ORABIO MINI ToothBrush Ravender
・・・ミニ歯ブラシ/ラベンダーセット 猫・犬用(全月齢対応)
■歯磨きの専門家である犬の歯のスペシャリスト(元・人間の歯科衛生士)と、
歯ブラシの専門家である歯ブラシマイスター(歯ブラシ一筋約20年)が、
シッポたちのために力を併せて開発しました。
■「歯磨きが苦にならない、ペットのお口に優しい歯ブラシ」が製品コンセプトです。
子猫、子犬ちゃんにも無理の無いサイズで、歯茎を痛めずお使いいただけます。
綿棒サイズに近い業界最小クラスの極小ヘッド
糸径0.07mmの"羽"のように柔らかい毛を採用
■中・大型犬ちゃんには、これまで望めなかった「より的確な部分磨き」が可能になります。
■日本一の歯ブラシ生産地として知られている大阪府八尾市生まれ、安心の国産品です。
国際基準「ISO9001」認証を受けた工場で製造・厳しい品質管理・品質保証を行なっています。
●羽毛のような柔らかさで、痛みを感じさせない磨き心地が得られます。
●ヘッドの長さ・横幅、台座の厚み、植毛の長さなどを最大限に小さくし、
ペット業界最小クラスの歯ブラシに仕上げました。
●お口が小さい、猫、ヨーキー、マルチーズ、チワワ、パピヨン、
ポメラニアンなどはもちろん、小型犬、中・大型犬の
部分用歯ブラシにもご利用ください。
柄 / PP樹脂 毛 / ナイロン 耐熱温度 / 100度 原産国 / 日本
毛先を優しく小刻みにゆらすようにして、少しずつ歯を磨いていきます。
歯磨きの後はご褒美を用意し、歯みがき=楽しいこと だと学習できるように導きましょう。
初めから思いどおりに受け入れてくれる子はいらっしゃいません。
継続可能な無理のない範囲でブラッシングを進めてください。
← ブラシの先が開いてきたら交換時期です。
開いた毛先は、歯茎の粘膜を傷つけます。
快適な歯磨きライフを習慣付けるためにも、
早めのお取り替えをお願いいたします。
●歯ブラシを噛ませないでください。
●歯ブラシを噛むと毛が抜ける恐れがありますので、遊ばせないようご注意ください。
●本品をご使用になり、出血などが続く場合は獣医師にご相談ください。
●使用後は流水で汚れをよく洗い落とし、充分に水をお切りください。
●歯ブラシの保管は、風通しのよい乾きやすい所に置いてください。
●周囲の環境に気をつけてご使用ください。
●ご使用の際、シッポちゃんに噛まれないようにご注意ください。
●幼児の手の届く場所に置かないでください。
「歯磨きは必要でしょうか?」 「歯磨きが出来ず悩んでいます。」
年々、こうしたお声は増加するばかりです。
・・・・・皆さん、、、お辛いですよね。(T-T)
歯磨きしなきゃ生きていけない! 歯磨きが出来ないのは親失格!の勢いで、
薦められる先生もいらっしゃいますから><;
元来、綺麗好きの日本人ですから、我が子もそうあって欲しいと思っちゃったりしますが、
この価値観を一方的にシッポたち押しつけたり、
歯磨きをさせてくれないことで、貴方が心痛めるなんて意味がありません。
こうしたご相談に差し上げるお返事は・・・・・
●出来るなら・・・・出来る範囲でした方が良い。
汚れは無い方が良いのです。 ・・・キッパリ!
●けれども、、、、、忘れてはいけない事として
1 : 歯周病対策としての正しい歯磨きは出来ません。
歯周病菌は歯周ポケットに潜んでいるため、ここをお掃除する必要があります。・・・よね?
そのためには、歯と歯茎の境目に毛先が入る角度での丁寧なブラッシングが必要です。
また、この方法で歯の表面・裏面をブラッシングする必要があります。
・・・・・ね?ね? こうした歯磨きをシッポたちに求めても無理なのです。
2 : シッポたちの口腔免疫は人よりも強いです。
お外で暮らす子たちを想像してみてください。そうでなければ生きてはいけませんから。
3 : 口腔免疫の強さは、全身免疫や腸管免疫の強さと比例しています。
身体は一つですから、当然のことです。
口腔疾患を抱える子たちは、総じて全身免疫や腸管免疫が下がっています。
口腔疾患の進行を食い止めるなら、 全身免疫や腸管免疫を上げる努力も必要です。
4 : 歯石は唾液に含まれるミネラルバランスが悪いときに形成されやすくなります。
歯垢・・・・悪玉菌が作り出すネバネバ成分(バイオフィルム)に、
食べカスが絡みついた汚れのこと。
歯石・・・・歯垢に唾液の中に含まれるカルシウムが合体し形成される代物のこと。
歯石も歯垢も、粗悪なゴハンや、栄養バランスの悪いゴハンを食べている子たち、
基礎疾患で体力・免疫力が低下している子たち、、あるいは、
ドライフード以外は食べていない子たちに多く見受けられます。
5 : 基本のサプリメントを取り入れていらっしゃいますか?
