ゴハン選びの参考に

トラブルを抱えているシッポちゃんのゴハン選び



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はじめに・・・・


順を追ってご覧くださった皆様にはすでにご承知のとおり、
トラブルを抱えている子達に共通していることはゴハンの不備でした。

自然治癒力で回復を目指すなら、ゴハンの見直しと栄養の改善は最低限の課題です。

今からお伝えすることをご覧にならないまま、それぞれのシッポちゃんの項目に一足飛びにジャンプされた方は、
遠回りを選択されることになるかもしれません。 

・・・・・・急ぐときほど「急がば回れ」ですヨ。 
    まだの方は「我が子を知らないために起きるミスマッチ」を先にご覧くださいね。



トラブルを抱えているシッポちゃんのゴハン選びが一番難しいのです。(T-T)

こうした子達の難しい個体差に合わせた きめ細やかなゴハン を用意するためには、
【柔軟な発想】と【軽やかなフットワーク】が求められます。

柔軟な発想とは、、、、
シッポちゃんから発せられるサインに対応できるだけの知識量であり、
そこから生まれる想像力と創造力の豊かさです。

軽やかなフットワークとは、、、、
得られた情報を行動に移せるスピード感 と そのためのスタミナ・タフさです。


もしかすると、、これだけでも、重~~~く感じられるかもしれませんが、
命を扱っているのですから、トーゼンですよね?    これが 愛 ってモノです。




終生飼育ベテラン飼い主として^^、あるいはネコサン専門店として、
ネコサンを軸にワンちゃんとフェレットちゃんを比較すると、以下のようになります。
【柔軟な発想】のキーになる部分ですから、スルーしないで覚えてくださいネ。




キャットフードも、ドッグフードも、フェレットフードも、、、
使用されている食材や、加工方法には大きな違いはありません。
顕著なことは成分値の違いです。 さらに付け加えるなら「質の差」なのですね。
危機回避能力が高い分だけキャットフードの質は各社とも気を遣っていらっしゃいます。^^
また、成分値は「混ぜ合わせ」を行うことで、ご自宅で自在に調整が可能です。


食べられる状態にないから食べないのです。

封を切って、前に置くだけでは、食べられなくて当然です。

そのまま食べてくれるモノを探し回っても、見つからないのは当然です。

本当に必要なことをしなければ、どんどん粗悪なゴハンになってしまうのは目に見えています。


手遅れになる前に、、、、、、親としてすべきことをなさってください。






調子が悪い=食事量が減る  
これをあるがままに過ごしてしまうと、取り返しが付かないところ簡単に行っちゃいます。

それを現実化にさせてしまうのが、ネコサン特有の「危機回避能力」です。

身体に負担を掛ける、あるいは今の身体にとって優先度が低いものは避けようとします。
但し、これは身体にとっての全てではありません。 単にお口の問題も含んでいます。

そのため、食べさせたいが故に「食べるモノだけ」に特化したゴハンに拘ると、
自然治癒力は望めません。 時間と共に衰弱させるだけになります。

赤信号!になってからでは間に合いませんから、お口に美味しいゴハンを優先させるのなら、
苦手な栄養素はシリンジで飲ませる程度のことは、早い時期から励行ください。

ネコちゃんのケア食で重要なポイントは、
1: タンパク質を上げる。
2: 脂質を下げる。
3: 必要水分の確保
4: 炭水化物・食物繊維を上げる。
5: 食べる量に見合うビタミン・ミネラルの確保










  【柔軟な発想】が求められます。




●食事回数について

生存のために体内のタンパク質や脂質を使用しているために「痩せ」が始まっています。
これまでの2回食/日では無理なサインとして捉えましょう。 満腹×最低3食は食べさせてあげてください。

●水分について

1回の食事量が減っている分だけ、水分摂取量も減っています。
シリンジで飲ませることや、定期的な皮下輸液も検討しなければなりません。

自発的飲料水や食事に混ぜるお水は、吸収に余分なエネルギーを必要としないピタリゲンを使用しましょう。
もちろん、タヒボNFDMRN-100も併用してください。


●タンパク質について

お気に入りのゴハンのローテーションの中に、タンパク質量多めのメニューを組み込んでください。
(その頻度や量は病状や食欲によって異なります。)

