ゴハン選びの参考に

健康なシッポちゃんのゴハン選び



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はじめに・・・・


順を追ってご覧くださった皆様にはすでにご承知のとおり、
トラブルを引き起こす原因はゴハンの不備でした。

身体はゴハンで出来ています。
このことは・・・人もネコサンもワンちゃんもフェレットちゃんも共通です。

思い出してください。
ご高齢でも第一線でパワフルに活躍していらっしゃる方がいらっしゃいますよね?
そうした方々の身体が特別なのでは無く、病気予防はもちろんのことですが、
加齢対策も含め、自分の身体に合ったケアをなさっているからなのですね。

今の元気=自然治癒力を、5年後・10年後.20年後まで維持したいなら、
ネコちゃんも、ワンちゃんも、フェレットちゃんにも、こうした前倒しのケアが求められるのです。


なぜなら、、、、私たちが愛して止まないシッポ達は、
・不調を伝える事が出来ません。
・寿命が短い分だけ、症状が悪化するスピードが早いです。
・獣医さんに頼っても方向性の違う治療であったり、医薬品の副作用でさらに悪化させてしまいます。

誰もが臨む「自然治癒力」を、今の元気だけに頼っていると、寿命の前倒しになりかねません。
寿命の前倒し=老化の引き寄せ です。

病気にならなくても、寿命がある以上、老化は避けられません。
けれども、老化に伴う不都合は取り除いて上げる事は可能です。
そして、この「取り除き」は健やかな延命に繋がります。

欠点だらけのペットフードを利用しながら、無病息災の天寿を手に入れたいなら、
身体を作るゴハンにこそ精一杯の気を配って差し上げてください。



・・・・・・まだの方は「我が子を知らないために起きるミスマッチ」を先にご覧くださいね。




「何でもシッカリと食べてくれます♪」  ・・・ ホント、嬉しいですよね~~。

ピチピチ元気なシッポちゃんのゴハン選びは簡単です・・・・・・・・・・か?(*^_^*)


何でも物怖じせずに食べてくれる今だからこそ、将来に繋がるゴハンを考えて差し上げましょう。





終生飼育ベテラン飼い主として^^、あるいはネコサン専門店として、
ネコサンを軸にワンちゃんとフェレットちゃんを比較すると、以下のようになります。
(キャットフードにも問題点はありますから、中=平均・安全とは捉えないでください。)
【柔軟な発想】のキーになる部分ですから、ぜひ参考になさってくださいネ。




ネコちゃんにはキャットフードを。
  ワンちゃんにはドッグフードを。
    フェレットちゃんにはフェレットフードを。

これって「常識」のように言われていますが、その理由は??? 

キャットフードも、ドッグフードも、
全ての栄養素において、AAFCOの栄養基準を満足に足る含有量で提供できる製品はありません。
実は、最低基準はかろうじて満たしているとか、主要栄養は満たしている・・程度。
上質の&AAFCO基準を満たしている&キャットフード(あるいはドッグフード)を
選んでさえいれば安心♪は幻想なのです。

フェレットフードにおいては、基準すらありません。


ペットフードは・・・・人のためにある加工品です。 売るために作られた企業製品です。


便利でお手軽なペットフードは、欠陥を補ってこそ、その価値が出てきます。

貴方が考え抜いて選んでくださったゴハンであっても、
「ウチの子の為にある優れたゴハン」と勘違いしないで、上手に使いましょう。











  元気なネコちゃん♪
  キャットフードを使う時に気をつけたいこと・・・・



ドライフード・ウェットフード共に、補助食(総合栄養食の基準に満たない栄養バランス)の製品が
日を追う毎に増えています。

総合栄養食やコンプリート食を謳っている製品であっても、かつてのような安心レベルにはありません。

原材料や保証値、製品の特徴をシッカリと見極めて選びましょう。

食べないことには理由があります。
食べてくれる製品を探すだけでは無く、身体が食べられる状態に無いことを含め、
その理由を探してあげてください。


●食事回数について

体質・年齢・消化能力に合わせた食事回数が必要です。
実は2回/日の食事では対応できないネコちゃんが沢山いらっしゃいます。
個性を見極めて、ネコちゃんが望む食事回数で、必要栄養を確保出来るようにしてあげてください。


●水分について

ワンちゃんやフェレットちゃんと比較すると「ありえない(T-T)」ほどの量しか飲んでいません。
この「飲まない体質」こそが、腎不全や膀胱炎の圧倒的な罹患率に繋がります。

1滴でも多くおなかに水分が届くように、ウェットフードの利用や飲み水の工夫をしてください。

自発的飲料水や食事に混ぜるお水は、
浸透性が高く、吸収に余分なエネルギーを必要としないピタリゲンを使用しましょう。


●タンパク質について

跳躍力・瞬発力が必要が身体のため、ワンちゃんよりもタンパク質は多く必要です。
そのためお口は好みますが、体内で自然発生する有害物質が多くなる栄養素です。
シッカリと食べるなら、その解毒が必要です。

要求量が多い体質だけに、後期腎不全ちゃんや高齢ちゃんの場合、タンパク質量を下げれば
必ず衰弱は加速します。


●脂質について

最も消化に負担を来す栄養素であり、旨みを感じさせる栄養素です。 
単なる食欲減退であれば、まず脂質を下げたゴハンに変更するだけでも食べられるようになるかもしれません。

肝機能が低下している場合や消化能力が落ちている場合は、食べやすい程度に減らしてください。
(カロリー不足は、炭水化物とタンパク質量を上げてね。)


●炭水化物・食物繊維について

消化には必須の栄養素であり、全身免疫の要になる栄養素です。
同時に、キャットフードでは、とっても安易に扱われている栄養素です。

コツン!カラン!と音がするようなウンチのネコちゃんは摂取量が足りていません。
下痢や軟便を繰り返すネコちゃんも同様です。

これまでなおざりになっていた場合は、補充して腸環境から修復し直さなければなりません。
まずはフルーツザイムからどうぞ。


●ビタミン・ミネラルについて

太る・食べているのに太らない・食欲不振・持続力の低下・ホルモン疾患・免疫力の低下やアンバランスなど、
貴方が気づかない不定愁訴的な小さなトラブルから、各種臓器疾患に至る大きなトラブルまで、
ありとあらゆるトラブルの根っこがビタミン・ミネラルの不足にあります。

元気なシニアを経て天寿を望んでいらっしゃるなら、キャットフードだけに期待する事は危険です。


●消化酵素について

消化酵素とは 消化に必要な触媒 を指す言葉で、
 自分の身体で作り出す 体内酵素(アミラーゼ、プロテアーゼ、ラクターゼ、リパーゼ他)
  と
 食品から得られる 食品酵素(プロバイオティクスを含む) に 分かれます。

消化酵素を100とすれば、 体内酵素 50 + 食品酵素 50 を使って、ネコちゃん達はゴハン消化しています。
食品酵素 50 が 無ければ、体内酵素を 100 にしなければなりません。
この追加分 50 は、身を削って作っています。・・・これは残念な命の前倒しです。


んが、残念なことに、食品酵素そのものは 体内酵素のようなことは出来ません。
食事と共におなかに届く菌達にもゴハンと住処が必要なのです。
シッカリと食事が出来た菌達は数を増やすことで、体内酵素に劣らない働きが出来るようになります。

市場にある消化酵素サプリメントのほとんどは食品酵素です。

ゴハンに炭水化物や食物繊維が不足していれば、消化酵素サプリメントの効果は半減します。

食品酵素には相性があります。
・・・そのため当店ではタイプ違いの消化酵素サプリメントを各種ご用意しています。

体内酵素を作っている臓器は主に膵臓です。命の前倒し覚悟で酷使すれば膵炎です。
その前に、必ず食べムラや食欲不振が現われます。



当店ではアイテム毎にタンパク質と脂質の含有バランスを商品ページでお知らせしています。

例:

    

上手に組み合わせて、理想のバランスに近づけてください。












  元気なワンちゃん♪
  ドッグフードを使う時に気をつけたいこと・・・・



ドライフード・ウェットフード共に、補助食(総合栄養食の基準に満たない栄養バランス)の製品が
日を追う毎に増えています。

総合栄養食やコンプリート食を謳っている製品であっても、かつてのような安心レベルにはありません。

原材料や保証値、製品の特徴をシッカリと見極めて選びましょう。

当店ではアイテム毎に適切な使い方を商品ページでお知らせしています。
お守りくだされば、多くの病気予防に繋がります。ぜひ実践してください。


●食事回数について

体質・年齢・消化能力に合わせた食事回数が必要です。
実は2回/日の食事では対応できないワンちゃんが沢山いらっしゃいます。
個性を見極めて、ワンちゃんが望む食事回数で、必要栄養を確保出来るようにしてあげてください。

但し、ワンちゃんは「満腹中枢が鈍い、満腹を感じにくい」ため、常に食べ過ぎ傾向にあります。
欲しがるままに食べさせてはいけません。 
健康時は2回食/日が理想であり、バランスのよい食事であればオヤツも不要です。


●水分について

沢山飲んでくれるワンちゃんですから、飲み水は水道水のお宅も多いのではないでしょうか?。

水分は運搬係りの役割があります。つまり解毒のツールの一つです。
有効に働いていれば、解毒は十分なはずなのに、昨今の上がり続ける腎不全罹患率はどうしたことでしょう。

ゴハンだけで無く、飲み水にも気を配って差し上げてください。
貴方が飲めないお水は、断じて飲ませるべきではありません。

自発的飲料水や食事に混ぜるお水は、
浸透性が高く、吸収に余分なエネルギーを必要としないピタリゲンを使用しましょう。


●タンパク質について

キャットフードよりも低く設定されているドッグフードですが、
知らず知らずのうちにオヤツなど底上げされているため、過剰摂取に陥りやすい栄養素です。

ジャーキー類が止められないワンちゃん達は、まずゴハンの見直しが必要です。

設定量が低いだけに、後期腎不全ちゃんや高齢ちゃんの場合、タンパク質量を下げれば
必ず衰弱は加速します。


●脂質について

最も消化に負担を来す栄養素であり、旨みを感じさせる栄養素です。 
そもそも、運動量が少ない日本のワンちゃん達にとってAAFCO基準が高いため、
下げる努力をしなければなりません。


●炭水化物・食物繊維について

消化には必須の栄養素であり、全身免疫の要になる栄養素です。

ワンちゃん達のお口も好きな栄養素のため、増量は簡単です。
その分、消化不良を起こす状態であっても無理をして食べてしまいます。
これでは、腸管免疫を上げる力価には到達しません。

喜んで食べてくださる栄養素ですから、最大限に生かしてこそ価値が上がります。

これまでなおざりになっていた場合は、補充して腸環境から修復し直さなければなりません。
一定の食事量があるワンちゃんなら、まずはドッグチーボからどうぞ。

また、この栄養素は 大型犬ちゃんほど必要量が増えて参ります。ご注意ください。

これまでキチンと補充してくださっていた場合は、オヤツとしての果物や焼き芋を増やしましょう。
但し、このことによってウンチは変化してきます。調整量はウンチで判断してください。


●ビタミン・ミネラルについて

太る・食べているのに太らない・食欲不振・持続力の低下・ホルモン疾患・免疫力の低下やアンバランスなど、
貴方が気づかない不定愁訴的な小さなトラブルから、各種臓器疾患に至る大きなトラブルまで、
ありとあらゆるトラブルの根っこがビタミン・ミネラルの不足にあります。

元気なシニアを経て、天寿を望んでいらっしゃるなら、ドッグフードだけに期待する事は危険です。


●消化酵素について

消化酵素とは 消化に必要な触媒 を指す言葉で、
 自分の身体で作り出す 体内酵素(アミラーゼ、プロテアーゼ、ラクターゼ、リパーゼ他)
  と
 食品から得られる 食品酵素(プロバイオティクスを含む) に 分かれます。

消化酵素を100とすれば、 体内酵素 50 + 食品酵素 50 を使って、ワンちゃん達はゴハン消化しています。
食品酵素 50 が 無ければ、体内酵素を 100 にしなければなりません。
この追加分 50 は、身を削って作っています。・・・これは残念な命の前倒しです。


んが、残念なことに、食品酵素そのものは 体内酵素のようなことは出来ません。
食事と共におなかに届く菌達にもゴハンと住処が必要なのです。
シッカリと食事が出来た菌達は数を増やすことで、体内酵素に劣らない働きが出来るようになります。

市場にある消化酵素サプリメントのほとんどは食品酵素です。

ゴハンに炭水化物や食物繊維が不足していれば、消化酵素サプリメントの効果は半減します。

食品酵素には相性があります。
・・・そのため当店ではタイプ違いの消化酵素サプリメントを各種ご用意しています。

体内酵素を作っている臓器は主に膵臓です。命の前倒し覚悟で酷使すれば膵炎です。
その前に、必ず食べムラや食欲不振が現われます。











なが~~~~~い胴体にも関わらず、ビックリするほど腸が短い子たち、、、
、、、、それがフェレットちゃん。

フェレットちゃんは腸が非常に短く、ゴハンを食べてもすぐに排泄してしまいます。
その時間は最短で3時間ほどで、大半は半日のうちに排泄してしまいます。
・・・・・栄養素を分解・吸収する前に排泄に回ってしまいます。(ウンチは栄養の宝庫!)

しかも、、、、
その腸が驚くほど傷つきやすいにも関わらず、ネコサンのお口のようにその危険回避が出来ません。
、、、、それがフェレットちゃん。

このことから、フェレットちゃんのゴハンは
ネコちゃんやワンちゃん以上に、消化や吸収について気を配る必要があるのです。

当店ではこんなセンシティブなフェレットちゃんに、
安心してお使いいただけるアイテムと、その適切な使い方を商品ページでお知らせしています。
お守りくだされば、多くの病気予防に繋がります。ぜひ実践してください。



 元気なフェレットちゃん♪
 そのままの状態でドライフードやウェットフードを食べてはいけません。
 複数ブレンドも止めましょう。



●フェレットフードはキャットフード以上の高タンパク高脂質に設計されています。
 吸収する量が少ないなら「大盛りにしておけば良い!」の乱暴な発想がこれにあたります。
 この無茶を続けることこそが、フェレちゃんを3大疾患に結びつけてしまう元凶なのです。

●炭水化物や食物繊維は不要とさえ言われる誤解があります。
 炭水化物や食物繊維が持つ役割の1つに「消化を促すための触媒」があります。
 動物性食材を食べるなら、その量に見合った炭水化物や食物繊維が不可欠です。

 ですが、フェレットフードの製法はドッグフードの製法と大きな違いはありません。
 ここにボタンの掛け違い起きてしまいます。

 フェレットちゃんの消化器官に見合う製法で作れないなら「入れない方がマシ!」という乱暴な解釈が、
 いつの間にかフェレットちゃんに「炭水化物や食物繊維を食べさせてはいけない」なんていう誤解を
 根付かせてしまった現実があります。

 「消化に配慮した炭水化物や食物繊維」であれば、フェレットちゃんのウンチトラブルは
 簡単に解消出来るのです。

●飼育頭数が少ない分だけ研究対象から外れます。
 少しでも良いゴハンを選びたいと思う親心は「誰にも負けない!」と思っていらっしゃる方がほとんどでも、
 絶対的な飼育頭数が少なければメーカーさんを動かす原動力になりにくいのが現実です。
 そのためフェレットフードは、キャットフードやドッグフーと違い、進化も向上もし難いのですね。

 「フェレットだからフェレットフードを選ばないと!」と思われがちですが、それは正しい選択ではありません。
 粗悪な原材料、合わない栄養バランス、不適切な製法で、我が子を苦しめる必要は無いのです。

●追求されなければ向上もない。
 キャットフードやドッグフードの上級クラスのメーカーさんによる品質の改善は日進月歩にもかかわらず、
 フェレットフードは大幅に後れを取っています。

 飼育頭数が少ない分だけに、飼い主さん方の経験不足も顕著です。
 非常識とも申し上げて遜色ないような「骨董品級の知識」が、
 正しい飼育方法であったりゴハンの常識としてまかり通っていることがフェレットちゃんの世界です。


さらに詳しくは以下でご説明致します。
  TOPページ  フェレットフード
              └フードガイド
                 └フードガイド/選び方
                 └フードガイド/食べ方




生体や専用サプリメントを販売なさっている店舗さんは沢山有るでしょうけれど
天寿まで育て上げるプロの方々ではありません。

NinnaNannaは、
副腎疾患・リンパ腫・インスリノーマと一切無縁の子たちを天寿まで育てることができる経験者として、
三大疾患を含めた多くの病気のフェレットちゃん達を治してきたプロとして、
これからも適切な飼育方法の伝授と注意喚起を発信する役割を担って参ります。



些細な事でもかまいません。ご不明点はお気軽にご相談ください。





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ネコちゃんにはキャットフードを。
  ワンちゃんにはドッグフードを。
    フェレットちゃんにはフェレットフードを。

これって「常識」のように言われていますが、その理由は??? 

