Goods - Mouth Care - Finger Toothbrush ・・・ゆび歯ぶらし 猫・犬・フェレット用
●ネコちゃんも「歯が命」!
歯ブラシで磨きにくかった箇所も簡単に磨くことができます。
また、歯ブラシを嫌がるネコちゃんにもより簡単にブラッシングが可能になりました。
愛猫がいつまでも自分の歯でおいしく食事ができるように、毎日の歯磨きに本品をお役立てください。
材質:全体 / 綿、ナイロン
材質:ゴム部 / ポリウレタン
ゴム部から手を通し、親指と人差指にブラシ部をはめ、ストッパーに中指を・薬指・小指を通して装着します。
歯磨きは、指の腹部分で、歯と歯ぐき、また、その境目を丁寧に擦るようにします。
また、歯の表部と裏部を親指と人差し指ではさんで擦ることによって、歯の両面を同時に歯磨きすることができます。
本品は、右手・左手の両方で使用できます。両手で同時に使用することも可能です。
・本品をネコちゃんに噛ませないでください。
・猫の口内を傷つけないようにご注意ください。
・猫の口腔ケア以外に使用しないでください。
・使用の際、猫に噛まれないようにご注意ください。
・周囲の環境に気をつけてご使用ください。
・ご使用後は、本品をよく洗って乾かして清潔で安全なところで保管してください。
・本品は、繊維に編みこまれたものですので、糸が外へ飛び出している場合は内側へ押し込んでください。
無理に引っ張ったり切り取ったりしますと破損の原因になりますのでご注意ください。
●お口と腸環境は常に連動しているため全身疾患へと移行しかねません
これは本当のお話・・・
お口から送り込まれた悪玉菌類が、腸に留まり腸管免疫を下げるだけではなく、
腸から吸収されて体内に取り込まれることで、やがては 腎臓、肝臓、心臓、動脈硬化、糖尿病へと・・・。
関連する疾患は限りがありません。><;
胃酸で死ななかった口腔悪玉菌は腸環境が悪ければそのまま体内への侵入も許してしまい、
やがて全身を駆け巡ることになり、様々な病気へと移行します。
もちろん、個体差があってのことですが。。。
だからこそ、出来るのなら歯磨きは必要。
そして、出来ないなら練習が必要・・・・これは本当のお話です。
※治療として歯磨きを考えるのなら、おなかの建て直しは絶対に並行になさってくださいね。
腸環境が悪い(=悪玉菌優位・アレルギーあり等)シッポ達は、口腔疾患になる確率がググ~~ンと上がりますから。
・食事内容で腸環境を立て直す。(=全身免疫・口腔免疫の立て直しに直結しています。)
・歯磨きでお口の中の悪玉菌の巣窟を掃除する…は、両建てで必要です。(理論上(^-^)v)
●歯磨きをすればシッポたち口腔疾患にはならない
これは怪しいお話・・・
人の場合と歯の使い方が全く違います。
引き裂く・引き千切ることに適しているシッポ達の歯と、人のように擂りつつぶすことに適している歯。
同じように考えることに無理があります。
引き裂く時に掛かる力と擂り潰すときに掛かる力が同じだと仮定しても、
シッポ達の食べ方は「引き裂いて飲み込む」の繰り返しで人のように「一口・30回噛みなさい」とは教わりません。
シッポ達と違って、人が咀嚼を必要とするのは、そういう「食性」だからですよね。
使い方が違うわけですから、汚れ方も違います。
●歯がなければシッポ達は生きていけない・・・の誤解
人は、咀嚼しなければ食べられないものを「食べ物」としている動物ですから、
咀嚼の為の歯がなくなれば食べられなくなるのが道理です。
従って、柔らかい食事、細かく刻んだ特別な食事や義歯が必要になるわけですね。
歯を失えば、こうした「食べるための手段」がなければ生きられません。
ところが、シッポ達は歯が全くなくても遜色なく食事が出来ます。
獲物を引き裂く必要さえなければ、喉から食道をラクに通過する大きさであれば出来ちゃうわけです。
絶対にドライフードを丸のまま飲み込まないネコちゃんがいたら教えて欲しいです。^^
ネコさんには「歯が融ける病気」がありますよね。
顎の骨に歯が吸収され、やがて歯が無くなってしまう原因不明の奇病です。
この破歯細胞性吸収病巣は、年齢を問わず、パターンを問わず沢山のネコちゃんが罹っています。
(途中、抜いちゃったりしてしまうと、結局この病気だったかどうかわからないけれどネ)
なので、犬歯だけしかないとか、犬歯も無いネコちゃんは意外と多く、
でも、平気でドライフードをパクついています。 もちろんウェットフードもデス。
痛みが伴う場合ももちろんありますが、まだまだ十分食べられる痛みです。
(気にしないネコちゃん、私たちに気付かせない程度のネコちゃんも沢山います)
こんな風に歯がなくてもフツーのゴハンでシッポ達は生きられます。
フツーのゴハンに多少でも支障があれば、私たちが必死でなんとするでしょうし・・・・・ね☆
●歯石を取れば歯周病にならない・歯石を取れば歯周病は治る…の誤解
若くて、たった一箇所・・・みたいな症例の場合、外科的措置で治ることはあります。
