ゴハン選びの参考に

何を選ぶか?の前に



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 ゴハンの違いを理解しましょう

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シッポたちのゴハンは大別すると以下のように分かれます。


そもそも、ペットフードとは廃棄される食材のリサイクルと「人の利便性」を追求した加工食品です。
シッポたちのために健康と幸せのために存在するというのは建前でしかありません。 
これを勘違いすると失敗しますからご注意くださいネ。


●ドライフード

簡単・お手軽・お手頃の3拍子を兼ね備えている分だけ、食べ物としての「力」は下がってしまいます。
食材ならば当然の「あるべき水分」が無いことからも、食べ物から遠いことが分かります。
ゴハンではなくクッキーやビスケットと捉えましょう。
印字された期限は関係なく、開封後は1ヶ月が賞味期限です。
不足する栄養素はサプリメントで補う必要があります。


●ウェットフード(缶詰・パウチ)

いわゆる総合栄養食は存在しません。程度の差こそあれ全てが補助食として捉えましょう。
未開封であれば長期保存が可能な加熱されたお肉ですが、開封すれば生鮮食料品として扱う必要があります。
手作りゴハンの生肉をウェットフードに置き換えることも可能です。(アイテム限定)
栄養内容は製品毎に大きく異なるため、それぞれ不足する栄養素はサプリメントで補う必要があります。
特に炭水化物や食物繊維の不足は顕著です。


●生肉手作りご飯

-----一般的な手作りゴハン-----

お口優位のレシピや見た目に重きが置かれるため、栄養バランスが悪いことや
消化に負担を掛けることが続けるほどに顕著になります。
始めた頃は劇的な効果を感じてくださっても、気がつくと頭打ちになっているケースが目立ちます。
また、流行の食材を取り入れがちな為に、質の低下が起こりやすい特徴もあります。
書籍や公開レシピなど間口が広いため、何方にも取り入れやすい分だけ、落とし穴が多い欠点があります。

一般的な手作りゴハンで改善が見られるのは、それまでのゴハンを超えた結果であり喜ばしいことですが、
多くの獣医さんが反対される事にはそれだけの理由があることを忘れないでください。


-----NinnaNanna流手作りゴハン-----

一般的な手作りゴハンの欠点を全てカバー出来る本格派です。
作り方・食材への拘り・栄養のバランス調整にも,配慮しています。
そのの分だけ、手を掛けなくてはならず、コストも上がりますが、
治療的効果が十分見込める力価を備えるため、獣医さんが反対される余地を与えません。
取り組まれる方にはマンツーマンでアドバイスを差し上げています。




それぞれの利点を生かしながら、欠点を サプリメントや使い方 で補うことが、正しい使い方です。





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 栄養の違い・役割を理解しましょう

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大事なことだと分かっていても・・・・
「今のゴハンできっと大丈夫だろう・・・」と安心したい気持ちが優先されてしまうのが栄養素のこと。

ですが、これだけ既製品の成分値にバラツキが有り、あるいは手作り派の皆さんが増えてきた中で、
我が子を自分の手でシッカリ守るためには、誰かさん任せに出来ないのが栄養素です。

でも、栄養素1つ1つの役割を正確に覚える必要はありません。
但し、1つでも疎かにすれば、その被害はシッポちゃんに向かうことを肝に銘じてください。

以下にお示しする重要なポイントだけを常に忘れずに、ゴハンを考えてくだされば大丈夫です。




三大栄養素の1つ
お肉・お魚の代名詞のように言われる栄養素です。(正しくないですが^^;)
アミノ酸の集合体で「身体を作る栄養素」と覚えましょう。

身体を作ると言っても筋肉だけではありません。全ての臓器、血管、血液、免疫細胞、ホルモン、
神経細胞等を含めた「身体の全てを構成するため」に必要な栄養素です。

体内で使用すると、その摂取量に応じた有害物質が発生する栄養素でもあります。
血液検査で検出されるBUN(尿素窒素)がその一例です。
そのため、摂取量は最小限に止め、これをロス無く最大限に活用する工夫が必要です。

これを実現するには、旨み調味料のような食品添加物で含有量の底上げをしたり、
アミノ酸の構成バランスが悪い植物性タンパク質の含有量が高い製品は避けなければなりません。
同時に、共に働くほかの栄養素に不足があってはいけません。
1gあたり4kcalを供給します。