キャットフードも、ドッグフードも、
全ての栄養素において、AAFCOの栄養基準を満足に足る含有量で提供できる製品はありません。
実は、最低基準はかろうじて満たしているとか、主要栄養は満たしている・・程度なのです。

フェレットフードにおいては、基準すらありません。


ペットフードは・・・・人のためにある加工品です。 売るために作られた企業製品です。


便利でお手軽なペットフードは、欠陥を補ってこそ、その価値が出てきます。

貴方が考え抜いて選んでくださったゴハンであっても、
「ウチの子の為にある優れたゴハン」と勘違いしないで、上手に使いましょう。









トラブルを抱えているシッポちゃんのゴハン選び



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はじめに・・・・


順を追ってご覧くださった皆様にはすでにご承知のとおり、
トラブルを抱えている子達に共通していることはゴハンの不備でした。

自然治癒力で回復を目指すなら、ゴハンの見直しと栄養の改善は最低限の課題です。

今からお伝えすることをご覧にならないまま、それぞれのシッポちゃんの項目に一足飛びにジャンプされた方は、
遠回りを選択されることになるかもしれません。 

・・・・・・急ぐときほど「急がば回れ」ですヨ。 
    まだの方は「我が子を知らないために起きるミスマッチ」を先にご覧くださいね。



トラブルを抱えているシッポちゃんのゴハン選びが一番難しいのです。(T-T)

こうした子達の難しい個体差に合わせた きめ細やかなゴハン を用意するためには、
【柔軟な発想】と【軽やかなフットワーク】が求められます。

柔軟な発想とは、、、、
シッポちゃんから発せられるサインに対応できるだけの知識量であり、
そこから生まれる想像力と創造力の豊かさです。

軽やかなフットワークとは、、、、
得られた情報を行動に移せるスピード感 と そのためのスタミナ・タフさです。


もしかすると、、これだけでも、重~~~く感じられるかもしれませんが、
命を扱っているのですから、トーゼンですよね?    これが 愛 ってモノです。




終生飼育ベテラン飼い主として^^、あるいはネコサン専門店として、
ネコサンを軸にワンちゃんとフェレットちゃんを比較すると、以下のようになります。
【柔軟な発想】のキーになる部分ですから、スルーしないで覚えてくださいネ。




キャットフードも、ドッグフードも、フェレットフードも、、、
使用されている食材や、加工方法には大きな違いはありません。
顕著なことは成分値の違いです。 さらに付け加えるなら「質の差」なのですね。
危機回避能力が高い分だけキャットフードの質は各社とも気を遣っていらっしゃいます。^^
また、成分値は「混ぜ合わせ」を行うことで、ご自宅で自在に調整が可能です。


食べられる状態にないから食べないのです。

封を切って、前に置くだけでは、食べられなくて当然です。

そのまま食べてくれるモノを探し回っても、見つからないのは当然です。

本当に必要なことをしなければ、どんどん粗悪なゴハンになってしまうのは目に見えています。


手遅れになる前に、、、、、、親としてすべきことをなさってください。






調子が悪い=食事量が減る  
これをあるがままに過ごしてしまうと、取り返しが付かないところ簡単に行っちゃいます。

それを現実化にさせてしまうのが、ネコサン特有の「危機回避能力」です。

身体に負担を掛ける、あるいは今の身体にとって優先度が低いものは避けようとします。
但し、これは身体にとっての全てではありません。 単にお口の問題も含んでいます。

そのため、食べさせたいが故に「食べるモノだけ」に特化したゴハンに拘ると、
自然治癒力は望めません。 時間と共に衰弱させるだけになります。

赤信号!になってからでは間に合いませんから、お口に美味しいゴハンを優先させるのなら、
苦手な栄養素はシリンジで飲ませる程度のことは、早い時期から励行ください。

ネコちゃんのケア食で重要なポイントは、
1: タンパク質を上げる。
2: 脂質を下げる。
3: 必要水分の確保
4: 炭水化物・食物繊維を上げる。
5: 食べる量に見合うビタミン・ミネラルの確保










  【柔軟な発想】が求められます。




●食事回数について

生存のために体内のタンパク質や脂質を使用しているために「痩せ」が始まっています。
これまでの2回食/日では無理なサインとして捉えましょう。 満腹×最低3食は食べさせてあげてください。

●水分について

1回の食事量が減っている分だけ、水分摂取量も減っています。
シリンジで飲ませることや、定期的な皮下輸液も検討しなければなりません。

自発的飲料水や食事に混ぜるお水は、吸収に余分なエネルギーを必要としないピタリゲンを使用しましょう。
もちろん、タヒボNFDMRN-100も併用してください。


●タンパク質について

お気に入りのゴハンのローテーションの中に、タンパク質量多めのメニューを組み込んでください。
(その頻度や量は病状や食欲によって異なります。)

いつものゴハンに、タンパク質含有量の高い補助食ウェットフードを追加することで、簡単に出来ちゃいます。

このことは、腎不全であっても同じです。
特に高齢ちゃんの場合、タンパク質量下げれば必ず衰弱は加速します。


●脂質について

最も消化に負担を来す栄養素です。 
単なる食欲減退であれば、まず脂質を下げたゴハンに変更するだけでも食べられるようになるかもしれません。

肝機能が低下している場合は、食べやすい程度に必ず減らしてください。(その分、タンパク質量を上げてね。)

旨みを感じる栄養素のため適量は嗜好性も上がります。
食べられる( ≒消化が出来る)時は増量してカロリー確保に努めてください。


●炭水化物・食物繊維について

消化には必須の栄養素です。 

これまでなおざりになっていた場合は、補充して腸環境から修復し直さなければなりません。
一定の食事量があるネコちゃんなら、まずはフルーツザイムからどうぞ。

これまでキチンと補充してくださっていた場合は、少し減らして動物性食材を増やしてくださってもかまいません。
但し、このことによってウンチは変化してきます。調整量はウンチで判断してください。


●ビタミン・ミネラルについて

生存のために体内のタンパク質や脂質を使用しているために「痩せ」が始まっています。
このタンパク質や脂質量に見合うビタミン・ミネラルの不足が、症状悪化を招いています。

これまで追加補充していなかった場合は、基本のサプリメントを規定量を目標に食べてもらいましょう。
これだけで元気になってくださることも多いのですから。

これまでキチンと補充してくださっていた場合は、健康時の摂取量は最低量とお考えください。






【柔軟な発想】と【軽やかなフットワーク】の双方が求められます。
ご自宅での毎日の皮下輸液 や シリンジでの強制給仕が必要な時期です。


●食事回数について

長い時間をかけて体内のタンパク質や脂質を生存のために使用している所為で、
「痩せ」が一掃酷くなっています。
これまでの食事回数ではどうにもなりません。夕方から明け方にかけて、さらに回数を増やしてください。

●水分について

自発的摂取量+ゴハンから得られる水分量+シリンジから飲める摂取量=総水分摂取量 です。
これを健康時と比較してみてください。

【足りない量+α】を必ず皮下輸液で補わなければ、到底食べられる身体にはなりません。
皮下輸液は水分の補給だけで無く、狂った体内phの改善としても効果を発揮します。

自発的飲料水や食事に混ぜるお水は、吸収に余分なエネルギーを必要としないピタリゲンを使用しましょう。
もちろん、タヒボNFDMRN-100も併用してください。

お水についての詳細は 気になる症状別一覧 番外編/水分は本当に腎臓に悪いのか? も併せてご覧ください。

●タンパク質について

身体を作るための栄養素です。
痩せだけの問題ではなく、免疫低下、ホルモン分泌の悪化、低アルブミンや貧血などが始まります。
これらを回避させるためにも、シッカリ食べてもらってください。

タンパク質含有量の高い補助食ウェットフードを中心に、食べやすい脂質量を確保しましょう。

このことは、腎不全であっても同じです。
特に高齢ちゃんの場合、タンパク質量増やさなければ衰弱は加速します。


●脂質について

最も消化に負担を来す栄養素のため、必要であっても食べられないのがこの時期です。
ですが、食欲をそそる栄養素であり、エネルギー源でもあります。

問題は、食べられない身体のネコちゃんにとって、その適量が千差万別な点です。

脂質は炭水化物やタンパク質の2倍強のカロリー源になります。
脂質を減らすなら、炭水化物やタンパク質でカロリー不足を補わなくてはなりません。

食べ慣れたゴハンに、炭水化物やタンパク質を足すだけでも脂質減のゴハンが出来上がります。
臨機応変な併用を柔軟に考えて差し上げてください。


●炭水化物・食物繊維について

極端に食事量が減れば、すでに便秘が始まっているはずです。
これは炭水化物・食物繊維の摂取量が落ちている(脱水も手伝っている)ためなのですが、
これらは、本来、消化には必須の栄養素です。 

皮下輸液で十分な水分量が確保出来ていることを前提として、
食べられるゴハン量に見合った ピアットα と フルーツザイム を併用してください。

健康な頃と比較した場合、少し摂取量が減ってもかまいませんが、
ウンチをする力さえもひねり出せなくなるのがこの時期です。
たかが便秘で獣医さんに走ることにもなりかねません。

楽なウンチのためにも、量は減らしてもゼロにはなさらないように気をつけてください。


●ビタミン・ミネラルについて

生存のために体内のタンパク質や脂質を使用しているために「痩せ」が顕著です。
このタンパク質や脂質量に見合うビタミン・ミネラルの不足が、症状悪化を招いています。

これまで追加補充していなかった場合は、基本のサプリメントを規定量を目標に食べてもらいましょう。

ほんの少しずつでも食事回数が多いわけですから、必要量の摂取は難しくありません。

お口は嫌うかもしれませんが、確実にネコちゃんをラクにしてくれる必須栄養素です。

回復のチャンスを貴方が奪うことは、絶対になさらないでください。





ワンちゃんは走る動物です(*^_^*)
その体質を維持するために食事にも「持続力」が求められます。

この持続力を維持する栄養素が脂質です。旨みを感じやすい栄養素のため嗜好性にも繋がります。

そのため、、、以下の2点の栄養構成が特徴的です。
 1: 高脂質になるように、
 2: それを最小限消化させるための炭水化物と食物繊維が確保されている。


んが、ソリを引いたりや牧羊を手伝うなどの使役犬なら並外れた持続力も必要でしょうけれど、
日本で暮らすワンちゃんたちは、中・大型犬であっても働かされたりしていません。

犬種や年齢に応じた「満足してもらえる運動量」があれば十分ですし、
健康で出来るだけ長生きして欲しいと願う親心は共通のはずです。

もしも、こうしたドッグフードの設計が正しければ、これだけアレルギーや肝臓や心臓に
関連する疾患に関わるワンちゃんたちが居るはずはないと思わなくてはなりません。


一方で、雑食の腸環境があるために、炭水化物と食物繊維が好きって事もありますよね?
お芋やお野菜、果物がこの供給源に当たります。
これらは、本来、高脂質(及び高タンパク)の負担を、回避させる栄養素であることを
忘れないでください。


しかも、元来、食べることが大好きな子たちなので、ネコちゃんのような危機回避を
自ら行うことは得意ではありません。


そこでどうなるか・・・・・・・><;

●合わない栄養バランスをスンナリと受け入れてしまう。
 多い脂質、少ない炭水化物と食物繊維、少ないビタミンミネラルが解毒の妨げになります。

●良くない品質も受け入れてしまう。
 危機回避が苦手なことは、お口が製品の質を吟味できません。
 原料の鮮度とそれぞれの量、添加物の質や量、さらには家庭での環境管理に至るまで、
 その影響は広範囲に及んでしまいます。

●消化の悪いモノも無理して食べてしまいます。
 メーカーさんが違っても既製品の製造方法に大きな違いはありません。
 「食べてもヘッチャラ!」という無理が働いてしまうのは、若くて健康なときだけだと認識しましょう。

●それでもNOがなかなか言えない。
 病気になるまで「NO」が言えないワンちゃんたちです。
 病気になってからでも「NO」が言えないワンちゃんたちです。
 上質な既製品であっても、完全手作りであっても、ワンちゃんたちはそのゴハンに
 簡単に「NO」を言ってくれません。

●言えないから気にしてもらえない。 が起きてしまいます。(T-T)
 お口での意思表示は苦手でも、合わないゴハンを続けていれば、
 身体からは沢山のNGサインが出ています。
 貴方の観察眼がなければ、事前に察知することが出来ないのがワンちゃんであることを
 ぜひ覚えておいてください。

●ボスに服従するのがワンちゃんですから、NO!を言うことも遠慮しちゃうのですね。
 褒めてもらうことが嬉しくて、無理に食べちゃうワンちゃんだっていますよ^^;

こうしたことから、総じてネコちゃんよりも病気罹患率が高くなり、
お家で治せるチャンスにも恵まれません。



「スンナリと受け入れてしまう」の点においては、医薬品も同様です。
ネコちゃんと違って通院や受診が簡単なため過剰医療に陥りやすく、
身体がこれを拒否できなかったり、副作用によって改善が遅れたり、
改善の目処すら立たなくなってしまうこともしばしば起こります。
・・・こんなことでは折角の在宅ケアも歯が立ちません><:


主張が出来るワンちゃんもいらっしゃいます。(*^_^*)
んが、そうしたワンちゃんたちであっても、大半の子たちはネコちゃんの比ではありません。
また、ネコちゃん級の危機回避能力を持ったワンちゃんも極少数派としていらっしゃいます。
こうしたワンちゃんたちは、そうならざるを得ない内なる大きな理由が必ずあるため、
一般的な食事ケアでは結果が出せません。


ワンちゃんのケア食で重要なポイントは、
1: 脂質を下げる。
2: タンパク質を上げる。
3: 炭水化物・食物繊維を上げる。
4: 必要水分の確保
5: 食べる量に見合うビタミン・ミネラルの確保








  【柔軟な発想】が求められます。



●食事回数について

生存のために体内のタンパク質や脂質を使用しているために「痩せ」が始まっています。
これまでの2回食/日では無理なサインとして捉えましょう。 満腹×最低3食は食べさせてあげてください。