けれども一定の年齢で、すでに沢山の歯石が確認できている場合、
処置後、歯は綺麗になるけれども、再発・悪化が加速する場合も多々あります。
前述のように、歯石が出来る原因の一つが口腔内のミネラルバランスなわけですから、
体質改善が並行で行われない限り繰り返してしまいます。
と同時に、全身麻酔をかけて、怖い思いをさせて、
術後の抗生剤でさらに負担をかけて悪化させてしまうパターンもあります。
それともう1点。
ネコさんの口腔免疫の強さが災いします。
強すぎるためにひとたび免疫細胞にアンバランスが起きると炎症反応が強くなります。
「歯の根本が赤い」と言うネコちゃんがコレです。
1本~~お口のなか全体の場合もありますね。
痛みが伴う場合ももちろんありますが、まだまだ十分食べられる痛みです。
・・・こんな状況はほとんどが一過性のアレルギー反応です。
FIV,FeLVのネコちゃんであっても治せる可能性はタップリあります。
追加でもう1点。
人の場合、歯石除去を行うことでお口環境は清潔になりますが、
歯石を取り除くことで知覚過敏が何年も続く場合があります。
酷い場合は呼吸(空気の流れ)さえもが酷い痛みとなる場合があります。
コレが術後のシッポ達に起きるとすれば、在宅ケアは相当頑張らなくてはなりません。
んが・・・・^^
重症であっても、こんな本当の歯石除去の手術(通称FOP)が獣医療で行われているとは100%思えません。
ちっちゃいお口と大きな先生の手、麻酔の時間・・・物理的に可能かどうか疑問です。
つまり、シッポたちの歯石除去とは、人の場合の治療とレベルが違う!!
見えている歯石だけを取り去ってもポケット内(本当の病巣)は放置のはず・・・。
(・・・なのに全身麻酔のリスクはあります。)
外科的措置の決断を下す前に、メリットとデメリットは考え合わせる必要がありますよ。
●ドライフードは歯周病にならない・ウェットフードで歯周病になる…の誤解
常に丸のまま飲み込むドライフードであれば食べかすが歯垢のきっかけになりようもないのでしょうけれども、
噛めば食べかすは生まれます。
この理屈を当てはめれば「ウェットフードや手作りゴハンはとんでもない食べ物」になりますよね。
噛むことで歯垢をこそげ取る・・・の理屈は納得できません。
コレが真実なのであれば、ドライ派ネコちゃんに歯周病はないはずです。
けれども現実は違います。・・・でしょ??
歯垢を形成しやすいのは、腸環境が良くない子から・・・が一般的です。
軟便、下痢、便秘、鼻水、鼻づまり、過敏性腸炎、タンパク質アレルギーなど・・・
常に腸に悪玉菌を増やしてしまう原因がある子たちです。
もちろん、此処に精神的ストレスも大きく関わります。
●歯垢(プラーク)や歯石は歯に付着した食べかすによって形成されるものではありません
歯垢は、細菌群が作る悪の巣=バイオフィルムが元になり、それが成長している状態ですが、
この細菌は唾液も栄養として育ちます。
一方、歯石の成分は、大きく分けて約70~85%がリン酸カルシウムを主体とした無機物。
約7~15%のほとんどが微生物の残渣の有機物、約8~15%の水で出来ています。
構成成分からすると、歯垢と歯石は本来全くのベツモノ。
食べかすは細菌たちの糧になってしまいますが、直接の関係はないのです。
むしろ、腸管免疫~全身免疫の低下によって口腔免疫が下がってしまうことや、
脱灰で唾液にカルシウムが多くなることこそが、口腔疾患の引き金を引くこと。
脱灰はカルシウム摂取過剰で起こるのではなくて、摂取不足でなるんだったよね☆
●歯磨きの有用性とは
歯垢の元になる「細菌群が作る悪の巣=バイオフィルム」を取り除くことです。
もちろん、人の歯磨きでも大変なのですから、シッポ達にそれをするのはもっと大変 ^^;
それでも悪の巣を物理的に取り去るには、他に方法がありません。
それと同時に・・・・。
やっぱり腸環境を立て直さないとダメなんですね。
でなければ、歯垢の増加は歯周病へと移行し、その炎症が口内炎へと発展してしまうからです。
口内炎になれば、腎臓、肝臓、心臓、動脈硬化、糖尿病・・・・関連する疾患のリスクはさらに高まってしまいます。
口内炎は免疫疾患だから歯周病とドンブリにしないでね。
●サァ!練習させてくれるネコちゃんから歯磨きしてみましょう!
但し、人家族中で抑え込まないと歯磨き出来ないようなネコちゃんの場合は、
掛かる精神的ストレスが反って腸環境を悪化させ、お口に反映してしまう場合があります。
また、反って歯茎を傷つけてしまうことも起こります。
痛い経験をさせてしまうと続けられなくなりますから、絶対に無理はなさませんように。
まずは・・・ご機嫌さんのときにお口を触らせてもらうことから。
次は歯ブラシをお口に触れさせてもらう事。
歯ブラシで犬歯を触らせてもらう事。
段階を踏みながら時間をかけてくださいね。
根気が勝ち組への道です。
何はともあれ、先生任せにしていては、ネコちゃんにストレスが掛かるばかりです。
健康な時から自宅で出来ることは全て行う・・・これがNinnaNanna流です。