いつものゴハンに、タンパク質含有量の高い補助食ウェットフードを追加することで、簡単に出来ちゃいます。

このことは、腎不全であっても同じです。
特に高齢ちゃんの場合、タンパク質量下げれば必ず衰弱は加速します。


●脂質について

最も消化に負担を来す栄養素です。 
単なる食欲減退であれば、まず脂質を下げたゴハンに変更するだけでも食べられるようになるかもしれません。

肝機能が低下している場合は、食べやすい程度に必ず減らしてください。(その分、タンパク質量を上げてね。)

旨みを感じる栄養素のため適量は嗜好性も上がります。
食べられる( ≒消化が出来る)時は増量してカロリー確保に努めてください。


●炭水化物・食物繊維について

消化には必須の栄養素です。 

これまでなおざりになっていた場合は、補充して腸環境から修復し直さなければなりません。
一定の食事量があるネコちゃんなら、まずはフルーツザイムからどうぞ。

これまでキチンと補充してくださっていた場合は、少し減らして動物性食材を増やしてくださってもかまいません。
但し、このことによってウンチは変化してきます。調整量はウンチで判断してください。


●ビタミン・ミネラルについて

生存のために体内のタンパク質や脂質を使用しているために「痩せ」が始まっています。
このタンパク質や脂質量に見合うビタミン・ミネラルの不足が、症状悪化を招いています。

これまで追加補充していなかった場合は、基本のサプリメントを規定量を目標に食べてもらいましょう。
これだけで元気になってくださることも多いのですから。

これまでキチンと補充してくださっていた場合は、健康時の摂取量は最低量とお考えください。






【柔軟な発想】と【軽やかなフットワーク】の双方が求められます。
ご自宅での毎日の皮下輸液 や シリンジでの強制給仕が必要な時期です。


●食事回数について

長い時間をかけて体内のタンパク質や脂質を生存のために使用している所為で、
「痩せ」が一掃酷くなっています。
これまでの食事回数ではどうにもなりません。夕方から明け方にかけて、さらに回数を増やしてください。

●水分について

自発的摂取量+ゴハンから得られる水分量+シリンジから飲める摂取量=総水分摂取量 です。
これを健康時と比較してみてください。

【足りない量+α】を必ず皮下輸液で補わなければ、到底食べられる身体にはなりません。
皮下輸液は水分の補給だけで無く、狂った体内phの改善としても効果を発揮します。

自発的飲料水や食事に混ぜるお水は、吸収に余分なエネルギーを必要としないピタリゲンを使用しましょう。
もちろん、タヒボNFDMRN-100も併用してください。

お水についての詳細は 気になる症状別一覧 番外編/水分は本当に腎臓に悪いのか? も併せてご覧ください。

●タンパク質について

身体を作るための栄養素です。
痩せだけの問題ではなく、免疫低下、ホルモン分泌の悪化、低アルブミンや貧血などが始まります。
これらを回避させるためにも、シッカリ食べてもらってください。

タンパク質含有量の高い補助食ウェットフードを中心に、食べやすい脂質量を確保しましょう。

このことは、腎不全であっても同じです。
特に高齢ちゃんの場合、タンパク質量増やさなければ衰弱は加速します。


●脂質について

最も消化に負担を来す栄養素のため、必要であっても食べられないのがこの時期です。
ですが、食欲をそそる栄養素であり、エネルギー源でもあります。

問題は、食べられない身体のネコちゃんにとって、その適量が千差万別な点です。

脂質は炭水化物やタンパク質の2倍強のカロリー源になります。
脂質を減らすなら、炭水化物やタンパク質でカロリー不足を補わなくてはなりません。

食べ慣れたゴハンに、炭水化物やタンパク質を足すだけでも脂質減のゴハンが出来上がります。
臨機応変な併用を柔軟に考えて差し上げてください。


●炭水化物・食物繊維について

極端に食事量が減れば、すでに便秘が始まっているはずです。
これは炭水化物・食物繊維の摂取量が落ちている(脱水も手伝っている)ためなのですが、
これらは、本来、消化には必須の栄養素です。 