●水分について

1回の食事量が減っている分だけ、水分摂取量も減っています。
シリンジで飲ませることや、定期的な皮下輸液も検討しなければなりません。

自発的飲料水や食事に混ぜるお水は、吸収に余分なエネルギーを必要としないピタリゲンを使用しましょう。
もちろん、タヒボNFDMRN-100も併用してください。


●タンパク質について

お気に入りのゴハンのローテーションの中に、タンパク質量多めのメニューを組み込んでください。
(その頻度や量は病状や食欲によって異なります。)

いつものゴハンに、タンパク質含有量の高い ネコちゃん用補助食ウェットフード を追加すれば簡単です。

このことは、腎不全であっても同じです。
特に高齢ちゃんの場合、タンパク質量を上げなければ衰弱は加速します。


●脂質について

最も消化に負担を来す栄養素です。 
単なる食欲減退であれば、まず脂質を下げたゴハンに変更するだけでも食べられるようになるかもしれません。

肝機能が低下している場合は、食べやすい程度に必ず減らしてください。(その分、タンパク質量を上げてね。)

旨みを感じる栄養素のため適量は嗜好性も上がります。
食べられる( ≒消化が出来る)時は増量してカロリー確保に努めてください。


●炭水化物・食物繊維について

消化には必須の栄養素であり、カロリーの供給源にもなります。 

これまでなおざりになっていた場合は、補充して腸環境から修復し直さなければなりません。
一定の食事量があるワンちゃんなら、まずはドッグチーボからどうぞ。

これまでキチンと補充してくださっていた場合は、オヤツとしての果物や焼き芋を増やしましょう。
但し、このことによってウンチは変化してきます。調整量はウンチで判断してください。


●ビタミン・ミネラルについて

生存のために体内のタンパク質や脂質を使用しているために「痩せ」が始まっています。
このタンパク質や脂質量に見合うビタミン・ミネラルの不足が、症状悪化を招いています。

これまで追加補充していなかった場合は、基本のサプリメントを規定量を目標に食べてもらいましょう。
これだけで元気になってくださることも多いのですから。

これまでキチンと補充してくださっていた場合は、健康時の摂取量は最低量とお考えください。






【柔軟な発想】と【軽やかなフットワーク】の双方が求められます。
ご自宅での毎日の皮下輸液 や シリンジでの強制給仕が必要な時期です。


●食事回数について

長い時間をかけて体内のタンパク質や脂質を生存のために使用している所為で、
「痩せ」が一掃酷くなっています。
これまでの食事回数ではどうにもなりません。夕方から明け方にかけて、さらに回数を増やしてください。

●水分について

自発的摂取量+ゴハンから得られる水分量+シリンジから飲める摂取量=総水分摂取量 です。
これを健康時と比較してみてください。

【足りない量+α】を必ず皮下輸液で補わなければ、到底食べられる身体にはなりません。
皮下輸液は水分の補給だけで無く、狂った体内phの改善としても効果を発揮します。

自発的飲料水や食事に混ぜるお水は、吸収に余分なエネルギーを必要としないピタリゲンを使用しましょう。
もちろん、タヒボNFDMRN-100も併用してください。

お水についての詳細は 気になる症状別一覧 番外編/水分は本当に腎臓に悪いのか? も併せてご覧ください。

●タンパク質について

身体を作るための栄養素です。
痩せだけの問題ではなく、免疫低下、ホルモン分泌の悪化、低アルブミンや貧血などが始まります。
これらを回避させるためにも、シッカリ食べてもらってください。

タンパク質含有量の高い ネコちゃん用補助食ウェットフード を併用しながら、食べやすい脂質量を確保しましょう。

このことは、腎不全であっても同じです。
特に高齢ちゃんの場合、タンパク質量増やさなければ衰弱は加速します。


●脂質について

最も消化に負担を来す栄養素のため、必要であっても食べられないのがこの時期です。
ですが、食欲をそそる栄養素であり、エネルギー源でもあります。

問題は、食べられない身体のワンちゃんちゃんにとって、その適量が異なる点です。
(肝機能や胆嚢機能が悪化している場合は、お好きであっても摂取量を下げてください。)

脂質は炭水化物やタンパク質の2倍強のカロリー源になります。
脂質を減らすなら、炭水化物やタンパク質でカロリー不足を補わなくてはなりません。

食べ慣れたゴハンに、炭水化物やタンパク質を足すだけでも脂質減のゴハンが出来上がります。
臨機応変な併用を柔軟に考えて差し上げてください。


●炭水化物・食物繊維について

これらは、本来、消化には必須の栄養素です。 
タンパク質や脂質の摂取量が上がらない場合時ほど、これらを増やしてカロリーの確保が必要です。

一定の食事量があるワンちゃんなら、飛びっきりおなかに優しいドッグチーボからどうぞ。
食べてくださるなら、オヤツとしてのフレッシュな果物 や 焼き芋を増やしましょう。


●ビタミン・ミネラルについて

生存のために体内のタンパク質や脂質を使用しているために「痩せ」が顕著です。
このタンパク質や脂質量に見合うビタミン・ミネラルの不足が、症状悪化を招いています。

これまで追加補充していなかった場合は、基本のサプリメントを規定量を目標に食べてもらいましょう。

ほんの少しずつでも食事回数が多いわけですから、必要量の摂取は難しくありません。

お口は嫌うかもしれませんが、確実にワンちゃんをラクにしてくれる必須栄養素です。

回復のチャンスを貴方が奪うことは、絶対になさらないでください。






なが~~~~~い胴体にも関わらず、ビックリするほど腸が短い子たち、、、
、、、、それがフェレットちゃん。

フェレットちゃんは腸が非常に短く、ゴハンを食べてもすぐに排泄してしまいます。
その時間は最短で3時間ほどで、大半は半日のうちに排泄してしまいます。
・・・・・栄養素を分解・吸収する前に排泄に回ってしまいます。(ウンチは栄養の宝庫!)

しかも、、、、
その腸が驚くほど傷つきやすいにも関わらず、ネコサンのお口のようにその危険回避が出来ません。
、、、、それがフェレットちゃん。

このことから、フェレットちゃんのゴハンは
ネコちゃんやワンちゃん以上に、消化や吸収について気を配る必要があるのです。


にもかかわらず、、、、、

●フェレットフードはキャットフード以上の高タンパク高脂質に設計されています。
 吸収する量が少ないなら「大盛りにしておけば良い!」の乱暴な発想がこれにあたります。
 この無茶を続けることこそが、フェレちゃんを3大疾患に結びつけてしまう元凶なのです。

●炭水化物や食物繊維は不要とさえ言われる誤解があります。
 炭水化物や食物繊維が持つ役割の1つに「消化を促すための触媒」があります。
 動物性食材を食べるなら、その量に見合った炭水化物や食物繊維が不可欠です。

 ですが、フェレットフードの製法はドッグフードの製法と大きな違いはありません。
 ここにボタンの掛け違い起きてしまいます。

 フェレットちゃんの消化器官に見合う製法で作れないなら「入れない方がマシ!」という乱暴な解釈が、
 いつの間にかフェレットちゃんに「炭水化物や食物繊維を食べさせてはいけない」なんていう誤解を
 根付かせてしまった現実があります。

 「消化に配慮した炭水化物や食物繊維」であれば、フェレットちゃんのウンチトラブルは
 簡単に解消出来るのです。

●飼育頭数が少ない分だけ研究対象から外れます。
 少しでも良いゴハンを選びたいと思う親心は「誰にも負けない!」と思っていらっしゃる方がほとんどでも、
 絶対的な飼育頭数が少なければメーカーさんを動かす原動力になりにくいのが現実です。
 そのためフェレットフードは、キャットフードやドッグフーと違い、進化も向上もし難いのですね。

 「フェレットだからフェレットフードを選ばないと!」と思われがちですが、それは正しい選択ではありません。
 粗悪な原材料、合わない栄養バランス、不適切な製法で、我が子を苦しめる必要は無いのです。

●追求されなければ向上もない。
 キャットフードやドッグフードの上級クラスのメーカーさんによる品質の改善は日進月歩にもかかわらず、
 フェレットフードは大幅に後れを取っています。

 飼育頭数が少ない分だけに、飼い主さん方の経験不足も顕著です。
 非常識とも申し上げて遜色ないような「骨董品級の知識」が、
 正しい飼育方法であったりゴハンの常識としてまかり通っていることがフェレットちゃんの世界です。



フェレットちゃんのケア食で重要なポイントは、
1: 炭水化物・食物繊維を下げない。
2: タンパク質・脂質のバランスは出来るだけ変えない。
3: 必要水分の確保
4: 食べる量に見合うビタミン・ミネラルの確保
5: 病気療養時の カロリー維持・食欲改善 として カーボドリンク を積極的に利用する
6: センシティブな腸を傷つけることなく消化させるためのテクニック
7: 短い腸で最大限の栄養吸収をしてもらうためのテクニック





ちゃんも  、ちゃんも

さらに詳しくは以下でご説明致します。
  TOPページ  フェレットフード
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                 └フードガイド/食べ方




生体や専用サプリメントを販売なさっている店舗さんは沢山有るでしょうけれど
天寿まで育て上げるプロの方々ではありません。

NinnaNannaは、
副腎疾患・リンパ腫・インスリノーマと一切無縁の子たちを天寿まで育てることができる経験者として、
三大疾患を含めた多くの病気のフェレットちゃん達を治してきたプロとして、
これからも適切な飼育方法の伝授と注意喚起を発信する役割を担って参ります。



些細な事でもかまいません。ご不明点はお気軽にご相談ください。





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トラブルを抱えているシッポちゃんの場合、ゴハン選び方 と 扱い方の工夫 が難しいのです。(T-T)

こうした子達の個体差に合わせたきめ細やかなゴハンを用意するためには、
【柔軟な発想】と【軽やかなフットワーク】が求められます。

柔軟な発想とは、、、、起こる現象(シッポちゃんから発せられるサイン)に対応できるだけの知識量であり、
              そこから生まれる想像力と創造力の豊かさです。

軽やかなフットワークとは、、、、瞬時に行動できるスピード感 と そのためのスタミナ・タフさです。


もしかすると、、これだけでも、重~~~く感じられるかもしれませんが、
命を扱っているのですから、トーゼンですよね?    これが 愛 ってモノです。



封を切って、前に置くだけでは、食べられなくて当然です。

そのまま食べてくれるモノを探し回っても、見つからないのは当然です。

本当に必要なことをしなければ、どんどん粗悪なゴハンになってしまうのは目に見えています。


手遅れになる前に、、、、、、親としてすべきことをなさってください。







サプリメントの考え方



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 サプリメントとは?

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 サプリメント(supplement)とは、
 栄養補助食品とも呼ばれ、
 ビタミンやミネラル、アミノ酸など栄養を
 補助することや、
 ハーブなどの成分による薬効を
 目的として取り入れる食品のこと。

 健康の維持・増進に役立つ特定の成分を
 濃縮し錠剤やカプセル状にしてあります。

 利用目的は、健康の維持・増進や病気の予防、
 食事で不足している栄養素の補給や強化、
 疲労回復、美容やダイエットなど様々です。

 医薬品ではないものの、病気の治療目的に使用されるものもあります。

 目的や役割によって、 【ベース】【オプショナル】【ヘルス】の3種類に、大別することができます。



身体の基礎をつくるために必要なアミノ酸・ミネラル・マルチビタミン・食物繊維などを補います。

特定栄養を単体で販売されるものや、マルチビタミン・マルチミネラルなどのような複合形で
販売されるものがあります。

単体もしくは複合型で選ぶべきかは、目的および製品毎の含有量やポテンシャルによって異なります。

本来はゴハンに含有されるはずの「不足を補う栄養サプリメント」と捉えてください。
個々の栄養の役割を理解したうえで、ご自分判断するか、迷うときは信頼出来るshopに相談するようにしましょう。




オプショナルサプリメントは、ウコン、マカ、ブルーベリー、グルコサミンなどは体調の回復のために利用します。

医薬品のような期待を寄せてしまうサプリメントがこれに属します。
有効成分の抽出タイプと、有効成分を含む材料のホールタイプがあります。

医薬品では無いため、必ずしも貴方が期待するような効果が無いかもしれません。
場合によっては、副反応が出ること、飲み合わせに注意が必要なモノもあります。

特に、人よりも解毒機能が劣るシッポたちに選ぶ場合は、効能書きだけに頼らず、主原材料や副原料にまで
眼を光らせなければなりません。

ある意味、最も注意が必要なサプリメント類がこれに当たります。

主原料・副原料を理解したうえでご自分判断するか、
迷うときは動物向けの利用に詳しい方がいらっしゃる信頼出来るshopに相談するようにしましょう。




ヘルスサプリメントは、健康維持や美容などのために利用するイソフラボン、ローヤルゼリー、
プロポリス、セサミン、オメガ3脂肪酸、カテキンなどがあります。

ベースサプリメントから範囲を広げたを広げたサプリメント類がこれに属します。
ベースサプリメントの栄養補助から目的重視に軸足が変わりますが、
ベースとなる栄養が整ってこそ、力を発揮するヘルスサプリです。間違えないようにしましょう。




日本においてはハーブは医薬品として扱われませんが、漢方薬は医薬品扱いです。
欧米でのハーブはベースサプリメントとして認められており、医薬品として扱う国もあります。
この扱いの差は、効果・効能よりも、利用実績や歴史が物語る文化の差です。



ハーブと漢方薬は、主に葉・実・根を原料にしています。
ある意味お野菜と同じですが、特定成分の含有量が標準的なお野菜よりも際立っている点が違いです。

噛む・煮出す・お湯を注ぐなど服用方法は異なっても、有効成分だけを抽出しているわけでは無く、
ホールフーズ(まるごといただくの考え方)に準じるため、必ず不要な成分も一緒に服用することになります。

必要成分だけを取り出すことが出来ないため、これらを治療目的に使用する場合、
不要な成分が副反応をもたらす場合があります。

この副反応を加味してさらに原料を調整しながら、よりその人の体質に合った組み合わせを選ぶことが出来るため、
ハーブや漢方薬は「穏やかな作用と緩やかな副反応」が好まれるところです。


ところが、これらをシッポたちに利用する場合、人よりも解毒能力が低い分だけ副反応のリスクが上がります。
しかも、その副反応を伝える事が出来ません。

こうしたことから、当店ではハーブのご紹介にはとりわけ慎重を期しており、
お客様自身でセレクトされたハーブについては、中止をお願いする事が多々あります。

特に漢方薬については、副反応が無いと言及(≒含有量が少ない)された獣医さんから、
お求めになられたものについては、中止をお願いしております。

ハーブも漢方薬も医薬品であることを、お忘れになりませんようお願い致します。




当店でご用意するサプリメント類は「シッポたちに不足する栄養素」が大前提です。

基本サプリメント としてご紹介しているアイテム群は、まさにベースサプリメントです。
多くの単独アイテムもこれに含まれます。

圧倒的なご指示をいただいているタヒボNFDMRN-100など特定の機能を求めるモノは、
オプショナルの部類とお考えください。
但し、当店でご用意しているこれらは、食品・他サプリメント類・医薬品との併用においても
安心してお使いいただけます。
(注意をしていただく必要がある場合は、商品ページでご案内しています。)






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 過剰症を考える

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当店でご紹介してる製品について過剰症をご心配であれば、それは「アヒルさんが溺れる!」様なモノです。


もちろん、世の中にはありとあらゆるサプリメントが溢れかえっていますから、
中には、過剰症を心配すべき使い方をなさっている方もいらっしゃると思います。
んが、これはサプリメントに限らず、ペットフードでも、手作りご飯においても共通です。
何事も・・・・過ぎたるは及ばざるがごとし・・・・なのです。

そうしたことが起こらないための商品ラインナップと、
個体差に合った使い方のアドバイスが専門店の務めですが、
お客様ご自身が慎重でなければ、こうしたことも有効に機能しません。


栄養はバランスです。

「今が万全!!」であれば、非常識なほどの摂取を行わない限り問題にはなりません。

 心配すべき例として・・・・
  脂溶性ビタミン剤をゴハンと同じくらいの量を毎日毎日食べ続ける。
  カルシウムサプリメントだと勘違いして、骨や卵の殻、サンゴを毎日毎日食べ続ける。 etc (T-T)


たとえ摂取量が十分に見えても、それが身体が求める必要量に見合っていなければ意味がありません。

人は頭で理解するからこそ、無茶な量の摂取も起きてしまいますが、
そんな強引なことをシッポたちが簡単に受け入れられるはずはありません。
食べてくれる常識的な範囲であれば、過剰症を記していただく必要は一切ありません。

ペットフードが「全ての栄養をカバー出来ている」と思うことが、そもそもの間違いです。

不具合は・・・ゴハンが万全でないために起こることをお忘れになりませんように。






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 不足を認めなければ先には進めない

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毎日の不足が長く続けば、代謝の異常と解毒不足は免れません。

この代謝異常と解毒不足が、やがて病気になって現れます。

何処に、どのような形で出てくるかは「個体差次第」です。

たとえば、
ある子はアトピーであり、ある子は肝臓であり、ある子は癌であり。ある子は腎臓であり、
ある子は心臓であり、ある子はリンパ腫であり、ある子は胃腸疾患であり、
ある子は感染症キャリアから抜け出せず、ある子はパテラであり・・・と、数限りなくあります。

神経症状1つとっても、しびれやてんかんやひきつけ、さらには鬱や認知症、問題行動まであります。


獣医さん的に申し上げればこれらは全て別の病気ですが、ホリスティックでは違います。

どんなときも不具合があれば「治すため」の作用が働いています。
こうして治っていくことが自然治癒であり、治すための力が自然治癒力ですよね?