脱灰やカルシウムパラドックスで栄養バランスを崩したままでは、
原因の放置になってしまいます。
6 : 歯茎(≒口腔粘膜全体)を傷つけるような歯磨きなら、しない方が良いかもしれません。
痛い思いをさせて歯磨き嫌いにするだけでなく、
雑菌の繁殖チャンスを増やすだけですものね。
7 : ネコサンの口内炎と破歯細胞性吸収病巣は特別です。
この2つの疾患は、原則として歯磨きの対象外です。お困りの方はご相談ください。
歯磨きが出来なくても、他に出来る事がありますよね?
誰かに責められたり、出来ないからと心を痛める必要は無いのです。 (*^_^*)
んが、、、そうであっても、、、、、、
たとえ犬歯の先ッチョしか磨けなくても、
出来るなら、出来る範囲で、汚れは取り除く方が良いに決まっています♪
可愛がって、甘えさせて、シッポたちの協力を仰ぎましょう!!
頑張って読んでくださる方には、さらに詳しく・・・・(*^_^*)
●お口と腸環境は常に連動しているため全身疾患へと移行しかねません
これは本当のお話・・・
お口から送り込まれた悪玉菌類が、腸に留まり腸管免疫を下げるだけではなく、
腸から吸収されて体内に取り込まれることで、やがては 腎臓、肝臓、心臓、動脈硬化、糖尿病へと・・・。
関連する疾患は限りがありません。><;
胃酸で死ななかった口腔悪玉菌は、腸環境が悪ければそのまま体内への侵入も許してしまい、
やがて全身を駆け巡ることになり、様々な病気へと移行します。
もちろん、個体差があってのことですが。。。
だからこそ、出来るのなら歯磨きは必要。
そして、出来ないなら練習が必要・・・・これは本当のお話です。
※治療として歯磨きを考えるのなら、おなかの建て直しは絶対に並行になさってくださいね。
腸環境が悪い(=悪玉菌優位・アレルギーあり等)シッポ達は、口腔疾患になる確率がググ~~ンと上がります。
・ 食事内容で腸環境を立て直す。(=全身免疫・口腔免疫の立て直しに直結しています。)
・ 歯磨きでお口の中の悪玉菌の巣窟を無くす。
これらは両建てで行うことが必要です。(理論上・・・です(^-^)v)
●歯磨きをすればシッポたち口腔疾患にはならない・・・の誤解
これは極めて怪しいお話です。
口腔疾患とはお口の中のトラブルの総称で、歯周病から癌まで様々有ります。
症状も原因も様々で、歯磨きだけで解決できるような簡単なことではありません。
咀嚼を行う人の歯と、引き裂く・噛み千切るためのシッポたちの歯では、
汚れの付きやすさや歯周ポケットの広がり方は異なります。
シッポたちにとっての口腔疾患は、歯磨きの有無が決め手ではありません。
シッポたちにとっての決め手は・・・・免疫力と栄養バランスです。
●歯がなければシッポ達は生きていけない・・・の誤解
人は、咀嚼しなければいけないものを「食べ物」としている動物ですから、
咀嚼の為の歯がなくなれば食べられなくなるのが道理です。
従って、柔らかい食事、細かく刻んだ特別な食事や義歯が必要になるわけですね。
こうした「食べるための手段」が無くなると人は生きられません。
ところが、シッポ達は歯が全くなくても遜色なく食事が出来ます。
獲物を引き裂く必要がなく、喉から食道をラクに通過する大きさであれば問題はありません。
絶対にドライフードを丸のまま飲み込まないシッポちゃんがいたら教えて欲しいくらいです。^^
たとえば・・・・ネコさんには「歯が融ける病気」がありますよね。
顎の骨に歯が吸収され、やがて歯が無くなってしまう原因不明の奇病です。
この破歯細胞性吸収病巣は、年齢を問わず、パターンを問わず沢山のネコちゃんが罹患しています。
そのため、犬歯しかないとか、犬歯も無いネコちゃんは意外と多く、
けれども、平気でドライフードをパクついています。 もちろんウェットフードも。
途中、痛みが伴う場合もありますが、その程度は総じて十分食べられる痛みです。
気にしないネコちゃん、私たちに気付かせない程度のネコちゃんも沢山います。
