
下部尿路=膀胱から尿道にかけてを指します。
FLUTD・・・猫下部尿路疾患-学名:feline lower urinary tract disease
泌尿器=腎臓から尿道にかけてを指します。
FUS=猫泌尿器症候群-学名:feline urologic syndrome
本ページでは、腎臓を除く下部尿路疾患(=FLUTD)としてご説明しますね。
先頭の F は feline(ネコサン)ですが、考え方や治し方は同じですから フェレちゃん、ワンちゃんもご一緒に☆
== 下部尿路疾患のこと・・・キチンと把握出来ていますか? ==
罹患しやすいから ついつい どんぶり勘定 になりがちな下部尿路ですが、
貴方がキチンと理解し、今起きている症状を把握出来ていなければ、
ケア方法がアバウト><;だったり、強引な治療が施され、そのことが 再発 や 次の病気を引き寄せる と言った「・・・・闇?!」を抱えた疾患であることをはじめにお伝えしておきますね。
だからこそ、日頃のチェックや観察が大切だし、お家で治さなくちゃ! デス(*^_^*)
【膀胱炎】
膀胱内の炎症の総称です。---------------------------
「炎症=膀胱粘膜の損傷」をもたらす原因として、
細菌、結晶や結石、オシッコとともに送り込まれた有害物質、尿道栓子の場合も有ります。
*尿道栓子:炎症によって はがれ落ちた粘膜細胞 や 白血球、赤血球、結晶、粘液などが混ざり合って固まったものが尿道をふさぐ「栓」となることや、その原因物質を指します。
ビタミン・ミネラル不足由来の代謝障害とそれによる免疫力低下が原因で、マグネシウム摂取量が多いために罹患する病気ではありません。
■炎症理由に関わらず「無かったこと」にする方法
原因物質を大量のオシッコで膀胱から押し流してしまえば、ひとまずリセットができちゃいます。
とりあえずの抗生剤よりも、とりあえず・・ならば、遙かに皮下輸液の方が効果的で安全です。
但し、抗生剤を処方する前に皮下輸液をして下さる獣医さんは皆無ですから、お家で出来る代替策として・・・
1:水分摂取量を増やす。
2:ドライフードを中止して、栄養バランスの良いウェットフードのみに切り替える。
■オシッコphについて
------phは変動する。
本来、作られるオシッコのphは時々刻々と変わりますが、
排泄されるまでの間は膀胱に溜められることで、さらに変化するためにわかりにくくなります。
変動するわけですから、試験紙チェックで振り幅があっても、1回/日で正常値(ph6.4-6.8)に
戻すことが出来ていれば慌てる必要はありません。
------高ph6.8以上
細菌性膀胱炎の可能性が高いです。
原因は免疫力の低下。代謝異常が招く免疫力低下ですから、食事の質や栄養改善が必要です。
大腸菌が膀胱に侵入し、これを免疫細胞が殺せなかったことが原因です。
免疫力が上がらなければ再発したり、ストラバイトに移行しやすくなります。
------低ph6.4以下
代謝異常です。 食事の質や栄養バランスの根本的な見直しが必要です。
■高リスクの とりあえずの抗生剤
抗生剤は細菌にしか効果はありませんが、各種細菌にはそれぞれに個性があります。
この個性にマッチした抗生剤であれば、翌日にも効果は出てきます。
そのため使用限度5日が人医療の処方では当たり前のことです。
マッチした抗生剤を選ぶには、繁殖している細菌を培養テストで特定する必要があるのですが、これには時間も費用も必要ですから、獣医療では「急ぐでしょ?」「なら、このあたりの薬で効くんじゃないの?」と
お試し抗生剤 が処方されます。
効けばアタリ!で、効かなければハズレ!です。
2日で効果が分かるものを、1週間、10日、1ヶ月と続ければ、腸環境の悪化や耐性菌被害は覚悟しなければなりません。
また、免疫力の改善が無ければ再発しますから、たとえ間隔が空いても繰り返せば、やはり耐性菌は覚悟しなければなりません。
効かない→長期服用→体はボロボロ><;
こうして、シッポたちの細菌性膀胱炎は人為的に繰り返されることで「膀胱炎になりやすい体質」が作り上げられてしまいます。
緊急時の抗生剤を取り入れたとしても、最少量に抑えるためには
大量の水分で原因を膀胱から押し流すことと、栄養改善による免疫力強化は必須です。
【結晶・結石】