身体は1つですから、凹んでいることがあれば、それをカバーするために頑張る作用も兼ね備えて居るのです。

赤ちゃんとして誕生し瞬間から、こうした自然治癒力もゴハンから得られる栄養が担っています。

常に栄養が万全であれば、少々の不具合は自然治癒が可能なはずなのに、
病気になってしまうと言うことは、万全で無かったことを貴方が認めなくてはなりません。
すなわち、もしも1つの不具合があれば、2つめ、3つめは予備軍として潜んでいると考えなくてはなりません。

これまで気を配り工夫をなさってき方には、辛くて厳しい現実ですが、
まだ足りていなかったことや方向性が違った事を認めることで、先の選択肢が見えてくるのですね。


どんなに上質であって、,ペットフードは万全ではありません。
どんなに工夫を凝らしても、一般的な手作りご飯は万全ではありません。


万全でないなら、その不足を補って、枯渇から脱出させ、
 ・代謝の促進(栄養の利用効率UP)
   と
 ・解毒の改善(体内に蓄積された有害物質の排出と中和)  を 行わなければ、
今ある病気だけで無く、隠れている2つ目、3つ目の予備軍が表面化する恐れもあります。


最も足りていないビタミン・ミネラル・消化酵素(全てベースサプリメント)から補って差し上げてください。
基本サプリメント としてご紹介しているアイテム群がこれに当たります。。

これらはオプショナルサプリメントの作用をを押し上げる働きも担っているのですから。







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 不要なサプリメント

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 沢山の製品があるため、
 誰もが迷っちゃいます。

 一飼い主にすぎなかった当時を振り返っても
 商品キャッチフレーズに引き込まれたり、
 ユーザーレビュー信じちゃったり、
 一番大事な原材料を見落としたり・・と、
 失敗も数々。><

 心が求めている効果を追いかけた結果です。


こうした選び方は、思うほど結果に繋がりません。 なぜなら、不要・・・・だったからです。

一方で、こうした選び方であっても、有効な場合もあります。
なぜなら、その成分が【恐ろしく枯渇状況】だったから、
あるいは【身体が乗っ取られた】かのいずれかです。





●有効成分以外の副成分が不適切な製品

 有効成分は優れていても、それ以外の成分量が圧倒的に多かったり、その品質が悪い。
 または、それらの組み合わせが悪い製品も多々あります。

●てんこ盛りタイプ

 良さそうな成分を あれもこれも の足し盛りで、オールインワンを謳っている製品
 一見優れていそうでも、個々のの含有量が微量で有効域に達していないこともあります。
 目的がブレていては意味がありません。

●添加物無しの不確かさ

 カプセル、ソフトカプセルにまで十分に配慮されているかは別の事です。
 一般的なヒューマングレードは、原則としてシッポたちには不向きです。
 特に「食べやすい」ことを歌っている製品は、そのための添加物の方が圧倒的に多い可能性も想像してくださいネ。

●流行の成分、流行のサプリメント の必要性

 何処のお店でも目に付く「流行」の成分やアイテムは、斜めから見ましょう。

 サプリメントは「我が子に不足している事」が前提です。

 流行に流されず、冷静に判断出来る目や意識が必要です。

●ユーザーレビューを信じてはいけない

 どのような生活環境で、どのような食生活をしているか、体質も分からないシッポちゃんと、
 貴方のシッポちゃんを重ね合わせることは大変危険です。
 さらに申し上げれば、そのレビューが真実とも限りません。

●ヒューマングレードが優れているとは限らない

 動物用として販売されていても、シッポたちの肝臓では解毒できない成分が含まれていることもあります。


ご心配なときは、どんなサプリメントであっても、製品毎の十分な知識と実績をお持ちのうえで、
シッポたちの身体についても詳しい経験豊富なshopさんに直接ご相談ください。


・・・・・・・・・・・全ては我が子のために。




ちょっと怪しいサプリメントであっても、レビューには「元気になりました!」とか「改善しました!」と、
喜ばしいコメントが寄せられているケースが少なくありません。

こうしたケースは「恐ろしく枯渇していた」事がその理由です。

「え~~~っ、本当なの??」と思っちゃうほど、その子は枯渇していたために、
その程度の量や質でも、改善が見られたのですね。


では、貴方のシッポちゃんがそんな食生活をしているのか?デス。

もしもそうなら、その可能性があるなら、
そのサプリメントに手を伸ばす前に、ゴハンが恐ろしくダメだと言うことに気がつかなければなりません。

これはサプリメントで解決できるような問題ではありません。

・・・・・・・・・・・ゴハンの見直しやベースサプリメントの組み立てが急務な例です。




・・・・・・・・・・・腸内環境に限った例です。



人の場合、およそ100種類、100兆個以上の腸内細菌が棲み、常に勢力争いをしています。
この集団=腸内細菌叢には、善玉・悪玉・日和見の特徴によって大別されています。

 善玉チーム・・・・・総じて良い効果をもたらす菌類
 悪玉チーム・・・・・腸内環境が悪くなると増えだし、ワルサを仕掛けてくる菌類
 日和見菌チーム・・・細菌叢の大半を占めながら、善玉菌と悪玉菌のどちらが優勢であるかを見極め、
           優勢などちらか一方にチャッカリ加勢する菌類

人の場合、善玉 2 : 悪玉 1 : 日和見 7 が理想バランスだとされています。
(シッポたちの場合は異なります。)


乳酸菌とは・・・

乳酸菌という名称は、細菌の生物学的な分類上の特定の菌種を指すものではありません。
代謝により乳酸を産生する細菌類の総称を指します。
12属以上に分けられ、その形状より桿菌(棒状)と球菌(球状)に分類されるグラム陽性です。

主要12属の中で最も有名なラクトバチルス属に限っても、すでに確認されているだけで180種以上がいます。

炭水化物を発酵させて獲得したブドウ糖に対して50%以上の乳酸を生成します。
こうして作り出された乳酸(酸性)が、腸内のアルカリ化を阻止することで
健康な腸内環境の維持に貢献しています。

↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓

乳酸菌の生育には、糖類、食物繊維、アミノ酸、ビタミンB群、
ミネラル(マンガン、マグネシウム、鉄等)が不可欠です。



「腸の健康のために」とか「腸環境が良くなった!」の経験談を持つ製品に
泣かされた><;シッポちゃんもいらっしゃいますよね?
逆に、どーしても止められないシッポちゃんもいらっしゃいますよね?


それには理由があるのです。

ワンちゃん・フェレットちゃんも共通のこととしてイメージしてくださいネ。

お顔や体質が全て異なることと同じように、3匹のネコちゃんたちの細菌叢のベストバランスも
似ているようで少しずつ異なります。(下記はイメージ画像です。)



この違いを作り出すものは、遺伝的理由、性格、生活環境、食事内容と多岐にわたり、
同居の親子や同腹の兄弟でも異なります。


主要12属の中で最も有名なラクトバチルス属に限っても、すでに確認されているだけで180種以上がいます。
12属個々の菌と、それらの配合バランスを思えば、ベストの状態を保つには
気が遠くなるほどとってもデリケートだと思っていただけますよね?


そんなデリケートな細菌叢バランスに、本来、仲間はずれの菌 がドーンと侵入してくると、
 腸や細菌叢は断固これを拒絶、、、、結果、下痢や軟便、便秘が 一層酷くなってしまうのですね。





抵抗できる細菌叢達や腸管免疫なら、まだ安心ですが、
プロバイオティクス効果を謳った細菌サプリメントを、すんなりと受け入れてしまう子達もいらっしゃいます。





本来、望まないはずの菌に乗っ取られたまま、やり込められた負け組細菌叢達の場合、
見た目のウンチは改善できても、腸管免疫は上がることがないのです。

なぜなら、、、得られたその環境は 身体が望んでいないニセモノ だから。
つまり、乗っ取られても、よそ者を定着させて育てるほど身体はお人好しではないのですね。


こうした経験を持つ子たちは、貴方が思っていらっしゃる以上に多く、
そのため、NinnaNannaでは細菌補充のサプリメントを積極的にオススメすることはありません。

  乳酸尾金を吹くんだ食品についても同様で・・・・・・・
  ビフィズス菌は乳酸菌ではありません。
  
  乳酸菌が豊富な食品にヨーグルト・チーズ・乳酸菌飲料などが上げられますが、
  添加物や残留成分も一緒に取り込んでしまいます。
  また、これらは脂質の取り過ぎに繋がるため気をつけなくてはなりません。

  痩せているのに脂肪肝になるのも、乳酸菌が作り出す短鎖脂肪酸が一因とされています。

  「○○菌が□□億個!」・・・その数は本当ですか? 一体、ど~やって数えたんだろう^^;
  「○○菌が見つかりました!」・・・それこそ 仲間はずれ の菌だし。


こんな風に、細菌補充のサプリメントを、使いたいのに使えないシッポちゃん や、
止めたいのに止められないシッポちゃん、
さらにはおなかトラブルを抱えているシッポちゃん には、共通する問題があります。

つまり、自前の細菌叢を育てていないこと! がその理由です。


こうして改善された少数派のシッポちゃん達は、
育てる事を長い時間疎かにした 枯渇状態 か、あるいは 乗っ取られ組さん なのです。



シッポたちのおなかに必要なものは・・・・
プロバイオティクス(有用菌)じゃなくて、
すでに居る腸内細菌叢を育てるために必要な プレバイオティクス(糖質・食物繊維) です。




・・・・・・・・・・・ゴハンの見直しや栄養の組み立てが必要な子達です。








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何を選ぶか?の前に



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 ゴハンの違いを理解しましょう

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シッポたちのゴハンは大別すると以下のように分かれます。


そもそも、ペットフードとは廃棄される食材のリサイクルと「人の利便性」を追求した加工食品です。
シッポたちのために健康と幸せのために存在するというのは建前でしかありません。 
これを勘違いすると失敗しますからご注意くださいネ。


●ドライフード

簡単・お手軽・お手頃の3拍子を兼ね備えている分だけ、食べ物としての「力」は下がってしまいます。
食材ならば当然の「あるべき水分」が無いことからも、食べ物から遠いことが分かります。
ゴハンではなくクッキーやビスケットと捉えましょう。
印字された期限は関係なく、開封後は1ヶ月が賞味期限です。
不足する栄養素はサプリメントで補う必要があります。


●ウェットフード(缶詰・パウチ)

いわゆる総合栄養食は存在しません。程度の差こそあれ全てが補助食として捉えましょう。
未開封であれば長期保存が可能な加熱されたお肉ですが、開封すれば生鮮食料品として扱う必要があります。
手作りゴハンの生肉をウェットフードに置き換えることも可能です。(アイテム限定)
栄養内容は製品毎に大きく異なるため、それぞれ不足する栄養素はサプリメントで補う必要があります。
特に炭水化物や食物繊維の不足は顕著です。


●生肉手作りご飯

-----一般的な手作りゴハン-----

お口優位のレシピや見た目に重きが置かれるため、栄養バランスが悪いことや
消化に負担を掛けることが続けるほどに顕著になります。
始めた頃は劇的な効果を感じてくださっても、気がつくと頭打ちになっているケースが目立ちます。
また、流行の食材を取り入れがちな為に、質の低下が起こりやすい特徴もあります。
書籍や公開レシピなど間口が広いため、何方にも取り入れやすい分だけ、落とし穴が多い欠点があります。

一般的な手作りゴハンで改善が見られるのは、それまでのゴハンを超えた結果であり喜ばしいことですが、
多くの獣医さんが反対される事にはそれだけの理由があることを忘れないでください。


-----NinnaNanna流手作りゴハン-----

一般的な手作りゴハンの欠点を全てカバー出来る本格派です。
作り方・食材への拘り・栄養のバランス調整にも,配慮しています。
そのの分だけ、手を掛けなくてはならず、コストも上がりますが、
治療的効果が十分見込める力価を備えるため、獣医さんが反対される余地を与えません。
取り組まれる方にはマンツーマンでアドバイスを差し上げています。




それぞれの利点を生かしながら、欠点を サプリメントや使い方 で補うことが、正しい使い方です。





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 栄養の違い・役割を理解しましょう

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大事なことだと分かっていても・・・・
「今のゴハンできっと大丈夫だろう・・・」と安心したい気持ちが優先されてしまうのが栄養素のこと。

ですが、これだけ既製品の成分値にバラツキが有り、あるいは手作り派の皆さんが増えてきた中で、
我が子を自分の手でシッカリ守るためには、誰かさん任せに出来ないのが栄養素です。

でも、栄養素1つ1つの役割を正確に覚える必要はありません。
但し、1つでも疎かにすれば、その被害はシッポちゃんに向かうことを肝に銘じてください。

以下にお示しする重要なポイントだけを常に忘れずに、ゴハンを考えてくだされば大丈夫です。




三大栄養素の1つ
お肉・お魚の代名詞のように言われる栄養素です。(正しくないですが^^;)
アミノ酸の集合体で「身体を作る栄養素」と覚えましょう。

身体を作ると言っても筋肉だけではありません。全ての臓器、血管、血液、免疫細胞、ホルモン、
神経細胞等を含めた「身体の全てを構成するため」に必要な栄養素です。

体内で使用すると、その摂取量に応じた有害物質が発生する栄養素でもあります。
血液検査で検出されるBUN(尿素窒素)がその一例です。
そのため、摂取量は最小限に止め、これをロス無く最大限に活用する工夫が必要です。

これを実現するには、旨み調味料のような食品添加物で含有量の底上げをしたり、
アミノ酸の構成バランスが悪い植物性タンパク質の含有量が高い製品は避けなければなりません。
同時に、共に働くほかの栄養素に不足があってはいけません。
1gあたり4kcalを供給します。