皮下輸液で十分な水分量が確保出来ていることを前提として、
食べられるゴハン量に見合った ピアットα と フルーツザイム を併用してください。

健康な頃と比較した場合、少し摂取量が減ってもかまいませんが、
ウンチをする力さえもひねり出せなくなるのがこの時期です。
たかが便秘で獣医さんに走ることにもなりかねません。

楽なウンチのためにも、量は減らしてもゼロにはなさらないように気をつけてください。


●ビタミン・ミネラルについて

生存のために体内のタンパク質や脂質を使用しているために「痩せ」が顕著です。
このタンパク質や脂質量に見合うビタミン・ミネラルの不足が、症状悪化を招いています。

これまで追加補充していなかった場合は、基本のサプリメントを規定量を目標に食べてもらいましょう。

ほんの少しずつでも食事回数が多いわけですから、必要量の摂取は難しくありません。

お口は嫌うかもしれませんが、確実にネコちゃんをラクにしてくれる必須栄養素です。

回復のチャンスを貴方が奪うことは、絶対になさらないでください。





ワンちゃんは走る動物です(*^_^*)
その体質を維持するために食事にも「持続力」が求められます。

この持続力を維持する栄養素が脂質です。旨みを感じやすい栄養素のため嗜好性にも繋がります。

そのため、、、以下の2点の栄養構成が特徴的です。
 1: 高脂質になるように、
 2: それを最小限消化させるための炭水化物と食物繊維が確保されている。


んが、ソリを引いたりや牧羊を手伝うなどの使役犬なら並外れた持続力も必要でしょうけれど、
日本で暮らすワンちゃんたちは、中・大型犬であっても働かされたりしていません。

犬種や年齢に応じた「満足してもらえる運動量」があれば十分ですし、
健康で出来るだけ長生きして欲しいと願う親心は共通のはずです。

もしも、こうしたドッグフードの設計が正しければ、これだけアレルギーや肝臓や心臓に
関連する疾患に関わるワンちゃんたちが居るはずはないと思わなくてはなりません。


一方で、雑食の腸環境があるために、炭水化物と食物繊維が好きって事もありますよね?
お芋やお野菜、果物がこの供給源に当たります。
これらは、本来、高脂質(及び高タンパク)の負担を、回避させる栄養素であることを
忘れないでください。


しかも、元来、食べることが大好きな子たちなので、ネコちゃんのような危機回避を
自ら行うことは得意ではありません。


そこでどうなるか・・・・・・・><;

●合わない栄養バランスをスンナリと受け入れてしまう。
 多い脂質、少ない炭水化物と食物繊維、少ないビタミンミネラルが解毒の妨げになります。

●良くない品質も受け入れてしまう。
 危機回避が苦手なことは、お口が製品の質を吟味できません。
 原料の鮮度とそれぞれの量、添加物の質や量、さらには家庭での環境管理に至るまで、
 その影響は広範囲に及んでしまいます。

●消化の悪いモノも無理して食べてしまいます。
 メーカーさんが違っても既製品の製造方法に大きな違いはありません。
 「食べてもヘッチャラ!」という無理が働いてしまうのは、若くて健康なときだけだと認識しましょう。

●それでもNOがなかなか言えない。
 病気になるまで「NO」が言えないワンちゃんたちです。
 病気になってからでも「NO」が言えないワンちゃんたちです。
 上質な既製品であっても、完全手作りであっても、ワンちゃんたちはそのゴハンに
 簡単に「NO」を言ってくれません。

●言えないから気にしてもらえない。 が起きてしまいます。(T-T)
 お口での意思表示は苦手でも、合わないゴハンを続けていれば、
 身体からは沢山のNGサインが出ています。
 貴方の観察眼がなければ、事前に察知することが出来ないのがワンちゃんであることを
 ぜひ覚えておいてください。

●ボスに服従するのがワンちゃんですから、NO!を言うことも遠慮しちゃうのですね。
 褒めてもらうことが嬉しくて、無理に食べちゃうワンちゃんだっていますよ^^;