結晶---------------------------
腎臓内の、遠位尿細管から集合管、乳頭上皮において、シュウ酸カルシウム、リン酸カルシウム、尿酸などが尿中で飽和状態となり、析出されるものをいいます。
結石---------------------------
結晶核が形成されると表面に晶質(シュウ酸、リン酸、カルシウム)が付着し、結晶はさらに成長、凝集し、凝集塊をもとに形成されるものが結石です。
ビタミン・ミネラル不足由来の代謝障害や肝機能のお疲れ(抗酸化不足)が原因で、マグネシウム摂取量が多いために罹患する病気ではありません。
■代謝バランスの悪化
シュウ酸カルシウム結石、リン酸カルシウム結石、尿酸結石、これらが混在するタイプもも高頻度にみられます。
■代謝バランスの悪化+尿路感染によって形成
リン酸マグネシウムアンモニウム結石、リン酸カルシウム結石
■代謝バランスの悪化+遺伝的要因の可能性
シスチン結石
オシッコphが正常なのに、抗生剤で結晶や結石がどうにかなるはずがありません。
しかも、こうして出来上がった各種結石は、腎臓や膀胱だけで無く、体内の柔らかい組織であれば、場所を選ばず何処にでもくっつく特徴を持っています。
これが「石灰化」と呼ばれる現象です。
結石形成で最も多い尿路感染・・・ストルバイト
尿素分解酵素を持つグラム陰性桿菌が、膀胱内のオシッコに含まれる尿素からアンモニアを形成し、尿をアルカリ化することで、結晶が結石へと促進されます。
最も多いタイプが リン酸マグネシウムアンモニウム:通称ストルバイト(ストラバイト)
雑菌感染症ですから関わるのは免疫力、マグネシウム摂取量とは本来無関係です。・・・デショ??
しかも、下水管でよく見つかる物質・・・ なんて聞けば情けなくなります。(T-T)
罹患しやすいことに 理由がある 代表的な病気です。
だったら「理由」を取り除けば治せます (^^)v
例えば・・・リン酸マグネシウムアンモニウム:通称ストルバイト(ストラバイト)
1846年に名付けられたストルバイトはリン酸塩鉱物の1つ。
中性あるいはアルカリ性には溶けませんが、酸性条件であれば容易に溶解するおりこうさん☆
マグネシウム原因説は
大昔に顕微鏡で見つけたセンセが「くっついてるのは、マグネシウム??」と言われたことが
事の発端のようなのですが、あれから数年??
だ~~れも、未だに リン酸 を気にも止めていません (T-T)
下部尿路疾患は泌尿器疾患の一部ですから、膀胱の症状は腎臓と無関係ではありません。
なのに、腎不全の「リン」には敏感でも、結石のリンは無視って-------------おかしいでしょ?!
このひとつをとっても、獣医療が点でしか物事を考えていないことが良く分かります。
カルシウム不足による脱灰 → そのための血中リン濃度の上昇 を 気に止めず、マグネシウム、マグネシウム、マグネシウム、マグネシウム・・・と言い続けるおso末さ。
血中やオシッコに余分なリンやアンモニアが無ければ、リン酸マグネシウムアンモニウムも簡単には生まれない・・・とは、だ~~れも考えないのですね?(*^_^*)
********* 体内活動をイメージ↓してみてくださいね *********
カルシウムが不足すれば、それを補うために脱灰(骨が溶かされること)が進みます。
このときに骨から溶け出す主な無機成分は リン酸カルシウム!
リン酸+カルシウムが出てくるのですね。
ですが、身体が欲しかったのは カルシウム で リン ではありません。
こうして、余分なリン酸 が体内に増えてしまいます。
↓
高タンパク食で血中アンモニア濃度は簡単に上がります。
その上、免疫力の落ちている膀胱内では、悪玉菌が徒党を組んでアンモニアを作り出します。
こうして、有害なアンモニア が体内発生します。
↓
たまたま、通りかかった僅かなマグネシウムが捕まえられます。
(マグネシウムは脱灰で骨からも出てきますヨ)
↓
ほ~~~ら☆ リン酸+マグネシウム+アンモニウム の出来上がり☆
********* 企業活動をイメージ↓してみてくださいね *********
マグネシウム原因説が続く限り、メーカーさんはフードのミネラル量をマグネシウムから設定します。
低マグネシウムは圧倒的大多数のユーザーニーズですから、買って貰うためには当然ですよね?