三大栄養素の1つ
脂肪のことを栄養学では脂質と呼びます。
固形であれば脂、液体であれば油と言い換えられる栄養素で、旨みを感じやすい栄養素です。
その反面、最も酸化しやすい栄養素なため、原料の質がゴハンの質を左右することもあります。

エネルギーの元と言われるほど、他の三大栄養素の2倍以上の熱量を供給します。
「旨み」をもたらす栄養素の筆頭です。

タンパク質では果たせない特殊な役割を担うことで身体を作っています。
 ・エネルギーの蓄積(中性脂肪)
 ・ステロイドホルモンやビタミンDの原料
 ・神経細胞軸索膜の原料
 ・ホルモン作用物質の原料
 従って、過度の摂取制限を行えば体調悪化を招きます。

供給源は動物性食材だけではありません。昨今の既製品は植物性オイルも多用されています。

肝臓と関わりの深い栄養素のため、過剰摂取は肝機能を低下させてしまいます。
脂質の供給源となる食材が粗悪な場合も同様です。
1gあたり9kcalを供給します。




三大栄養素の1つで、糖質と水溶性食物繊維に分けられます。
生命維持の根幹となる脳が最も必要としているブドウ糖の供給源となる栄養素です。

糖質カットブームや肉食だからと言う間違った解釈、
あるいは癌を理由に敬遠される風潮がありますが、これらは大きな間違いです。

食材として炭水化物を最も欲しているのは腸内細菌(プロバイオティクス)たちです。
彼らにゴハンを食べさせなくては「増えない・良好なバランスが維持できない」事が起こります。
このことが腸管免疫を下げ、全身免疫を下げる最大の原因に繋がります。

腸内細菌たちが炭水化物を分解することで、健全な糖質が吸収されブドウ糖に変換されます。
従って、化学合成された糖質は、害になってもメリットはありません。
供給源は、穀物・果物・野菜・海藻類のみと覚えましょう

注意すべきは、腸内細菌の為の栄養素 である点です。
そのため、食材の加工には細心の注意を払って、細菌たちの喜ぶ状態に仕上げなくてはなりません。
私たちが食べられる程度の加工は、シッポたちには不十分だと覚えましょう。

この加工が難しいため、「シッポたちの食事に炭水化物は不要!」という乱暴な言い訳が
あたかも正当化されている昨今です。
フックラプックリツヤツヤのウンチを求めるなら、消化の良い炭水化物は不可欠です。
1gあたり4kcalを供給します。




三大栄養素に食物繊維を加えた四栄養素の重要性が、今 クローズアップされています。

シッポたちの食事では「粗繊維」で表記されています。

この食物繊維(=不溶性食物繊維)は、他栄養素と違い体内に吸収されることはありません。
にもかかわらず、四大栄養素の1つと称されることには理由があります。

「健康は腸から」と言われるように、全身免疫は腸管免疫が左右しています。
腸内環境が理想的であれば、その効果は全身免疫に波及することが、今や常識ですよね。
そのためにも・・・食物繊維は腸環境を健全化させる重要な栄養素です。

食物繊維(=不溶性食物繊維)の供給源は、穀物・野菜・果物・きのこ類です。

食物繊維は、植物性食材のいわゆるスジに当たる部分で、水分を含むと膨張する特徴があります。
この膨張が腸内を刺激することで便意となり、あるいはウンチの構成成分となります。
つまり、腸内のお掃除役≒腸管解毒の役割を担っているのです。

また、糖質+水溶性食物繊維が腸内細菌のゴハンになるなら、
不溶性食物繊維は腸内細菌たちの住処になります。お家があれば増えることが出来ますでしょう?(*^_^*)

こうした働きから、吸収されることがなくても極めて有意義な働きがあるため、
四大栄養素の1つとして昇格したわけですね。
厚生労働省は成人1日あたりの食物繊維の必要量を年々増やしていることからも、
その重要性を感じ取ってくださいね。

シッポたちにおいても役割や重要性は共通です。
お家になるとは言え、食材の加工には細心の注意を払って、
細菌たちの喜ぶ状態に仕上げなくてはなりません。
私たちが食べられる程度の加工は、シッポたちには不十分だと覚えましょう。

こうした加工が難しいため、「シッポたちは食物繊維が消化できない」という乱暴な言い訳が
あたかも正当化されている昨今です。(シッポたちも人もイッショ・・消化は出来ません^^;)
フックラプックリのウンチを求めるなら、こなれた食物繊維は不可欠です。
最も安全な毛玉排出の原動力になることは申し上げるまでもありません。
カロリー供給はありません。




発育、日常活動、健康維持に必要とする微量な有機物質 を ビタミン と言います。

油に溶ける脂溶性ビタミン と 水に溶ける水溶性ビタミン に大別されるグループと、
ビタミン様物質、プロビタミン から構成されています。

ココでは後者を省いて
脂溶性=体内に貯蔵できる、水溶性=体内に貯蔵できない と覚えましょう。

・タンパク質、糖質、脂質を「生成」「変換」「分解」するために必要
・清浄な身体活動、精神活動、感染から護る免疫機能に必要
・赤血球、ホルモン、遺伝物質を作り、神経系の正常な活動に必要

つまり、十分な各種ビタミンがなければ、三大栄養素は効果を発揮できないと言うことです。><

若くして病気を経験したシッポちゃんたちは、ビタミン不足が原因の1つです。
シニア期以降に病気を引き寄せてしまったシッポちゃんたちも、ビタミン不足が原因の1つです。


ゴハンの最大条件となる【総摂取カロリー】から4大栄養素の原材料とそれぞれの量が決まります。
それら食材に含まれるビタミン量が、本当に必要な量に満たないことは、
ペットフードに限らず人の食生活も共通なんですよね。
しかも、消耗量があるため、体質によって必要量は異なって当たり前です(T-T)

どう頑張っても十分な量は確保出来ないわけですから、
貴方が不足を認めて対応しなければ、シッポちゃんたちは被害者になってしまいます。




発育、日常活動、健康維持に必要とする元素・無機物質 を ミネラル と言います。
ミネラルは地球を構成する物質です。

比較的多量に必要なミネラルを主要ミネラルと言います。
 カルシウムCa、リンP、カリウムK、硫黄S、塩素C1、ナトリウムNa、マグネシウムMg
 骨、歯の整形、体内の水分バランスの調整、体内の化学バランス に必要。

微量でも有効域に達するミネラルを微量ミネラルと言います。
 鉄Fe、フッ素F、ケイ素Si、亜鉛Zn、ホウ素B、バナジウムV、ヒ素As、マンガンMn、セレンSe、
 ヨウ素I、ニッケルNi、モリブデンMo、スズSn、クロムCr、コバルトCo
 体内の化学バランス に必要。

ミネラルには有効量と中毒量の値が近いモノがあるため注意が必要と言われますが、
こうして見ると、それが何かお分かりになりますよね?(*^_^*)
過剰になれば害になり得るものは「摂取しにくくて、吸収もしにくい!」
だからこそ微量でも有効なように哺乳類の身体は作られています。
そのため、貴方が常識外れなことをしなければ、一切心配することはありません。


ゴハンの最大条件となる【総摂取カロリー】から4大栄養素の原材料とそれぞれの量が決まります。
それら食材に含まれるミネラル量が、本当に必要な量に満たないことは、
ペットフードに限らず人の食生活も共通なんですよね。
しかも、消耗量があるため、体質によって必要量は異なって当たり前です(T-T)

どう頑張っても十分な量は確保出来ないわけですから、
貴方が不足を認めて対応しなければ、シッポちゃんたちは被害者になってしまいます。





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 質の違いを理解しましょう

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ペットフードには、ジャンクフードと呼ばれる質のモノからプレミアムフードと呼ばれる質まで
メーカーさん毎に、あるいはブランド毎のコンセプトによって、上から下まで様々あります。

但し、自社製品を悪く言うメーカーさんやブランドはありませんから、
キャッチコピーだけでそれを判断する事は間違いです。

開示されている情報から貴方が望む品質かどうかを判断しなければなりません。

●原材料を読み込んで、必要なモノと不足するモノを想像しなければなりません。
必要なモノであっても必要以上の含有量は、結果として不要なモノになってしまいます。
不要なモノは引き算で抜き取ることが出来ないため、許容範囲かどうかを見極めてください。

●保証成分値から使用されている原材料の量を想像する必要があります。
沢山使用されている原材料ほど成分値の数字を押し上げていますヨ。
初めは分かり難いかもしれませんが、これも慣れですから頑張りましょう。

●不足する栄養添加物の有無でも、ゴハンの善し悪しは判断出来ます。
前述のとおり、食材に含まれるビタミン・ミネラル量では、本当に必要な量に満たないことは
すでに分かっていることですから、栄養添加物としてこれを補わなければ、
総合栄養食にはなり得ません。つまり、これが加熱加工品の限界なのですね。
補助食・一般食がほとんどであることがご理解いただけたなら、早速にも補充すべきです。

●流行の成分だけを必要以上に強調しているゴハンは、
そのことで全体を見らないように工夫されているかもしれません。
「**が配合!」と聞かされると、たっぷり入っているような錯覚を受けますでしょう?(*^_^*)
効果が望めない量であっても、配合という言葉に嘘はありません・・・・・><;

●AAFCOやFEDIAFは、合成酸化防止剤の使用を公認いることを忘れてはなりません。
なぜなら、こうした合成酸化防止剤は、人用食品添加物としても使用を認めている国があるためです。
もちろん、一切使用していないブランドから、含有上限ギリギリまで含有しているブランドまで様々あります。
貴方が望まなくても、貴方が期待なさっても、それがAAFCOやFEDIAF基準なのです。

●貴方の味覚でチェックしましょう。
貴方が美味しいと感じるゴハン♪や、飲み込む気がしないゴハンがあることが分かります。
こうしたテイスティングは、貴方のシッポちゃんを守るための最初の一歩です。

そのためにも「人が口にしてはいけないモノは使用していない」ことが、
1つの判断基準となることは、申し上げるまでもありませんよね。

●原材料にすでに残留している成分は、許容範囲として認めるしかありません。
残留農薬、残留重金属、残留医薬品(ワクチン、抗生剤、成長ホルモンなど)があります。
こうした残留物質は、人が食べられる食材しか使用していないブランドであっても共通します。
貴方が口にする食事と共通ですから。

従って、原材料を人が食べられる食材に限っていないブランドなら、
こうしたリスクのある残留成分はさらに増えることを理解しなければなりません。

●手作りゴハンにおいても同様で、採用する食材の質でその価値が変わってきます。
もう、お分かりですよね?
残留農薬、残留重金属、残留医薬品(ワクチン、抗生剤、成長ホルモンなど)などのリスクは、
手作りゴハンであっても共通なのです。

食材に含まれるビタミン・ミネラル量では、本当に必要な量に満たないわけですから、
補充しない従来の手作りゴハンであれば、これらを添加しているペットフードよりも
劣る可能性があるわけです。

また、優秀なブランドが採用しないような原材料にも、進んでチャレンジされることがありますよね?
採用しないことには、それだけの理由があることを忘れてはいけません。
貴方は日常的にそれを食べますか??? ・・・多くの場合NOだと思いますよ><

一般的な手作りゴハンは、リスクがイッパイあります。ご注意くださいますように。
折角なさるのであれば、NinnaNanna流がオススメです。

●価格も1つの判断基準です。
原材料が悪い(=安価)であれば販売価格も下がります。ト~ゼンですよね。

但し、高価=良質とは限りません。
サンプルをばらまくブランドは、その費用を製品価格に上乗せしていることを忘れないでくださいネ。

●販売方法も1つの判断基準です。
自信を持って製造しているブランドは、ご利用くださる全てのエンドユーザーさんに、
価値あるゴハンとして認めていただけることが希望であり目標です。
これを達成するためには、媒体となる小売店の存在は不可欠です。

価値のある選び方、価値のある使い方を、エンドユーザーさんにお伝えするだけの
知識や経験を持つ小売店が「専門店」として機能することが重要です。

こうしたことから、質の高い製品を供給するブランドほど、
専門知識が無い量販店で粗雑に扱われることを本意とされません。


昨今では専門小売店という媒体を通さずに、エンドユーザーさんに直接販売されるブランドも増えています。
中間マージンをカットした適正価格などと謳われているアフェリエイトフードなどがこれに当たります。

専門小売店に触れさせないことで、良くも悪くもその評価が封印されてしまいます。
善し悪しはエンドユーザーさんご自身で判断するしかありません。
こうした特殊なブランドを採用するなら、貴方に全てが掛かってくることを忘れないでください。
被害を被る事があるとすれば、実質的な被害者は間違いなく貴方のシッポちゃんなのですから。





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 ブランドの特徴を理解しましょう

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ペットフードをこの世に送り出した最初の国はアメリカです。
元々は畜産動物のための合理的なゴハンがその発端です。牧畜が一大産業の国ですから。
最近は目にすることもありませんが、西部劇を想像していただけるとご理解いただけるかもしれません。

足りない栄養素をカバーできる、誰にとっても扱いやすい、どんな子でも口にしやすい、などなど。
畜産動物向けにこれらを手がけてきたメーカーさんが、
「やれば出来るジャン!」 「んじゃ、ついでに犬用もやってみる?!」が
既製品ドッグフードの始まりです。 ・・・もちろん想像ですが(*^_^*)

そんなわけ、ペットフードに総合栄養食と言う概念を作った国はアメリカなんですね。
誰でも簡単お手軽に必要最低限をカバーする既製品ゴハンの誕生です。
従って【総合栄養食】と言う言葉は、現在AAFCO加盟ブランドの中でも、
その栄養基準を満たす製品でしか原則これを謳えません。(今や治外法権ですけれど^^;)

歴史的背景から見ても、あくまで合理性を追求しているため、
各社とも、今も総合栄養食を追求する姿勢は大きく変わりません。



一方のヨーロッパブランドは「だったらマネしてみよう!」ってことで、誕生した後発組です。
その分、知識も経験もアメリカの古参ブランドには劣ることは、想像していただけると思います。

簡単お手軽な総合栄養食の歴史が短い分だけ、ヨーロッパではホームメイドが今も主流です。
家庭毎に手を加える事が普通のことなので、補助食や一般食であっても良いワケですね。

そのため、ヨーロッパブランドは補助食や一般食が主流で、
どちらかというとウェットフードの方がお得意なブランドが多いのです。

また、国毎の人の食生活がブランドに反映される事もあります。
美味しい食材が豊富で食べることが大好きなイタリア・・・なんていうのは何方もご存知ですよね?
その国の人の食に対する価値観が、自然と反映されることでブランドの違いも出てくるわけです。

前述のようにヨーロッパブランドは総合栄養食と言う言葉を本当は使えません(*^_^*)
なので、昨今はコンプリート食という代替名称が出てきています。

国の数だけブランドの数も多く、そのため日本に入ってくる新規ブランドも増え続けていますが、
ヨーロッパブランドであることに違いはありません。
補助食や一般食が日本国内でも主流になりつつあるのも、1つの時代の流れなんですね。



他方、国産ブランドは、几帳面で真面目な日本人が携わるという安心感がありますよね。
輸入品に比べると輸送コストが下がるメリットもあります。
んが、欧米ブランドと比較して決定的に違うのは経験と実績、ならびに動物愛護の意識。
どれもがまだまだ発展途上のため、質・栄養学共に欧米ブランドに並ぶことは出来ません。
今後の発展に大いに期待しているところです。



日本のペットフード工業会はアメリカに倣えの姿勢のため、AAFCO基準を採用しています。
そのため、総合栄養食が偉くて、補助食や一般食は劣るような扱いをしていますが、
元来、食事とはそうした括りなどあってはいけないモノではないでしょうか?