三大栄養素の1つ
脂肪のことを栄養学では脂質と呼びます。
固形であれば脂、液体であれば油と言い換えられる栄養素で、旨みを感じやすい栄養素です。
その反面、最も酸化しやすい栄養素なため、原料の質がゴハンの質を左右することもあります。

エネルギーの元と言われるほど、他の三大栄養素の2倍以上の熱量を供給します。
「旨み」をもたらす栄養素の筆頭です。

タンパク質では果たせない特殊な役割を担うことで身体を作っています。
 ・エネルギーの蓄積(中性脂肪)
 ・ステロイドホルモンやビタミンDの原料
 ・神経細胞軸索膜の原料
 ・ホルモン作用物質の原料
 従って、過度の摂取制限を行えば体調悪化を招きます。

供給源は動物性食材だけではありません。昨今の既製品は植物性オイルも多用されています。

肝臓と関わりの深い栄養素のため、過剰摂取は肝機能を低下させてしまいます。
脂質の供給源となる食材が粗悪な場合も同様です。
1gあたり9kcalを供給します。




三大栄養素の1つで、糖質と水溶性食物繊維に分けられます。
生命維持の根幹となる脳が最も必要としているブドウ糖の供給源となる栄養素です。

糖質カットブームや肉食だからと言う間違った解釈、
あるいは癌を理由に敬遠される風潮がありますが、これらは大きな間違いです。

食材として炭水化物を最も欲しているのは腸内細菌(プロバイオティクス)たちです。
彼らにゴハンを食べさせなくては「増えない・良好なバランスが維持できない」事が起こります。
このことが腸管免疫を下げ、全身免疫を下げる最大の原因に繋がります。

腸内細菌たちが炭水化物を分解することで、健全な糖質が吸収されブドウ糖に変換されます。
従って、化学合成された糖質は、害になってもメリットはありません。
供給源は、穀物・果物・野菜・海藻類のみと覚えましょう

注意すべきは、腸内細菌の為の栄養素 である点です。
そのため、食材の加工には細心の注意を払って、細菌たちの喜ぶ状態に仕上げなくてはなりません。
私たちが食べられる程度の加工は、シッポたちには不十分だと覚えましょう。

この加工が難しいため、「シッポたちの食事に炭水化物は不要!」という乱暴な言い訳が
あたかも正当化されている昨今です。
フックラプックリツヤツヤのウンチを求めるなら、消化の良い炭水化物は不可欠です。
1gあたり4kcalを供給します。




三大栄養素に食物繊維を加えた四栄養素の重要性が、今 クローズアップされています。

シッポたちの食事では「粗繊維」で表記されています。

この食物繊維(=不溶性食物繊維)は、他栄養素と違い体内に吸収されることはありません。
にもかかわらず、四大栄養素の1つと称されることには理由があります。

「健康は腸から」と言われるように、全身免疫は腸管免疫が左右しています。
腸内環境が理想的であれば、その効果は全身免疫に波及することが、今や常識ですよね。
そのためにも・・・食物繊維は腸環境を健全化させる重要な栄養素です。

食物繊維(=不溶性食物繊維)の供給源は、穀物・野菜・果物・きのこ類です。

食物繊維は、植物性食材のいわゆるスジに当たる部分で、水分を含むと膨張する特徴があります。
この膨張が腸内を刺激することで便意となり、あるいはウンチの構成成分となります。
つまり、腸内のお掃除役≒腸管解毒の役割を担っているのです。

また、糖質+水溶性食物繊維が腸内細菌のゴハンになるなら、
不溶性食物繊維は腸内細菌たちの住処になります。お家があれば増えることが出来ますでしょう?(*^_^*)

こうした働きから、吸収されることがなくても極めて有意義な働きがあるため、
四大栄養素の1つとして昇格したわけですね。
厚生労働省は成人1日あたりの食物繊維の必要量を年々増やしていることからも、
その重要性を感じ取ってくださいね。

シッポたちにおいても役割や重要性は共通です。
お家になるとは言え、食材の加工には細心の注意を払って、
細菌たちの喜ぶ状態に仕上げなくてはなりません。
私たちが食べられる程度の加工は、シッポたちには不十分だと覚えましょう。