マグネシウムの量が決まれば、推奨比率によってカルシウムの量が自動的に決まります。
カルシウムの量が決まれば、推奨比率によってリンの量が決まります。
こうして・・健康をギリギリ維持できるのミネラル含有量に限られてしまうのです。
そして、怖いことに ここでは個体差で違う「消耗量」は一切加味されていませんから
サプリメントで追加補助をしてもらえないシッポ達は、
自分の骨を削ってカルシウムを調達する以外に方法がありません。
・・・・・・カルシウムやリンの血中濃度はこうして上がっていくのですね。
誰もが リン酸マグネシウムアンモニウム と表現すれば、一抹の疑問が波紋のように広がるかもしれませんがストルバイト、ストラバイトと呼ぶことで、ちょっと意味不明っぽく&身近に想像出来なくなることが、わざとらしい隠れ蓑(言い過ぎかしら?)を作っていることも、すこ~し気にいりません!
その上、ドライフードをカリカリ食べれば口腔疾患にならないという間違った選択で、下部尿路罹患率を確実に上げてしまう現実を体験しながら、「好きだから」と口実を付けて見て見ぬふりをする私たち・・・・凹
こんな風に人の理屈が災いして、シッポ達の泌尿器疾患の罹患率は、確実に上がってしまうのです><
マグネシウムは水溶性で、消耗しやすい栄養素です。
微量で多様な役割を受持つため、カットすれば簡単に代謝障害を起こします。
過剰摂取は「にがりダイエット」と同じでウンチが緩みます。
=多ければ吸収される前にウンチに捨てられます(*^_^*)
カルシウムが大きく関わるシュウ酸結石や他の結石も、大きな違いは無いと思って下さって良いでしょう。
また、phコントロール食(オシッコの強制的な酸性化)を続けると、
自然にシュウ酸結石に移行することは、すでに多くのシッポ達が経験済みです。
カルシウムやマグネシウムは、消耗→欠乏させるとことで、脱灰はさらに進んでしまい、タイプ違いの結石に移行したり、腎不全はもちろんのこと、ホルモン系や神経系、免疫系といった新たな病気の一因にもなってしまうのです。
代謝異常は体液を酸性化します。
健康な体液はアルカリ性ですが、代謝異常を起こすと体液は酸性化してしまいます。
正常なアルカリ体液であれば、作られるオシッコは酸性化し、
体液が酸性化すればオシッコはアルカリ化してしまいます。
■体液のアルカリ化を行っている最大の栄養素がカルシウムです。
重症の体液phの狂いは命にかかわるため、
骨を溶かす脱灰でこれを回避できるシステムがほ乳類には備わっています。
ですが、カルシウムがありさえすれば良いわけではありません。
カルシウムが正常に働くためにはマグネシウムが不可欠なのです。
■体液のアルカリ化を行っている抗酸化作用
「鉄の錆びつき」に代表される酸化は、「老化」の形で体内でも起こります。
酸化・還元で言われる「酸化」を指します。
この老化を食い止めるものが 抗酸化作用(還元作用)で、大きくかかわる臓器が肝臓です。
抗酸化に有効な栄養成分は、ビタミンC、ビタミンE、還元型COQ10、タウリンを含む必須アミノ酸などがあり、肝臓も喜ぶ栄養素です。
下部尿路を罹患する子たちは、不足栄養を補う事だけでなく、疲れている肝臓の立て直し や 抗酸化強化も 同時に行う必要があります。
■高タンパクや高脂肪はNGです。
高タンパクは有毒な高アンモニア増になってしまいます。
高脂肪はお疲れ肝臓に追い打ちをかけてしまいます。
こうして、ビタミン不足やミネラル不足は、直接の原因と間接原因を作り出してしまいます。
・・・ダメな免疫力によって雑菌が殺せない感染症由来も思い出してくださいね。
どうしても高タンパクや高脂肪のゴハンしか食べようとしないシッポ達には、炭水化物や食物繊維の増量で対応して下さいね。
■医薬品は身体を錆びつかせます。
お薬は使うほどに体内の酸化が進み、体は錆びついてしまいます。
より多くの抗酸化力によって、これを回避しなければならなくなります。
とりあえずの効かない抗生剤や、やみくもに強力な抗生剤も、長期化する理由になってしまいます。
錆び付かせるお薬は抗生剤だけではありません。 皮下輸液を除く全ての医薬品が対象です。
ネコさん事情 VS フェレちゃん・ワンちゃん事情。
同じシッポを持つ仲間であっても決定的な違いがよくも悪くも関わります。
■腎臓機能の違い
ネコさんは腎臓機能が特殊で、オシッコの再利用を行うことができます。
再利用ができるメリット・・・・・・・・・・・
・ 少ない水分摂取量でも生きられる。