だって、そうでしょう??

その総合栄養食って「どこの?」 「どんな子の為の?」ゴハンかサッパリ分かりません。
ゴハンは我が家の子が基準のはずなのに、他所の誰かに決めてもらう様なモノではありません。
キャッチコピーで「これだ!」「我が家の子のためのゴハンだ!」なんて思い込んでしまうと、
ボタンの掛け違いが起きてくるのです。


貴方の食生活はいかがでしょう?
振り返っていただければ簡単に想像できるはずです。合理性が不合理を引き寄せる可能性があることを。

今、ヨーロッパでは、FEDIAFだけでなくAAFCOにも加盟してるブランドが増えています。
そうまでして総合栄養食を謳いたいのか?と思っちゃいますが、これもきっとユーザーニーズなんですね。

でも!!!
「総合栄養食」は、貴方のシッポちゃんが元気で健康に過ごせるお墨付きではありません。

言葉に惑わされず、原材料と保証成分値を読み込む練習をしましょう!!(*^_^*)






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その都市伝説は本当なの?



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 ミール、ビートパルプについて

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シッポたちのゴハンについて勉強を始めると、何方もが最初に目にされる言葉に
「ミール」と「ビートパルプ」があります。

これらの危険性を闇雲に謳われる記述がweb上に氾濫しているため、
知らないままに怯えていらっしゃる方も少なからずいらっしゃるようです。
・・・半分は正解! 半分は不正解!です。   さぁ、頑張りましょう~(*^_^*)


そもそも、ペットフードは「人用食品の廃棄場所」がその成り立ちです。
人が食べられない部分をお金を掛けて処分すべきところを「有効利用できないか?」と、
どこかの誰かサンが考えられたわけですね。
お肉やお魚を扱う工場や大規模農家さんなら世界中共通の発想なのです。

廃棄物のため消毒剤・防腐剤や防かび剤の処理が不可欠であったり、
高濃度の医薬品残留、高濃度の重金属残留が避けられません。
これらから作られたペットフードでは、到底、健康で過ごせるはずはありません。

んが、廃棄物には安価であることが共通します。
そのため、こうした粗悪とされる原材料は「コストダウン」を目的に使用されます。

つまり、安価なペットフードほどこうしたリスクに晒されるのですね。

こうしたリスクは「人が食べてはいけないモノは使っていません。」と
謳っているナチュラル・プレミアムフードを選ぶだけで、問題は解決することを覚えておきましょう。


廃棄物と一言で言っても、その内容は様々で、悪名高い4Dミートから
有機大豆から出来たおからまで、ひとくくりには語れないことも記憶に止めてくださいね。


●ミールについて

「ミール」は「粉」を指す言葉です。
ミールの文字が付けば全てが危険と勘違いされがちですが、きちんと分けて判断すべきです。

ナチュラル・プレミアムフードでも、「チキンミール」のような言葉を原材料に見かけることがありますが、
後述の***ミールとは全くの別物です。

【お肉系ミール】
一般的ペットフードの場合、パッケージの原材料にミートミール(肉粉)、
ミートボーンミール(肉骨粉)、ミートエキス・蓄肉・及び肉副産物・肉類などと書かれていたら、
尿、糞がつまったままの腎臓、腸、生殖器、脳、肺、足、腫瘍の部分が含まれている場合があります。
魚粉なども同等と思ってくださって良いでしょう。
これらこそ、避けるべき原材料ですよね。


【大豆ミール】
畑のお肉と言われるだけあって、大豆はお肉に匹敵するだけのアミノ酸スコアを持っています。
ペットフードの製法上、シッポたちが安全に消化出来るだけの下処理は望めません。
結果、アレルゲンになりやすいため、大豆をそのまま使用しているメーカーさんは減ってきています。

大豆ミールは、そんな大豆から栄養の部分を搾り取った残りカス=食物繊維(不溶性)に当たります。
搾りカスといっても多少は大豆らしき成分も残っているため、大量に含有すればタンパク質量の
底上げ・嗜好性向上になることは想像していただけるでしょう。
(小麦ふすまや大豆の外皮も同様です。)

一方、大豆の特徴、食物繊維(不溶性)の特徴である「膨らむ・発酵する」作用は、膨満感に繋がります。

そこで、安価なドッグフードほど「満腹感の維持」としてこれを大量に含有することがあります。
大豆アレルギーや鼓腸症はこうして作られていくわけですね。

そのため、大豆ミールは使用すべきでない原材料の1つとなっています。





●ビートパルプについて

ビートパルプとは、てんさい(甜菜、学名:Beta vulgaris ssp. vulgaris 通称:砂糖大根)から
ビート糖(てんさい糖)を製造する過程で、生成された製糖副産物をいいます。



アメリカ、カナダ、チリ、中国、ヨーロッパ等が主要栽培国で、日本では北海道で栽培されています。
見た目は大根(アブラナ科)に似ていますが、ほうれん草と同じヒユ科の植物です。

白い根の部分に糖分を蓄えており、
そこから抽出されたお砂糖は、ビート糖もしくはてんさい糖と呼ばれます。

抽出された残渣「生ビートパルプ」は、乾燥後、さらにペレット状に加工され、
牛さんたちが食べる飼料用ビートパルプの誕生です。






●ビートパルプはペクチンがたっぷり!

ペクチンは天然のゲル化剤とも言われており、イチゴ・リンゴ・柑橘類や、大根、人参などに多く含まれています。

でんぷん(糖質)とセルロース(不溶性食物繊維)の中間に位置する食物繊維です。
腸内での発酵作用が穏やかで、その優しさはトウモロコシよりも勝っています。

腸管内の発酵が穏やか=腸内環境が安定することから、牛さんの飼料として重用されています。

腸内の安定が重要なことは、反芻動物以上にシッポたちにも必要な事です。


●アンモニア軽減作用がある!

シッポたちが大好きなタンパク質は、腸内で分解されると必ずアンモニアが発生します。

このアンモニアは腸から肝臓に送られると、、分解され、無害な尿素に変換されるのですが、
肝臓の処理能力を超えると血中アンモニア濃度が上がってしまうことを経験するシッポちゃんも少なくありません。

肝臓が元気でも、尿素に変換するアンモニア量が多いほど負担が掛かりります。
肝機能が衰えていれば、尿素への変換も滞ってしまいます。

つまり、消化の過程で腸内で発生するアンモニアは、少なければ少ない方が良いのですね。
ところが、自然発生するアンモニア量は、必ず食べるタンパク質量に比例してしまうのです。

前述のとおり、ビートパルプにはタップリのペクチンがあるため、これをゴハンにして腸内細菌たちが育ちます。
こうして育った細菌たちがアンモニアを分解し、そこから合成するタンパクも彼らのゴハンとなり、
細菌叢の育成に役立っています。


●安定供給が可能

牛さんの飼料として世界中で作られているため、フードメーカさんは常に安定して入手することが可能です。




ジャンクフードに求められることの1つに「販売価格を抑える」ことがあります。

そこで原料価格を下げるためには、最もコストの掛かる動物性素材の質を下げることや量を減らすことが
課題になることは、何方にもご理解いただけると思います。

ですが、シッポたちのゴハンは
人の食事よりも高タンパク高脂肪に設計しなければなりません。
減らせば自然と満腹度は薄れてしまいます。><

そこで、必要以上にビートパルプを「多め」に配合しちゃうのですね。
そうすると・・・・・・

●満腹感が得られ、それが持続します。
●ウンチが立派になり、私たちにとって見た目の満足感が得られます。
●腸環境の改善が得られます。

これらは前述の「優れている点」が関わってくるために起きる効果です。

たくさん食べて、ウンチをイッパイしてくれるため、「良いゴハン♪」と勘違いしていまいますよね(*^_^*)

たくさん食べるのは・・・・
 タンパク質や脂質の含有量が足りないことや、
 その質が悪いために体内で使い物にならない事が考えれます。
ウンチをイッパイしてくれるのは・・・・
 タンパク質や脂質を供給する食材の一部がビートパルプ(食物繊維)に置き換えられているため。


つまり、ジャンクフードにおいては、生理活性ではなく、嵩増しが使用目的になるため、
こうしたフードは選ばないよう注意喚起がなされています。

ですが、ビートパルプの優れた点を、生理活性を目的に「必要食材」として採用しているメーカーさんは、
ナチュラル・プレミアムフードでも少なからずあります。

「採用して欲しくない!」と感じていらっしゃる方もあるでしょうけれど、
不溶性と水溶性の食物繊維の組み合わせはちょっと難しいのですね。
あと少し調整したい時に、ビートパルプのお助け効果は「アリ!」なのです。
・・・お野菜や果物を採用すると販売価格にも影響しちゃいますしね。


ビートパルプは、商品の原材料を読み解くことで、メーカーさんの使用目的が分かりますヨ。
ビートパルプを闇雲に悪者扱いしている方は、お勉強のし直しが必要かもしれません。






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 幼少期だから子猫用や子犬用が必要

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子猫・子犬フードが必要な理由は・・・・・
成長スピードが早いため、それに見合う高栄養が必要だから ><;

どうですか?? すんごく、らしい理由ですよね? ・・・ビックリしちゃいます。

成長スピードが早いのは、人と比べているだけのことで、
貴方の目の前に居る仔猫ちゃんや子犬ちゃんが特殊なのではありません。
古今東西、ネコサンはネコサンらしく、ワンちゃんはワンちゃんらしく、フェレちゃんはフェレちゃんらしく
育っていくモノでは無いでしょうか?

それを殊更にアピールするには「誤解させたい」という意図を感じさせられます。

ペットフードは人のためにあって、シッポたちのために存在ものではありません。
メーカーさんは企業ですから、売り上げを伸ばし続けるためには、新商品を送り出す必要があります。
そこで、、、、、ステージ対応食が生まれました。(今では特定種対応食もありますでしょう?)

子猫・子犬フードは「売るため」に作られたゴハンなのです。




ご相談をいただく中で「子猫がシニア用フードを食べたがって困っています。」とか
「パピー用フードを食べると下痢してしまいます。」などのお声をいただくことがよくあります。

これ、、、、、当然のことなんですね。

自然界でも家庭でも、子猫も子犬も、人の場合も、、親の食べるモノを食べて育つのです。

例えば、、、人のお母さんはいかがですか?
授乳期・離乳期を終えたお子さんに天丼や焼き肉ばかりを選ぶ方は皆無ですよね?
少しでも消化の良いもの、新鮮なモノを、食べたいときに食べたいだけ用意なさっているはずです。
固形物がシッカリと食べられるようになっても、変わりは無いはずです。

ところが、、、ネコちゃんワンちゃん初心者さんは、
・未成熟な内臓に高タンパクや高脂肪を押しつけたり、、、
・大人が2回食/日なら、同じあるいは1回くらい増やす?みたいな食事回数の制限をしたり、、と、
スパルタで育てようとしちゃうのですね。

食べない・下痢するなどで「NO!」を伝えられる子猫ちゃんや子犬ちゃんなら軌道修正も可能ですが、
何も無かったように無理しながら食べ続ける子たちは、生後半年くらいでアレルギーになります。
負担の掛かる高タンパク・高脂質で胃腸がダメージを受け続けながら育った結果です。


今、沢山のアレルギー対応食や除去食が氾濫していますよね。

これ、、、子猫用・子犬用ゴハンで育てた結果と申し上げても過言ではありません。
そこで、メーカーさんは「アレルギー対応食」を新商品として販売されるわけですね。
・・・・・・・・・こうした流れは人災レベルと申し上げられます。


冒頭でご紹介した子猫ちゃんは、子猫用よりもシニア用が身体に合っているから選んでいるのです。


成長スピードにも個体差があります。
自分の身体に合うモノを、必要な時に、必要な量を食べながら、
その子その子が望むスピードで成長していくことが自然であり、最も安全なのですね。

短時間で大きく育てる必要はありません。
ゆっくりでも、小さくても、強く育てる事が本来の子育て・食育ではないでしょうか?

子猫ちゃんや子犬ちゃんは、
 ・ アダルトステージのゴハンを選ぶ
 ・ 水分多め、消化酵素・ビタミン・ミネラルを補充
 ・ 食べたいときに食べたいだけ     を心掛け、
必要栄養の確保と、未成熟な内臓をいたわりながら育てる事が必須です
・・・・・・・・・出来ないなら親にはなることは諦めてください。m(_ _)m

こうした手法により、ナンナ家で育つちびっ子たちにアレルギーを持つ子は皆無です(*^_^*)


今、子育て真っ最中の方は、今からでも遅くはありません。
将来が掛かっています、ぜひ軌道修正を切にお願い致します。






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 AAFCOやFEDIAFは安心基準

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安全基準じゃないですよ~~~~~~~~っ!   最低基準と覚えましょう。(*^_^*)

     


商品ページやパッケージを見ると「AAFCO基準に準じています」と言う文字をよく目にしますよね?
AAFCOはアメリカ版で、FEDIAFはヨーロッパ版です。

AAFCO(アーフコ)
米国飼料管理官協会(AAFCO)は、110年以上にわたり、州、連邦、および国際的な飼料規制当局に
成分定義、ラベル基準、実験室基準を指導し、人と動物の健康と安全を支援してきた独立した組織です。

会員企業と利害関係者をサポートし、統一されたシステムベースの規制、飼料成分基準、および
実験室の運営を通じて安全な飼料供給を促進する共同協会です。

「総合栄養食」は商標登録みたいな意味合いがあり、
これを謳える製品は、AAFCOの栄養基準を守らなくてはなりません。

日本もこれに準じています。


FEDIAF(フェディアフ)
ヨーロッパ31カ国のうち18カ国のペットフード協会や団体、企業メンバーによって構成されている業界団体です。
日本では「欧州ペットフード工業会連合」と呼ばれています。

FEDIAF基準をクリアしていても「総合栄養食」は謳えないため、
最近は「コンプリート食」といった名称がこれに代わって使用されていますが、
それでは満足できず?^^AAFCOにも加盟しているメーカーさんが増えてきました。



歴史で言えば圧倒的にAAFCOが老舗な分だけ、蓄積された財産は膨大です。
そのノウハウを持ってペットフード業界を作り上げてきただけに、AAFCO基準は優秀であり、
私たちはゴハンを用意をする煩わしさから解放され、そのうえ、シッポたちの食事は向上しました。

このゴハンを用意してもらえる子たちは、そうでない子達と比べて寿命も伸びたのですね。

まさにAAFCO基準バンザイ!!です♪


んが、、、、、
今や上質のゴハンならAAFCO基準なんて当たり前の事なのに、
これを食べ続けていて病気になるってどういうこと??? と思っちゃいますよね。


つまり、AAFCO基準は「最低限の確保」が基本なのです。
これは後発のFEDIAFについても同様です。

最低限の確保であれば、そのレベルの身体にしか成れないことを、私たちは忘れてはなりません。
しかも、残念なことに・・・・・、食材の質には縛りがありません。
その上、酸化防止剤の使用は認められているのです。


AAFCO基準を満たしていても、何処の、誰のための基準か分からない事や、
多い成分が引き算できないことや、加熱加工品の欠点が補えないこと、
不足栄養が沢山有ることに変わりは無いのです。 食材の質についても然りです。
所詮、人のためにある既製品ですから。


AAFCO基準は、今を生きるシッポたちにとっては最低ラインです。 
NinnaNannaでは、無病息災に天寿を全うする事 や 病気を治す には、到底、不十分と考えています。






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 獣医さん推奨について

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いざ、病気が発覚すると頼るのは獣医さんですよね。

私たちの脳裏には「ゴハン選びの失敗」が必ず頭をよぎるため、
治すためのゴハンの相談をしたくなります。

ところが、先生は「何を食べさせていらっしゃいますか?」とお尋ねになるのは、
適切なアドバイスがお出来になるからではありません。





獣医さん方は、学生時代からゴハンや栄養学のことを学ばれるチャンスがありません。
にもかかわらず、私たちから相談を受けなくてはならない苦しいお立場でいらっしゃいます。
(このことは日本を含め世界中共通です。)
こうしたお辛い立場を理解し、完全サポートする企業が「療法食、病院食」と呼ばれる製品を供給しています。

んで、こうした製品についても先生方はよくご存知ありません。
そもそも、原材料一つ一つについての知識すらお持ちでないため仕方がありません。

にもかかわらず、「これしか食べさせないでください!」と仰るのですね。不思議じゃないですか?