こうした加工が難しいため、「シッポたちは食物繊維が消化できない」という乱暴な言い訳が
あたかも正当化されている昨今です。(シッポたちも人もイッショ・・消化は出来ません^^;)
フックラプックリのウンチを求めるなら、こなれた食物繊維は不可欠です。
最も安全な毛玉排出の原動力になることは申し上げるまでもありません。
カロリー供給はありません。




発育、日常活動、健康維持に必要とする微量な有機物質 を ビタミン と言います。

油に溶ける脂溶性ビタミン と 水に溶ける水溶性ビタミン に大別されるグループと、
ビタミン様物質、プロビタミン から構成されています。

ココでは後者を省いて
脂溶性=体内に貯蔵できる、水溶性=体内に貯蔵できない と覚えましょう。

・タンパク質、糖質、脂質を「生成」「変換」「分解」するために必要
・清浄な身体活動、精神活動、感染から護る免疫機能に必要
・赤血球、ホルモン、遺伝物質を作り、神経系の正常な活動に必要

つまり、十分な各種ビタミンがなければ、三大栄養素は効果を発揮できないと言うことです。><

若くして病気を経験したシッポちゃんたちは、ビタミン不足が原因の1つです。
シニア期以降に病気を引き寄せてしまったシッポちゃんたちも、ビタミン不足が原因の1つです。


ゴハンの最大条件となる【総摂取カロリー】から4大栄養素の原材料とそれぞれの量が決まります。
それら食材に含まれるビタミン量が、本当に必要な量に満たないことは、
ペットフードに限らず人の食生活も共通なんですよね。
しかも、消耗量があるため、体質によって必要量は異なって当たり前です(T-T)

どう頑張っても十分な量は確保出来ないわけですから、
貴方が不足を認めて対応しなければ、シッポちゃんたちは被害者になってしまいます。




発育、日常活動、健康維持に必要とする元素・無機物質 を ミネラル と言います。
ミネラルは地球を構成する物質です。

比較的多量に必要なミネラルを主要ミネラルと言います。
 カルシウムCa、リンP、カリウムK、硫黄S、塩素C1、ナトリウムNa、マグネシウムMg
 骨、歯の整形、体内の水分バランスの調整、体内の化学バランス に必要。

微量でも有効域に達するミネラルを微量ミネラルと言います。
 鉄Fe、フッ素F、ケイ素Si、亜鉛Zn、ホウ素B、バナジウムV、ヒ素As、マンガンMn、セレンSe、
 ヨウ素I、ニッケルNi、モリブデンMo、スズSn、クロムCr、コバルトCo
 体内の化学バランス に必要。

ミネラルには有効量と中毒量の値が近いモノがあるため注意が必要と言われますが、
こうして見ると、それが何かお分かりになりますよね?(*^_^*)
過剰になれば害になり得るものは「摂取しにくくて、吸収もしにくい!」
だからこそ微量でも有効なように哺乳類の身体は作られています。
そのため、貴方が常識外れなことをしなければ、一切心配することはありません。


ゴハンの最大条件となる【総摂取カロリー】から4大栄養素の原材料とそれぞれの量が決まります。
それら食材に含まれるミネラル量が、本当に必要な量に満たないことは、
ペットフードに限らず人の食生活も共通なんですよね。
しかも、消耗量があるため、体質によって必要量は異なって当たり前です(T-T)

どう頑張っても十分な量は確保出来ないわけですから、
貴方が不足を認めて対応しなければ、シッポちゃんたちは被害者になってしまいます。





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 質の違いを理解しましょう

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ペットフードには、ジャンクフードと呼ばれる質のモノからプレミアムフードと呼ばれる質まで
メーカーさん毎に、あるいはブランド毎のコンセプトによって、上から下まで様々あります。

但し、自社製品を悪く言うメーカーさんやブランドはありませんから、
キャッチコピーだけでそれを判断する事は間違いです。

開示されている情報から貴方が望む品質かどうかを判断しなければなりません。

●原材料を読み込んで、必要なモノと不足するモノを想像しなければなりません。
必要なモノであっても必要以上の含有量は、結果として不要なモノになってしまいます。
不要なモノは引き算で抜き取ることが出来ないため、許容範囲かどうかを見極めてください。