こうしたことから、総じてネコちゃんよりも病気罹患率が高くなり、
お家で治せるチャンスにも恵まれません。



「スンナリと受け入れてしまう」の点においては、医薬品も同様です。
ネコちゃんと違って通院や受診が簡単なため過剰医療に陥りやすく、
身体がこれを拒否できなかったり、副作用によって改善が遅れたり、
改善の目処すら立たなくなってしまうこともしばしば起こります。
・・・こんなことでは折角の在宅ケアも歯が立ちません><:


主張が出来るワンちゃんもいらっしゃいます。(*^_^*)
んが、そうしたワンちゃんたちであっても、大半の子たちはネコちゃんの比ではありません。
また、ネコちゃん級の危機回避能力を持ったワンちゃんも極少数派としていらっしゃいます。
こうしたワンちゃんたちは、そうならざるを得ない内なる大きな理由が必ずあるため、
一般的な食事ケアでは結果が出せません。


ワンちゃんのケア食で重要なポイントは、
1: 脂質を下げる。
2: タンパク質を上げる。
3: 炭水化物・食物繊維を上げる。
4: 必要水分の確保
5: 食べる量に見合うビタミン・ミネラルの確保








  【柔軟な発想】が求められます。



●食事回数について

生存のために体内のタンパク質や脂質を使用しているために「痩せ」が始まっています。
これまでの2回食/日では無理なサインとして捉えましょう。 満腹×最低3食は食べさせてあげてください。

●水分について

1回の食事量が減っている分だけ、水分摂取量も減っています。
シリンジで飲ませることや、定期的な皮下輸液も検討しなければなりません。

自発的飲料水や食事に混ぜるお水は、吸収に余分なエネルギーを必要としないピタリゲンを使用しましょう。
もちろん、タヒボNFDMRN-100も併用してください。


●タンパク質について

お気に入りのゴハンのローテーションの中に、タンパク質量多めのメニューを組み込んでください。
(その頻度や量は病状や食欲によって異なります。)

いつものゴハンに、タンパク質含有量の高い ネコちゃん用補助食ウェットフード を追加すれば簡単です。

このことは、腎不全であっても同じです。
特に高齢ちゃんの場合、タンパク質量を上げなければ衰弱は加速します。


●脂質について

最も消化に負担を来す栄養素です。 
単なる食欲減退であれば、まず脂質を下げたゴハンに変更するだけでも食べられるようになるかもしれません。

肝機能が低下している場合は、食べやすい程度に必ず減らしてください。(その分、タンパク質量を上げてね。)

旨みを感じる栄養素のため適量は嗜好性も上がります。
食べられる( ≒消化が出来る)時は増量してカロリー確保に努めてください。


●炭水化物・食物繊維について

消化には必須の栄養素であり、カロリーの供給源にもなります。 

これまでなおざりになっていた場合は、補充して腸環境から修復し直さなければなりません。
一定の食事量があるワンちゃんなら、まずはドッグチーボからどうぞ。

これまでキチンと補充してくださっていた場合は、オヤツとしての果物や焼き芋を増やしましょう。
但し、このことによってウンチは変化してきます。調整量はウンチで判断してください。


●ビタミン・ミネラルについて

生存のために体内のタンパク質や脂質を使用しているために「痩せ」が始まっています。
このタンパク質や脂質量に見合うビタミン・ミネラルの不足が、症状悪化を招いています。

これまで追加補充していなかった場合は、基本のサプリメントを規定量を目標に食べてもらいましょう。
これだけで元気になってくださることも多いのですから。

これまでキチンと補充してくださっていた場合は、健康時の摂取量は最低量とお考えください。






【柔軟な発想】と【軽やかなフットワーク】の双方が求められます。
ご自宅での毎日の皮下輸液 や シリンジでの強制給仕が必要な時期です。


●食事回数について

長い時間をかけて体内のタンパク質や脂質を生存のために使用している所為で、
「痩せ」が一掃酷くなっています。
これまでの食事回数ではどうにもなりません。夕方から明け方にかけて、さらに回数を増やしてください。