栄養の一つ一つが何をしているかをよくご存じないにもかかわらず、
薦められる製品が、どういった品質か、どういった栄養構成かもご存じないままに
病気のシッポちゃんに「これが良い!」と言い切れる自信はどこから生まれるのでしょうね?

しかも、これまでどんな風に育ってきた子かを推し量る術は「検査結果」でしかないのです。

シッポちゃんにとっては
「食べてはいけない成分や原材料」が入っているかもしれません。
その程度の品質では、食事の質が格段に落ちてしまうかもしれません。

ご存じないために、そうしたリスクも考えなしに「これしかダメです!」が言えちゃうのです。

薦められた対応食を継続していると、新た病気を引き寄せてしまい
先のゴハンは中止 → 新たな対応食 を薦められることは良くあることです。

 例えば、、、
 糖尿病食を使っていて腎不全になると、腎不全のゴハンに切り替えを薦められます。

 インスリンがあれば糖尿病ですぐさま悪化することは無くても、腎不全はそうではありませんから
 先生方にすれば、腎不全のほうが大事なのですね。
 けれども「身体は1つ」で、特にこの2つは関係が深い病気ですから、
 双方を同時にケア出来るゴハンが絶対に必要なのですが、先生方の領域ではそれは不可能なのです。

また、こうした不都合を招くことが分かっているからこそ「獣医師指導の下」が必要なのです。


療法食や病院食、あるいはそれに準じる製品ごとの詳細は、各社とも全てが企業秘密です。
公開されている内容はパッケージに記載されていることが全てです。
そのため、先生方の知識は、貴方の知識と大きな差が無い もしくは 劣る可能性すらあることを、
ご記憶に止めてくださいますように。






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 ブリーダー・ペットショップさん推奨について

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ブリーダーさんから、あるいはペットショップさんから、さらには保護主さんから貴方に託された子達。

譲渡の際に手渡されたゴハンを、違和感なく続けていらっしゃる方も多くいらっしゃいますよね。


「何でも相談してくださいネ。」と言われちゃうと「ゴハンのことも相談できるエキスパート」のような錯覚を
私たちは受けてしまいます。^^;


・・・・・・・・・・・・・これ、違いますから・・・・・・・・・・・・

ブリーダーさんやペットショップさんは、子猫ちゃんや子犬ちゃんを生ませる・販売するプロであって、
無病息災のまま育て上げ、超高齢で天寿を全うさせるテクニックやご経験は望めません。





関わる頭数がどれだけ多くても、すぐに手元を離れる子達のわずかな期間しか飼育経験が無いわけですから、
貴方がシッポちゃんに思っていらっしゃっるような、個体差に合わせたゴハンはもちろん事、
病気の在宅ケア方法に詳しい方は皆無に近いかもしれません。

こうしたことは、総じて保護主さんにも通じます。
レスキューに深く関わっていらっしゃる保護主さんは、どうしても数多く救うことが優先されます。
そのため・・・質よりも量なのですね。
単に食べ慣れているモノとしての推奨はあっても、本当にその子が求めているゴハンとは限りません。
限に多くのご相談を承っている中では、そうではないことのほうが圧倒的に多いですから><;


譲り受けた瞬間から、全てが貴方の責任です。
貴方の知識と経験で、シッカリと守って差し上げてください。






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 国産品だから安心

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人それぞれ、多少の差はあるでしょうけれど(*^_^*)  世界一、几帳面できれい好きな国民性の私たち。 
ザックリおおらかな欧米の方々と違って、細かい仕事はおしなべて得意です。


 そんな日本人が手がける国産フードですから、
 パッケージの仕上がり1つとっても
 丁寧な仕事がなされています。

 人用食品と比べても遜色ありません。
 日本人にとって見れば当たり前のことです。

 そうした緻密で丁寧な仕事に対して
  ALL JAPAN BRAND への信頼が厚いのも頷けます。



んが・・・・・・・、これが全てではありません。 



ゴハンは中身が勝負です!


前述のとおり、AAFCOは100年の歴史が有り、世界中がこれに倣おうとしているくらいですから、
蓄積された製造ノウハウや栄養学は、昨日今日始まった国産ペットフードメーカーさんの比ではありません。

さらに申し上げれば、日本にはまだまだ動物愛護の考え方が定着していませんから、
「シッポたちを食で守る」ことへの信念が希薄のように感じられます。
ペットフードは「廃棄処理の行き着く先」として扱われている感が強いのですね。
このことは広く原材料を見ていただければ感じ取ってもらえるのではないでしょうか。


目の届く距離で、同じ価値観を共有出来る人々が手がける製品の安心感は何物にも代えがたいですが、
肝心の中身がそれを超えるまでには、まだまだ時間が掛かりそうです。

国産メーカーさんのさらなる躍進を心から期待しています。






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 手作りだから安心

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貴方の手で食材を厳選し、貴方の手で自ら調理し、最高の鮮度で食べさせてあげられるわけですから
こんな愛情タップリの成功ゴハンをシッポたちが嫌うはずはありません。 ・・・デショ?

それに、巷には手作りご飯の「効果」が溢れていますから、手作りすれば「治るんだ!」見たいな
錯覚さえも起こしがちです。






なんとなくの手作りご飯から始まって、栄養計算が主流の時代を経て、
今や、インスタ映えが目的?を感じさせるような手作りご飯まであります。

けれども、、、今も昔も、多くの獣医さんが反対されることに変わりはありません。

すでに「手作りご飯」をなさっている方や、これから始めようと思っていらっしゃる方にも、
是非とも知っておいていただきたいことがあります。


・・・・・・・・ 全ては我が子のために。






 ●栄養の組み立ては足し算だけ

  必要な栄養素は「追加」するだけでOKなのが
  手作りご飯のメリットです。

 ●お口の好みが優先できる

  苦手な食材を排除できるところも大きなポイントです。

 さらには、、、、

●食材の調達がしやすい

質に拘らなければ、近くのスーパーで揃えられます。 人家族さんの食事の延長ですものね。

●最高の鮮度で食べてもらえます

食事は出来たての鮮度が最も高力価です。 酸化も最小限のため美味しいに決まっています^^

●貴方の満足度もUP♪

作る喜びと、一所懸命に食べる姿が見られる幸せ、そのうえ調子が良いことを目の当たりにすれば・・・・・、
もうもう、何処をとっても花丸です♪


愛情タップリの、美味しくて高力価のゴハンですから、シッポたちが嬉しくないはずはありません。


んが、こうした一般的手作りご飯にも問題点が沢山有ります。





 ●栄養バランスが壊れやすい

  考えて食材を集めても、
  1食に使用できる食材数は限られており、
  マンネリ化しがちです。
  
  この事は、決定的な失敗に繋がります。

  獣医さんが反対される最大の理由です。


●食材に残留する有害物質が多い

私たちはヒューマングレードの危うさを忘れがちですが、これが落とし穴になります。
シッポたちの身体は貴方が思う以上にデリケートです。

たとえば、本来、生のままで食べなくてはいけない内臓ですが、この品質はマンマフォルツァ以外手に入りません。
残留する農薬はどうしていますか? 
残留する抗生剤やホルモン剤はどうしていますか?
不可抗力に取り入れてしまうこれらは、体内に残留し、病気の引き金になってしまいます。

●不適切な食材にも手が伸びる

マンネリ排除が目的であっても、シッポたちが到底口にしないはずの食材を使用されることもありますよね。
流行の食材であっても、シッポたちの身体より大きな動物は、本来、獲物になりません。
シッポたちの身体より小さくても、貴方が日常的に食べないモノは、見合わせた方が無難です。
(但し、除去食としての採用の場合はこれに当たりません。)


●加熱と非加熱の使い分け

人とシッポたちでは抱える腸内細菌の種類が違います。
貴方の食事におけるルールの全てがシッポたちに適切とは限りません。
不安なあまり全てを加熱なさっている方は、残念ながら失敗ゴハンです。

●消化への配慮に欠ける

私たちは「咀嚼」という行為で奥歯ですりつぶし、唾液(体内酵素の1つ)と混ぜ合わせて飲み込みます。
シッポたちは咀嚼が出来ないため「丸呑み」なのです。
この違いを「下ごしらえや作り方」や食品酵素の使い方で、何としても埋めなければなりません。


各ペットフードメーカーが莫大な資金と長い時間を費やして作り上げたAAFCO栄養基準を
簡単・お手軽にお家で超えられるはずがないのですね。




このことは貴方のシッポちゃんに対する愛情とを天秤に掛けられない問題なのです。







病気が良くなることを信じて・・・・・・・。
健康で長生きしてくれることを信じて・・・・私たちは初めての「手作りご飯」にトライアルするわけですが、
ストライクゾーンが広いワンちゃんや、構えないフェレットちゃんはさておいても、
ネコちゃんの場合は、すんなり行かないことが大半です^^;


 NinnaNanna流手作りゴハンは、

 手作りのメリットを最大限に生かし、
 手作りのデメリットを限りなくゼロに近づけた
 画期的な方法です。

 一般的な手作りご飯に比べると、結果の違いは歴然です。

 但し、簡単・お手軽、ローコストは望めません。

ご家族一丸となって、実践していただく必要があります。

もちろん、シッポちゃんたちの協力も多少は必要です。(*^_^*)

けれども、反対なさっている獣医さんをうならせるだけの効果を発揮致します。

貴方とシッポちゃんが経験なさっていない世界ではないでしょうか?



心配事を抱えていらっしゃる方は、>コチラ からご相談くださいネ。






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我が子を知らないために起きるミスマッチ



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 必読!ゴハンの原理原則

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ゴハンは、以下の10の要素から成り立っており、どれ1つ欠けても成立しません。
このことは、ネコちゃん、ワンちゃん、フェレットちゃん、人であっても共通です。

  1  タンパク質
  2  脂質
  3  炭水化物
  4  食物繊維
  5  ビタミン
  6  ミネラル
  7  水分
  8  鮮度
  9  配合バランス
  10 消化の良さ


欠けるモノ や 多すぎるモノ があっても、不調を招き、不調が蓄積し、病気に移行してしまいます。

原理原則は、と~~~っても簡単なんですね。


ところが、、、
実際の私たち・・・・「人の食生活」は乱れに乱れています。

  ■お口に美味しいモノが優先される
  ■食品添加物に無頓着
  ■簡単お手軽が美徳のような勘違い
  ■安価な方が良いに決まってる 
  ■食材から得られる栄養素で必要量が賄われる! と誤解している      ・・・でしょ?(*^_^*)


そんな乱れた私たちがお世話をするわけですから、無意識のうちにシッポたちのゴハンにも
人の価値観が優先されてしまい、原理原則を忘れがちです。

でも!
健康で有り続けたい!心配事を解消したい!と願うなら、
たった一口であっても、この10の要素は守るべき原理・原則なのです。


さらに申し上げれば・・・・・・
  「大地」「空気」「水」 と「身体」は自然の一部です。

「身体」とは、シッポたちの身体だけでなく、家禽・畜産動物・魚類・穀類・野菜・果物などの身体も含みます。
この「自然」というチームワークから外れる食品添加物や医薬品、農薬などは、本来必要ではありません。

 大地を汚し、空気を汚し、水を汚せば 身体は汚れます。 


質の高いゴハンを選んでいても、原材料の身体が汚されていることは避けられません。
不要な添加物があれば尚更です。
こうして不可抗力に汚される身体なら、その汚れを落とさなくてなりません。


幼いときほど汚れの蓄積量が少ないため元気ですよね?
高齢になるほど汚れの蓄積量が増すため、発病リスクが高まり、あるいは元気がなくなりますよね?
ゴハンを食べると言うことは、そこから自然発生する汚れをも受け入れることです。
身体はこの汚れも落とさなくてはなりません。



 10の要素を守りながら・・・・・・
 「蓄積された汚れ」と「自然発生する汚れ」を落とす(≒解毒)。

       ・・・・・これがNinnaNanna流ゴハンです。







ネコサンは「わがまま」「気まま」な動物だと思っていらっしゃいませんか?
もしそうであれば、貴方のネコちゃんはチョッピリ可哀想です。^^;

そうした意思表示は「危機回避能力が高い」ことに由来します。

足りないモノと余分なモノを「危険度」で判断し、選択する能力が非常に高いのです。
能力が高いだけに自ら選ぶ意思が強くなってしまい、これをワガママと勘違いされてしまいます。

警戒心が強い動物ですから、本来、ゴハンを替えることは難しいはずなのですが、
それを「替えてください!」と主張するには、それだけの理由があることを知ってあげてください。

10の原則が整っているごゴハンがあれば、他のゴハンを選ばないのがネコちゃんの特徴です。

例えば、、、
●香りで大喜びするにもかかわらず、一口しか食べないゴハンがありますよね?
  これは「嬉しいけれど、2口目を食べると害になること」を知っているからなのです。
  お気に入りのゴハンでも全部を食べきることが出来ないことも同じ理由です。

●昨日までは嬉しそうに食べたのに、今日はもう食べてくれない。
  こうしたことを繰り返す><;ことも度々ありますよね?
  これも「足りないモノは、もう充足しました。」あるいは
  「続けて食べれば過剰になります。」といったサインです。

●好きなんだけれど・・・食べると下痢しちゃうとか、便秘になっちゃうとかありますよね?
  お口に美味しいだけを重視すると栄養のバランスがめちゃくちゃになってしまいます。
  下痢や便秘はこうした結果であり、選び方・使い方が間違っているために起こります。

こうした防衛本能は、離乳期からすでに身についているのがネコちゃんです。

真性肉食獣だから動物性食材が多いほど良いゴハンだと一般的には思われがちですが、
高タンパク高脂肪で低炭水化物・低食物繊維・低ビタミンミネラルのこうしたゴハンであれば、
身体に優しい安全に食べられるゴハンではありません。

んが、こんな食べ方をしていると必要な総カロリーがまかなえません。
同時に体内発生する有害物質の解毒が出来なくなり、病気を引き寄せる前に
「もう、一口もイヤです!」がやってきます。
細やかな対応をしてもらえないネコちゃんであれば「無理デス・・・」も言えないまま、
病気まっしぐらになってしまいます。

おいしさを感じてもらえる最低限のタンパク質と脂質をキープしながら、
理想のウンチが得られる炭水化物と食物繊維は確保しなければなりません。
また、それらが有効に利用できるだけの十分なビタミンとミネラルや消化を助ける食品酵素が必要です。


ですが、、、、、
残念ながら、既製品でこうしたゴハンを手に入れることは、昨今の市場を見るとまず不可能です。
20年と言う時間を生きられる動物ですから、途中の挫折は覚悟していただかなくてはなりません。