●保証成分値から使用されている原材料の量を想像する必要があります。
沢山使用されている原材料ほど成分値の数字を押し上げていますヨ。
初めは分かり難いかもしれませんが、これも慣れですから頑張りましょう。

●不足する栄養添加物の有無でも、ゴハンの善し悪しは判断出来ます。
前述のとおり、食材に含まれるビタミン・ミネラル量では、本当に必要な量に満たないことは
すでに分かっていることですから、栄養添加物としてこれを補わなければ、
総合栄養食にはなり得ません。つまり、これが加熱加工品の限界なのですね。
補助食・一般食がほとんどであることがご理解いただけたなら、早速にも補充すべきです。

●流行の成分だけを必要以上に強調しているゴハンは、
そのことで全体を見らないように工夫されているかもしれません。
「**が配合!」と聞かされると、たっぷり入っているような錯覚を受けますでしょう?(*^_^*)
効果が望めない量であっても、配合という言葉に嘘はありません・・・・・><;

●AAFCOやFEDIAFは、合成酸化防止剤の使用を公認いることを忘れてはなりません。
なぜなら、こうした合成酸化防止剤は、人用食品添加物としても使用を認めている国があるためです。
もちろん、一切使用していないブランドから、含有上限ギリギリまで含有しているブランドまで様々あります。
貴方が望まなくても、貴方が期待なさっても、それがAAFCOやFEDIAF基準なのです。

●貴方の味覚でチェックしましょう。
貴方が美味しいと感じるゴハン♪や、飲み込む気がしないゴハンがあることが分かります。
こうしたテイスティングは、貴方のシッポちゃんを守るための最初の一歩です。

そのためにも「人が口にしてはいけないモノは使用していない」ことが、
1つの判断基準となることは、申し上げるまでもありませんよね。

●原材料にすでに残留している成分は、許容範囲として認めるしかありません。
残留農薬、残留重金属、残留医薬品(ワクチン、抗生剤、成長ホルモンなど)があります。
こうした残留物質は、人が食べられる食材しか使用していないブランドであっても共通します。
貴方が口にする食事と共通ですから。

従って、原材料を人が食べられる食材に限っていないブランドなら、
こうしたリスクのある残留成分はさらに増えることを理解しなければなりません。

●手作りゴハンにおいても同様で、採用する食材の質でその価値が変わってきます。
もう、お分かりですよね?
残留農薬、残留重金属、残留医薬品(ワクチン、抗生剤、成長ホルモンなど)などのリスクは、
手作りゴハンであっても共通なのです。

食材に含まれるビタミン・ミネラル量では、本当に必要な量に満たないわけですから、
補充しない従来の手作りゴハンであれば、これらを添加しているペットフードよりも
劣る可能性があるわけです。

また、優秀なブランドが採用しないような原材料にも、進んでチャレンジされることがありますよね?
採用しないことには、それだけの理由があることを忘れてはいけません。
貴方は日常的にそれを食べますか??? ・・・多くの場合NOだと思いますよ><

一般的な手作りゴハンは、リスクがイッパイあります。ご注意くださいますように。
折角なさるのであれば、NinnaNanna流がオススメです。

●価格も1つの判断基準です。
原材料が悪い(=安価)であれば販売価格も下がります。ト~ゼンですよね。

但し、高価=良質とは限りません。
サンプルをばらまくブランドは、その費用を製品価格に上乗せしていることを忘れないでくださいネ。

●販売方法も1つの判断基準です。
自信を持って製造しているブランドは、ご利用くださる全てのエンドユーザーさんに、
価値あるゴハンとして認めていただけることが希望であり目標です。
これを達成するためには、媒体となる小売店の存在は不可欠です。

価値のある選び方、価値のある使い方を、エンドユーザーさんにお伝えするだけの
知識や経験を持つ小売店が「専門店」として機能することが重要です。

こうしたことから、質の高い製品を供給するブランドほど、
専門知識が無い量販店で粗雑に扱われることを本意とされません。


昨今では専門小売店という媒体を通さずに、エンドユーザーさんに直接販売されるブランドも増えています。
中間マージンをカットした適正価格などと謳われているアフェリエイトフードなどがこれに当たります。

専門小売店に触れさせないことで、良くも悪くもその評価が封印されてしまいます。
善し悪しはエンドユーザーさんご自身で判断するしかありません。
こうした特殊なブランドを採用するなら、貴方に全てが掛かってくることを忘れないでください。
被害を被る事があるとすれば、実質的な被害者は間違いなく貴方のシッポちゃんなのですから。