・ オシッコとして捨てられるはずの栄養の再吸収ができる。
再利用ができるデメリット・・・・・・・・・・・
・ 飲まないために解毒の最大の武器である「お水」が、生涯を通じて慢性的に足りません。
・ オシッコとして捨てられるはずの有害物質をも再吸収してしまいます。
生まれた時から脱水に慣れている動物ですから、身体は脱水による不具合にも慣れています。
このことがフェレちゃんやワンちゃんよりも 高BUNに強い といわれる理由です。
「害は害」ですから、強いのではなく、ただ鈍感になっているだけなのです。(T-T)
こうしたことを
シッカリ飲んでくれる フェレちゃん や ワンちゃん の腎臓からみると
再利用ができないメリット・・・・・・・・・・・
・ しっかり飲むことで、解毒の最大の武器である「お水」が豊富にある。
・ オシッコとして有害物質が捨てやすい。
再利用ができるないデメリット・・・・・・・・・・・
・ オシッコに捨てられる栄養の再吸収ができない。
・ しっかりと飲まなければ脱水しやすい。
つまり、オシッコに捨てるべき有害物質は、避けること・無毒化することは必須ですが、
さらに、ネコさんはお水の確保が必要であり、
フェレちゃんやワンちゃんは、水溶性不足栄養の一層の確保も大事なのですね。
■ごはんの違い
ネコさんは自己防衛本能が強いため、好きなものは食べすぎて、苦手は避けて通ります。
高タンパクや高脂肪になりがちで、ビタミン・ミネラル不足、抗酸化不足が起きやすく、さらには高アンモニアに陥りやすいのです。
慣れないものや害を感じるものは口にしないことがわがままと言われる部分ですが、この強い警戒心が身体を守っている場合もあります。
(もちろん、添加物中毒で欺されることもありますが><;)
フェレちゃん・ワンちゃんは、お肉重視ブームで食べすぎて、苦手も上手に避けられません。
ネコさんに比べると圧倒的に動物性食材は苦手な体でありながら、用意されるゴハンがすべてですから、自分からは上手にリスクを避けられません。
このことによって、高タンパクや高脂肪、高有害添加物になりがちで、ビタミン・ミネラル不足、抗酸化不足が起きやすく、さらには高アンモニアにも陥りやすいのです。
性格上、ネコさんのような自己防衛能力もしっかり発揮できないため、素材の質が悪いモノ や 有害添加物 といった身体に害のあるものも、より多く口にしてしまいます。(もちろん医薬品も含みます。)
的確でありさえすれば、下部尿路疾患はお家でサクサク♪と治せる病気なのですね。
できないのは方法が間違っているからなのです。
病院食が何をしているかは、肝心な部分が企業秘密ですから誰にもわかりません。
企業秘密ですから、推奨する医師会も、薦められるセンセも、わからないという意味では私たちと同じなのです。
原材料の質や添加物はもとより、栄養バランスの面でも、病院食での体質改善は望まないで下さいね。
種を問わずみんなが好きなドライフードですが、ふやかさず、単独で、不足栄養の補充もしないままに食べていれば、下部尿路疾患の罹患率が上がる ことは紛れもない事実です。
軽症の内にお家でサクサク♪治して差し上げて下さいね。

◆正しい代謝で、免疫力UPや抗酸化力UPを図ってください。
◆解毒が十分でなければ、代謝の改善は出来ません。
◆食事の質が悪ければ、そこに含まれる有害物質によって代謝は悪くなります。
◆大気汚染や生活環境由来の有害物質の取り込みによって、結晶・結石リスク高まります。
◆ビタミンC、B群やカルシウム・マグネシウムは特に不足しています。
◆可能ならドライフードを良質の総合栄養食ウェットフードに切り替えて下さい。
◆消化の良い炭水化物や食物繊維で、腸管免疫の改善を行って下さい。
◆炎症反応が強い時や早い改善を求めるときはタヒボNFDの併用が不可欠です 。
◆腎臓、肝臓、腸など他に心配事が有る場合は、同時進行でケアを行います。
◆ネフローゼなどを抱えている場合はさらに手厚いケアが必要です。
◆押し流しは最大の武器となります。良質の浸透性の高いお水をシッカリ飲みましょう。
このページでは、下部尿路疾患の改善を目的に、不足しやすい栄養素をご紹介しています。
【不足原因】
●代謝不備 ●解毒不足 ●免疫力低下 ●粗悪な食事 ●医薬品副作用
●環境由来有害物質
【使用目的】
●代謝改善 ●解毒促進 ●炎症の管理
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