日本で暮らすネコちゃんたちは、欧米のネコちゃんたちと全ての条件が異なります。
欧米メーカーさんの考える理想が合いにくい場合が少なくありません。
とは言え、国産メーカーさんが勝っているわけでもありません。(←重要)


一方で、中には「大丈夫! ウチの子は何でも食べるし、元気♪」と
言ってもらえる花丸ネコちゃんもいらっしゃいます。
んが、、、、こうしたネコちゃんは経験がないために本来の危機察知能力が十分に働いていないケースです。
ある意味、添加物中毒と申し上げて良いかもしれません。
・・・・もちろん、貴方の努力の結果の賜である場合もありますが、
   貴方のネコちゃんが中毒状態か、驚くほど強く生まれたか・・・、
   どちらのタイプかを知るには、手段と一定の時間が必要です。



空前のネコちゃんブームの中、愛育初心者さんが増えていますが、
非常に繊細な動物のため、ネコサンのゴハンを選ぶ貴方には、
それ以上の繊細さが生涯を通じて求められることを忘れないでください。






ワンちゃんは走る動物です(*^_^*)
その性質を維持するために食事にも「持続力」が求められます。

この持続力を維持する栄養素が脂質です。
 1: よって高脂質になるように、
 2: それを最小限消化させるための炭水化物と食物繊維を確保するようにと
設計されている点がドッグフードの特徴です。

んが、ソリを引いたりや牧羊を手伝うなどの使役犬なら持続力も必要でしょうけれど、
日本で暮らすワンちゃんたちは、中・大型犬であっても働かされたりしていません。

犬種や年齢に応じた「満足してもらえる運動量」があれば十分ですし、
健康で出来るだけ長生きして欲しいと願う親心は共通のはずです。

もしも、こうしたドッグフードの設計が正しければ、これだけアレルギーや肝臓や心臓に
関連する疾患に関わるワンちゃんたちが居るはずはないと思わなくてはなりません。


一方で、雑食の腸環境があるために、炭水化物と食物繊維が好きって事もありますよね?
お芋やお野菜、果物がこの供給源に当たります。
これらは、本来、高脂質(及び高タンパク)の負担を、回避させる栄養素であることを
忘れないでください。


しかも、ワンちゃんは「満腹中枢が鈍い、満腹を感じにくい」ため、、ネコちゃんのような危機回避を
自ら行うことは得意ではありません。


そこでどうなるか・・・・・・・><;

●合わない栄養バランスをスンナリと受け入れてしまう。
 多い脂質、少ない炭水化物と食物繊維、少ないビタミンミネラルが解毒の妨げになります。

●良くない品質も受け入れてしまう。
 危機回避が苦手なことは、製品の質を選びにくくしてしまいます。
 原料の鮮度とそれぞれの量、添加物の質や量、さらには家庭での環境管理に至るまで、
 その影響は広範囲に及んでしまいます。

●消化の悪いモノも無理して食べてしまいます。
 メーカーさんが違っても既製品の製造方法に大きな違いはありません。
 「食べてもヘッチャラ!」という無理が働いてしまうのは、若くて健康なときだけだと認識しましょう。

●それでもNOがなかなか言えない。
 病気になるまで「NO」が言えないワンちゃんたちです。
 病気になってからでも「NO」が言えないワンちゃんたちです。
 上質な既製品であっても、完全手作りであっても、ワンちゃんたちはそのゴハンに
 簡単に「NO」を言ってくれません。

●言えないから気にしてもらえない。 が起きてしまいます。(T-T)
 お口での意思表示は苦手でも、合わないゴハンを続けていれば、
 身体からは沢山のNGサインが出ています。
 貴方の観察眼がなければ、事前に察知することが出来ないのがワンちゃんであることを
 ぜひ覚えておいてください。

●ボスに服従するのがワンちゃんですから、NO!も遠慮しちゃうのですね。
 貴方が喜ぶ姿が見たいから食べちゃうワンちゃんだっていますよ^^;

こうしたことから、総じてネコちゃんよりも病気罹患率が高くなり、
お家で治せるチャンスにも恵まれません。



「スンナリと受け入れてしまう」の点においては、医薬品も同様です。
ネコちゃんと違って通院や受診が簡単なため過剰医療に陥りやすく、
身体がこれを拒否できなかったり、副作用によって改善が遅れたり、
改善のめどが立たなくなってしまうこともしばしば起こります。
・・・こんなことでは折角の在宅ケアも歯が立ちません><:


主張が出来るワンちゃんもいらっしゃいます。(*^_^*)
んが、そうしたワンちゃんたちであっても、大半の子たちはネコちゃんの比ではありません。
また、ネコちゃん級の危機回避能力を持ったワンちゃんも極少数派としていらっしゃいます。
こうしたワンちゃんたちは、そうならざるを得ない内なる大きな理由が必ずあるため、
一般的な食事ケアでは結果が出せません。







なが~~~~~い胴体にも関わらず、ビックリするほど腸が短い子たち、、、
、、、、それがフェレットちゃん。

フェレットちゃんは腸が非常に短く、ゴハンを食べてもすぐに排泄してしまいます。
その時間は最短で3時間ほどで、大半は半日のうちに排泄してしまいます。
・・・・・栄養素を分解・吸収する前に排泄に回ってしまいます。(ウンチは栄養の宝庫!)

しかも、、、、
その腸が驚くほど傷つきやすいにも関わらず、ネコサンのお口のようにその危険回避が出来ません。
、、、、それがフェレットちゃん。

このことから、フェレットちゃんのゴハンは
ネコちゃんやワンちゃん以上に、消化や吸収について気を配る必要があるのです。


にもかかわらず、、、、、

●フェレットフードはキャットフード以上の高タンパク高脂質に設計されています。
 吸収する量が少ないなら「大盛りにしておけば良い!」の乱暴な発想がこれにあたります。
 この無茶を続けることこそが、フェレちゃんを3大疾患に結びつけてしまう元凶なのです。

●炭水化物や食物繊維は不要とさえ言われる誤解があります。
 炭水化物や食物繊維が持つ役割の1つに「消化を促すための触媒」があります。
 動物性食材を食べるなら、その量に見合った炭水化物や食物繊維が不可欠です。

 ですが、フェレットフードの製法はドッグフードの製法と大きな違いはありません。
 ここにボタンの掛け違い起きてしまいます。

 フェレットちゃんの消化器官に見合う製法で作れないなら「入れない方がマシ!」という乱暴な解釈が、
 いつの間にかフェレットちゃんに「炭水化物や食物繊維を食べさせてはいけない」なんていう誤解を
 根付かせてしまった現実があります。

 「消化に配慮した炭水化物や食物繊維」であれば、フェレットちゃんのウンチトラブルは
 簡単に解消出来るのです。

●飼育頭数が少ない分だけ研究対象から外れます。
 少しでも良いゴハンを選びたいと思う親心は「誰にも負けない!」と思っていらっしゃる方がほとんどでも、
 絶対的な飼育頭数が少なければメーカーさんを動かす原動力になりにくいのが現実です。
 そのためフェレットフードは、キャットフードやドッグフーと違い、進化も向上もし難いのですね。

 「フェレットだからフェレットフードを選ばないと!」と思われがちですが、それは正しい選択ではありません。
 粗悪な原材料、合わない栄養バランス、不適切な製法で、我が子を苦しめる必要は無いのです。

●追求されなければ向上もない。
 キャットフードやドッグフードの上級クラスのメーカーさんによる品質の改善は日進月歩にもかかわらず、
 フェレットフードは大幅に後れを取っています。

 飼育頭数が少ない分だけに、飼い主さん方の経験不足も顕著です。
 非常識とも申し上げて遜色ないような「骨董品級の知識」が、
 正しい飼育方法であったりゴハンの常識としてまかり通っていることがフェレットちゃんの世界です。


生体販売をなさっているshopさんは沢山有るでしょうけれど【天寿まで育て上げるプロ】ではありません。

NinnaNannaは、副腎疾患・リンパ腫・インスリノーマと一切無縁の子たちを、
天寿まで育てることができるプロとして、これからも注意喚起をし続ける役割を担って参ります。








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当店NinnaNanna(ニンナナンナ)について



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 動物愛護(ANIMAL WELFARE)の観点から

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ペットと関わる仕事に携わる方のほとんどが、動物をこよなく愛し、動物達を最優先に考えてくれる人々。

利用する消費者としては、そうあって欲しいと願わずには居られません。



かつては、、、私たちも我が子を愛する一消費者に過ぎませんでした。
迷えばショップさんに相談し、困れば獣医さんに駆け込む普通の飼い主です。


 

ただ、一消費者・普通の飼い主と申し上げるには無理のある飼育頭数でした。

なぜなら、個人レベルで保護活動を行っていたからです。

困っている子を保護し、健康を害している子は治し、
里子に迎えてくださるご縁がある子は送り出し、ご縁のない子は我が子になります。


保護頭数が個人活動の枠を超えると、、、保護団体さんの傘下に入ったり、
近隣の同様の活動をしていらっしゃる方とチームを組んだりすることで、
活動の範囲やその質の転換を行い、新たな領域に踏み出されます。
保護すべき子たちが後を絶たず、苦労しながらも「一匹でも多く!」と
強く願ってくださる方々がこれに当たります。


 

一方の私たちは「保護すべき子たちが後を絶たず」の部分が異なりました。
個人活動の枠を超える頃には、急ぎ保護すべき子たちの数が読めるようになり、
数ではなく「保護した子たちの質」に視点を移せるようになりました。

これまで私たちが個人活動で関わってきた子たちの数は、
猫・犬・フェレット他を含めると3桁に及びます。



私たちはこの子たちの「命の質」と向き合う中で、獣医療の限界とペットフードの限界を
イヤと言うほど突きつけられ、一般的な常識を疑わざるを得ない状況に迫られました。
そこで一つ一つの大切な命を守り抜くためにすべきことを、
寝食を忘れて学び、そのために非常識なほどの私財を投じて追求し続けてきました。


こうした中で一縷の光を見い出した瞬間が、Cat's専科NinnaNanna の始まりでした。


保護した多くの子たちと共に手にした「私たちなりの命の守り方」を、
望んでくださる方にお伝えすることが、
私たちにしか出来ない動物愛護(ANIMAL WELFARE)の手段であると考えています。




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 経験に基づいたケア方法

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保護活動をしていると、年齢も 生い立ちも 既往症も 全てが異なることを目の当たりにします。

一人一人の個性そのものが 「生きてきた道のり」であり「命の証」と申し上げて良いでしょう。

教えてくれることのない過去を想像しながら、オンリーワンのためのケアをしなければなりません。



はじめから苦労することのなかった子、
後に予期せぬトラブルが出てきた子、
苦労の連続だった子もいます。

机上の学びも重要ですが、
我が子たちがその時々で教えてくれることの方が遙かに的確で有り、有効であることを、
私たちは実体験から学びました。




こうした経験を次のシッポちゃんの成功に繋げるためには、3つのポイントがあります。

その1つが「スピード」です。
 まだ大丈夫だろう・・・、まだ間に合うだろう・・・は、私たちの心に一時的な平穏をもたらすことはあっても
 寿命の短いシッポたちにとって何のメリットもないことを、
 私たちは数多くの経験から学びました。


次に「力価」です。
 それが何であれ、改善させるだけの「力」がなければ意味はありません。

 力価とは生物学 における 濃度 ( 活性 )の測定法の1つで、正式には医学用語です。
 一定の効果を発揮するのに必要な薬の量に基づいた薬の強さ のことを言います。

 食事においても同様で「食べる価値がある」「治力があるもの」および「その量」 が必要です。
 当店ではこうした力も「力価」として捉えています。

 力の無いものをどれだけ頑張っても目標には到達できません。


最後に「バランス」です。
 身体はホメオスターシスと呼ばれる恒常性によって、常に健康時(万全時)に戻そうとする力が働いています。
 この恒常性までもが狂わされると、元に戻せなくなり病気や症状が決定的になります。
 つまり、恒常性と小さな不具合のバランスによって結果が違ってきます。

 この小さな不具合とは、気温の差1つをとっても身体は感じています。
 さらにスケールの大きい病気ともなれば、恒常性とのバランスは大きく狂っていることは、
 容易に想像していただけるのではないでしょうか。


 ゴハンにおいても然りです。
 たとえば、タンパク質・脂質だけが栄養ではありません。
 これらを沢山食べると言うことは、使いこなすために必要な他の栄養素も沢山必要になります。
 身体はゴハンで出来ていますから、栄養が狂うと病気まっしぐらになってしまいます。


 地球、国、社会、職場・学校、家庭においてもバランスがありますよね。
 臓器と臓器の関わり合いもバランスですよね。

 身体の中には言い尽くせない数限りないのバランスが有り、これを崩せば病気になり、
 立て直すことが出来れば治癒に向かいます。




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 故に他店様とは異なります

================


「始まりは我が子のために」

  “愛で育む、食で育む”
  こんな当たり前のことが、こんなにも難しいなんて・・・。

  なぜなら、可愛い我が子がネコさんだから。
  なぜなら、身近にあるペットフードと呼ばれる粗悪なゴハンを選ばざるを得なかったから。

  運良く助けることが出来た子なのに、思うような経過を辿ることが出来ないもどかしさの中で
  たどり着いた先に見えたものは、害のあるゴハンの存在と、過剰医療による弊害。

大切なことは、ネコだから、犬だから、フェレットだから、人だから・・・という垣根を
取り払って栄養を考えるということ。
なぜなら・・・身体という宇宙の中における栄養の役割は、種を問わず共通だから。



 


 常時20匹以上のシッポのある我が子たちを守りながら、
 望んでくださる皆様にそのケア方法をお伝えし続けるには、SHOPの形を取らざるを得ませんでした。







あのときから20年、、、、

多くのお客様に継続的なご指示をいただくことで
私たちにしか出来ない動物愛護のあり方を貫くためのこの選択が、間違いではなかったと感じています。






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ゴハン選びの参考に・・・メニュー


ゴハン選びの参考に


1 当店NinnaNanna(ニンナナンナ)について
  |
  ├ 動物愛護の観点から
  |
  ├ 経験に基づいたケア方法
  |
  └ 故に他店様とは異なります


2 我が子を知らないために起きるミスマッチ
      |
      ├ 必読!ゴハンの原理原則
      |
      ├ ネコちゃん編
      |
      ├ ワンちゃん編
      |
      └ フェレットちゃん編


3 何を選ぶか?の前に
  |
  ├ ゴハンの違いを理解しましょう
  |
  ├ 栄養の違い・役割を理解しましょう
  |
  ├ 質の違いを理解しましょう
  |
  └ ブランドの特徴を理解しましょう


4 都市伝説は間違いだらけ
      |
      ├ ミール、ビートパルプについて
      |
      ├ 幼少期だから子猫用や子犬用が必要
      |
      ├ AAFCOやFEDIAFは安心基準
      |
      ├ 獣医さん推奨について
      |
      ├ ブリーダー・ペットショップさん推奨について
      |
      ├ 国産品だから安心
      |
      └ 手作りだから安心


5 サプリメントの考え方
  |
  ├ サプリメントとは?
  |
  ├ 過剰症を考える
  |
  ├ 不足を認めなければ先には進めない
  |
  └ 不要なサプリメント


6  トラブルを抱えているシッポちゃんのゴハン選び
      |
      ├ はじめに
      |
      ├ ネコちゃん編
      |
      ├ ワンちゃん編
      |
      └ フェレットちゃん編


7  健康なシッポちゃんのゴハン選び
  |
  ├ はじめに
  |
  ├ ネコちゃん編
  |
  ├ ワンちゃん編
  |
  └ フェレットちゃん編





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