に
動物性タンパク質や脂肪の代謝から生まれる毒素によって、
肝臓はさらなるダメージを受け、瞬く間に全身状態の悪化へ繋がってしまいます。
よって腸は、残された体力を使って負担となるお肉を排除しようとします。
手作りゴハンでお肉の割合を下げると不調が改善する場合があるのはまさにそのためです。
フェレットちゃんにはタンパク質も脂肪も必要な栄養素です。
ですが、肉食と言い切れるほど身体のメカニズムは完全ではありません。
食べてもその多くが腸の危機回避能力とも言える作用によって体外に排泄されているだけのことで、
私たちと同様、必要最低限の量を最小限の負担で食べることこそ価値があるのですね。
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■食べられないこととは・・・
食べることで起きるリスク(=解毒力と酵素分泌の高い要求)を回避して体力を温存し、
その体力を治癒力に使おうとしている状態です。
体が危険を避けたがっているために「いつものごはんでは無理」という判断が生まれます。
体調悪化というピンチの時だからこそ「さらなる危険を回避しよう=拒食」として現れているのです。
これ・・・フェレットちゃんに限ったわけではありません。
貴方がごはんを食べられなくなれば「温かいおかゆ」を選んで口にすることと同じです。
生きるためには「食事を受け入れる環境を作ること」が何より優先されなくてはいけないのです。
■体調不良で食べられない場合・・・
動物性タンパク源、動物性脂肪源を 高いリスクを冒して無理やり食べる必要はありません。
体は自分の中に蓄えたタンパク質や脂肪を必要最低限だけ使うことで
急場をしのぐことが出来るように生まれています。
・・・これが痩せる理由です。
けれども体に蓄えたタンパク源や脂肪を使うためには、
代謝に必要な栄養やエネルギーが摂取できなければ、生み出すこともできません。
またその代謝ができたとしても、代謝から自然発生する有害物質の解毒は、
やはり必要な栄養として摂取できていないと排出ができず、
毒素が蓄積されるとした苦しみに繋がります。
・・・これが食べられないときの辛さです。
◎カーボドリンクは・・・
徹底的におなかの負担を取り除いた最低限の食材と、抜群の嗜好性で、
「下痢の改善」「カロリー維持」に重点を置いた、生きるための維持食です。
これは・・・
肉食を意識したカロリー優先という従来の食事とは異なる切り口
=食べられる身体を作るため の戦術なのです。
但し、全身状況と腸環境は連動しています。
カーボドリンクが有効であっても、元気なころの塊ウンチを取り戻すには、
それなりの時間 と その時々に必要としている栄養が必要です。
おなかの様子に合わせてふやかしフードなどを加えて、普通食への移行も図らねばなりません。
また、ホメオスターシスの復活がもはや望めないほどに悪化している場合、
カーボドリンクは残された時間をよりラクに過ごすことが出来るように働きます。
こんな風にフェレットちゃんの状況に応じて異なる作用をもたらすわけですが、
出来れば・・・とことん悪くなる前にお使い頂きたいな~と思います。
と同時に、
カーボドリンクで改善があれば、
「ゴハンの見直し」をしていただかなくては悲劇は繰り返してしまいます。
カーボドリンクがあれば大丈夫♪と楽観いただくほど、
長い寿命は許されていないのがフェレットちゃんです。
あらかじめご承知おきください。

NinnaNannaDelica
カーボα(アルファ)
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***** フェレットちゃんの基礎知識 *****
・フェレットがかかりやすい病気と食事|守るための考え方
・フェレットの排泄が多い理由|腸内細菌が働けない腸事情
・フェレットの闘病中の食事|カーボドリンクという選択