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 ブランドの特徴を理解しましょう

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ペットフードをこの世に送り出した最初の国はアメリカです。
元々は畜産動物のための合理的なゴハンがその発端です。牧畜が一大産業の国ですから。
最近は目にすることもありませんが、西部劇を想像していただけるとご理解いただけるかもしれません。

足りない栄養素をカバーできる、誰にとっても扱いやすい、どんな子でも口にしやすい、などなど。
畜産動物向けにこれらを手がけてきたメーカーさんが、
「やれば出来るジャン!」 「んじゃ、ついでに犬用もやってみる?!」が
既製品ドッグフードの始まりです。 ・・・もちろん想像ですが(*^_^*)

そんなわけ、ペットフードに総合栄養食と言う概念を作った国はアメリカなんですね。
誰でも簡単お手軽に必要最低限をカバーする既製品ゴハンの誕生です。
従って【総合栄養食】と言う言葉は、現在AAFCO加盟ブランドの中でも、
その栄養基準を満たす製品でしか原則これを謳えません。(今や治外法権ですけれど^^;)

歴史的背景から見ても、あくまで合理性を追求しているため、
各社とも、今も総合栄養食を追求する姿勢は大きく変わりません。



一方のヨーロッパブランドは「だったらマネしてみよう!」ってことで、誕生した後発組です。
その分、知識も経験もアメリカの古参ブランドには劣ることは、想像していただけると思います。

簡単お手軽な総合栄養食の歴史が短い分だけ、ヨーロッパではホームメイドが今も主流です。
家庭毎に手を加える事が普通のことなので、補助食や一般食であっても良いワケですね。

そのため、ヨーロッパブランドは補助食や一般食が主流で、
どちらかというとウェットフードの方がお得意なブランドが多いのです。

また、国毎の人の食生活がブランドに反映される事もあります。
美味しい食材が豊富で食べることが大好きなイタリア・・・なんていうのは何方もご存知ですよね?
その国の人の食に対する価値観が、自然と反映されることでブランドの違いも出てくるわけです。

前述のようにヨーロッパブランドは総合栄養食と言う言葉を本当は使えません(*^_^*)
なので、昨今はコンプリート食という代替名称が出てきています。

国の数だけブランドの数も多く、そのため日本に入ってくる新規ブランドも増え続けていますが、
ヨーロッパブランドであることに違いはありません。
補助食や一般食が日本国内でも主流になりつつあるのも、1つの時代の流れなんですね。



他方、国産ブランドは、几帳面で真面目な日本人が携わるという安心感がありますよね。
輸入品に比べると輸送コストが下がるメリットもあります。
んが、欧米ブランドと比較して決定的に違うのは経験と実績、ならびに動物愛護の意識。
どれもがまだまだ発展途上のため、質・栄養学共に欧米ブランドに並ぶことは出来ません。
今後の発展に大いに期待しているところです。



日本のペットフード工業会はアメリカに倣えの姿勢のため、AAFCO基準を採用しています。
そのため、総合栄養食が偉くて、補助食や一般食は劣るような扱いをしていますが、
元来、食事とはそうした括りなどあってはいけないモノではないでしょうか?

だって、そうでしょう??

その総合栄養食って「どこの?」 「どんな子の為の?」ゴハンかサッパリ分かりません。
ゴハンは我が家の子が基準のはずなのに、他所の誰かに決めてもらう様なモノではありません。
キャッチコピーで「これだ!」「我が家の子のためのゴハンだ!」なんて思い込んでしまうと、
ボタンの掛け違いが起きてくるのです。


貴方の食生活はいかがでしょう?
振り返っていただければ簡単に想像できるはずです。合理性が不合理を引き寄せる可能性があることを。

今、ヨーロッパでは、FEDIAFだけでなくAAFCOにも加盟してるブランドが増えています。
そうまでして総合栄養食を謳いたいのか?と思っちゃいますが、これもきっとユーザーニーズなんですね。

でも!!!
「総合栄養食」は、貴方のシッポちゃんが元気で健康に過ごせるお墨付きではありません。

言葉に惑わされず、原材料と保証成分値を読み込む練習をしましょう!!(*^_^*)






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