●水分について

自発的摂取量+ゴハンから得られる水分量+シリンジから飲める摂取量=総水分摂取量 です。
これを健康時と比較してみてください。

【足りない量+α】を必ず皮下輸液で補わなければ、到底食べられる身体にはなりません。
皮下輸液は水分の補給だけで無く、狂った体内phの改善としても効果を発揮します。

自発的飲料水や食事に混ぜるお水は、吸収に余分なエネルギーを必要としないピタリゲンを使用しましょう。
もちろん、タヒボNFDMRN-100も併用してください。

お水についての詳細は 気になる症状別一覧 番外編/水分は本当に腎臓に悪いのか? も併せてご覧ください。

●タンパク質について

身体を作るための栄養素です。
痩せだけの問題ではなく、免疫低下、ホルモン分泌の悪化、低アルブミンや貧血などが始まります。
これらを回避させるためにも、シッカリ食べてもらってください。

タンパク質含有量の高い ネコちゃん用補助食ウェットフード を併用しながら、食べやすい脂質量を確保しましょう。

このことは、腎不全であっても同じです。
特に高齢ちゃんの場合、タンパク質量増やさなければ衰弱は加速します。


●脂質について

最も消化に負担を来す栄養素のため、必要であっても食べられないのがこの時期です。
ですが、食欲をそそる栄養素であり、エネルギー源でもあります。

問題は、食べられない身体のワンちゃんちゃんにとって、その適量が異なる点です。
(肝機能や胆嚢機能が悪化している場合は、お好きであっても摂取量を下げてください。)

脂質は炭水化物やタンパク質の2倍強のカロリー源になります。
脂質を減らすなら、炭水化物やタンパク質でカロリー不足を補わなくてはなりません。

食べ慣れたゴハンに、炭水化物やタンパク質を足すだけでも脂質減のゴハンが出来上がります。
臨機応変な併用を柔軟に考えて差し上げてください。


●炭水化物・食物繊維について

これらは、本来、消化には必須の栄養素です。 
タンパク質や脂質の摂取量が上がらない場合時ほど、これらを増やしてカロリーの確保が必要です。

一定の食事量があるワンちゃんなら、飛びっきりおなかに優しいドッグチーボからどうぞ。
食べてくださるなら、オヤツとしてのフレッシュな果物 や 焼き芋を増やしましょう。


●ビタミン・ミネラルについて

生存のために体内のタンパク質や脂質を使用しているために「痩せ」が顕著です。
このタンパク質や脂質量に見合うビタミン・ミネラルの不足が、症状悪化を招いています。

これまで追加補充していなかった場合は、基本のサプリメントを規定量を目標に食べてもらいましょう。

ほんの少しずつでも食事回数が多いわけですから、必要量の摂取は難しくありません。

お口は嫌うかもしれませんが、確実にワンちゃんをラクにしてくれる必須栄養素です。

回復のチャンスを貴方が奪うことは、絶対になさらないでください。






なが~~~~~い胴体にも関わらず、ビックリするほど腸が短い子たち、、、
、、、、それがフェレットちゃん。

フェレットちゃんは腸が非常に短く、ゴハンを食べてもすぐに排泄してしまいます。
その時間は最短で3時間ほどで、大半は半日のうちに排泄してしまいます。
・・・・・栄養素を分解・吸収する前に排泄に回ってしまいます。(ウンチは栄養の宝庫!)

しかも、、、、
その腸が驚くほど傷つきやすいにも関わらず、ネコサンのお口のようにその危険回避が出来ません。
、、、、それがフェレットちゃん。

このことから、フェレットちゃんのゴハンは
ネコちゃんやワンちゃん以上に、消化や吸収について気を配る必要があるのです。


にもかかわらず、、、、、

●フェレットフードはキャットフード以上の高タンパク高脂質に設計されています。
 吸収する量が少ないなら「大盛りにしておけば良い!」の乱暴な発想がこれにあたります。
 この無茶を続けることこそが、フェレちゃんを3大疾患に結びつけてしまう元凶なのです。

●炭水化物や食物繊維は不要とさえ言われる誤解があります。
 炭水化物や食物繊維が持つ役割の1つに「消化を促すための触媒」があります。
 動物性食材を食べるなら、その量に見合った炭水化物や食物繊維が不可欠です。

 ですが、フェレットフードの製法はドッグフードの製法と大きな違いはありません。
 ここにボタンの掛け違い起きてしまいます。

 フェレットちゃんの消化器官に見合う製法で作れないなら「入れない方がマシ!」という乱暴な解釈が、
 いつの間にかフェレットちゃんに「炭水化物や食物繊維を食べさせてはいけない」なんていう誤解を
 根付かせてしまった現実があります。

 「消化に配慮した炭水化物や食物繊維」であれば、フェレットちゃんのウンチトラブルは
 簡単に解消出来るのです。

●飼育頭数が少ない分だけ研究対象から外れます。
 少しでも良いゴハンを選びたいと思う親心は「誰にも負けない!」と思っていらっしゃる方がほとんどでも、
 絶対的な飼育頭数が少なければメーカーさんを動かす原動力になりにくいのが現実です。
 そのためフェレットフードは、キャットフードやドッグフーと違い、進化も向上もし難いのですね。

 「フェレットだからフェレットフードを選ばないと!」と思われがちですが、それは正しい選択ではありません。
 粗悪な原材料、合わない栄養バランス、不適切な製法で、我が子を苦しめる必要は無いのです。

●追求されなければ向上もない。
 キャットフードやドッグフードの上級クラスのメーカーさんによる品質の改善は日進月歩にもかかわらず、
 フェレットフードは大幅に後れを取っています。

 飼育頭数が少ない分だけに、飼い主さん方の経験不足も顕著です。
 非常識とも申し上げて遜色ないような「骨董品級の知識」が、
 正しい飼育方法であったりゴハンの常識としてまかり通っていることがフェレットちゃんの世界です。



フェレットちゃんのケア食で重要なポイントは、
1: 炭水化物・食物繊維を下げない。
2: タンパク質・脂質のバランスは出来るだけ変えない。
3: 必要水分の確保
4: 食べる量に見合うビタミン・ミネラルの確保
5: 病気療養時の カロリー維持・食欲改善 として カーボドリンク を積極的に利用する
6: センシティブな腸を傷つけることなく消化させるためのテクニック
7: 短い腸で最大限の栄養吸収をしてもらうためのテクニック





ちゃんも  、ちゃんも

さらに詳しくは以下でご説明致します。
  TOPページ  フェレットフード
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                 └フードガイド/食べ方




生体や専用サプリメントを販売なさっている店舗さんは沢山有るでしょうけれど
天寿まで育て上げるプロの方々ではありません。

NinnaNannaは、
副腎疾患・リンパ腫・インスリノーマと一切無縁の子たちを天寿まで育てることができる経験者として、
三大疾患を含めた多くの病気のフェレットちゃん達を治してきたプロとして、
これからも適切な飼育方法の伝授と注意喚起を発信する役割を担って参ります。



些細な事でもかまいません。ご不明点はお気軽にご相談ください。





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トラブルを抱えているシッポちゃんの場合、ゴハン選び方 と 扱い方の工夫 が難しいのです。(T-T)

こうした子達の個体差に合わせたきめ細やかなゴハンを用意するためには、
【柔軟な発想】と【軽やかなフットワーク】が求められます。

柔軟な発想とは、、、、起こる現象(シッポちゃんから発せられるサイン)に対応できるだけの知識量であり、
              そこから生まれる想像力と創造力の豊かさです。

軽やかなフットワークとは、、、、瞬時に行動できるスピード感 と そのためのスタミナ・タフさです。


もしかすると、、これだけでも、重~~~く感じられるかもしれませんが、
命を扱っているのですから、トーゼンですよね?    これが 愛 ってモノです。



封を切って、前に置くだけでは、食べられなくて当然です。

そのまま食べてくれるモノを探し回っても、見つからないのは当然です。

本当に必要なことをしなければ、どんどん粗悪なゴハンになってしまうのは目に見えています。


手遅れになる前に、、、、、、親としてすべきことをなさってください。








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