歯が吸収されたあとは、何事も無かったかのようにどの子も食べていますヨ。
(途中、抜いちゃったりしてしまうと、結局この病気だったかどうかわからないけれど^^;)
こんな風に歯がなくてもフツーのゴハンでシッポ達は生きられます。
フツーのゴハンに多少でも支障があれば、私たちが必死でなんとするでしょうし・・・・・ね☆
●歯石を取れば歯周病にならない・歯石を取れば歯周病は治る…の誤解
若くて、たった一箇所・・・みたいな症例の場合、外科的措置で治ることはあります。
けれども一定の年齢で、すでに沢山の歯石が確認できている場合、
処置後、歯は綺麗になるけれども、再発・悪化が加速する場合も多々あります。
前述のように、病巣である歯周ポケットは温存されたままで、
尚且つ、歯石の原因となるミネラルバランスが手つかずのままであれば、
歯垢→歯石は繰り返してしまいます。
と同時に、全身麻酔をかけて、怖い思いをさせて、
歯石除去術後の抗生剤でさらに負担をかけて、口腔環境を悪化させてしまうパターンもあります。
それともう1点☆
ネコさんに限って申し上げれば、口腔免疫の強さが災いします。
ひとたび免疫細胞にアンバランスが起きると炎症反応が強くなります。
「歯の根本が赤い」と言うネコちゃんがこれに当たります。
1本~~お口のなか全体の場合もありますね。
痛みが伴う場合ももちろんありますが、こちらもまだまだ十分食べられる痛みです。
こうした状況は一過性のアレルギー反応と捉えてください。
従って、FIV,FeLVのネコちゃんであっても治せる可能性はあります。
追加でもう1点☆☆
人の場合、歯石除去を行うことでお口環境は清潔になりますが、
歯石を取り除くことで知覚過敏が続く場合があります。
酷い場合は呼吸(≒空気の流れ)さえもが刺激になり痛みを伴う場合があります。
こうしたことが術後のシッポ達に起きるとすれば、在宅ケアは相当頑張らなくてはなりません。
んが・・・・^^
重症であっても、本当の歯石除去の手術(通称FOP)が獣医療で行われているとは100%思えません。
ちっちゃいお口と大きな先生の手、麻酔の時間・・・物理的に可能かどうか疑問です。
つまり、シッポたちの歯石除去とは、人の場合の治療と方法やレベルが違うのですね。
見えている歯石だけを取り去ってもポケット内(本当の病巣)は放置です・・・。
(・・・なのに全身麻酔のリスクや術後の抗生剤リスクは避けられません。)
先生に言われるままに外科的措置に踏み切らず、シッポちゃんにとってのメリットとデメリットや、
シポちゃんの年齢と性格、今後の在宅ケアをどうするか?などを踏まえて、貴方自身でお考えください。
●ドライフードは歯周病にならない・ウェットフードで歯周病になる…の誤解
コレが真実なのであれば、ドライ派ネコちゃんに歯周病はないはずで、
「ウェットフードや手作りゴハンはとんでもない食べ物」になりますよね。
けれども現実は違います。・・・でしょ??(*^_^*)
ドライフードしか食べていない子たちの方が、総じて歯周病罹患率は高いのですね。
噛むことで歯垢をこそげ取る・・・の理屈は納得できません。
歯垢を形成しやすいのは、腸環境が良くない子から・・・が一般的です。
軟便、下痢、便秘、鼻水、鼻づまり、過敏性腸炎、タンパク質アレルギーなど・・・。
腸内で悪玉菌を増やしてしまう原因を抱える子たちです。
根本原因はゴハンの質や栄養バランスが挙げられるのですが、
一部の子たちにとっては精神的ストレスも関わります。
●歯垢(プラーク)や歯石は歯に付着した食べかすによって形成されるものではありません
歯垢は、細菌群が作る悪の巣=バイオフィルムが元になり、それが成長している状態ですが、
この細菌は唾液も栄養として育ちます。
一方、歯石の成分は、大きく分けて約70~85%がリン酸カルシウムを主体とした無機物。
約7~15%のほとんどが微生物の残渣の有機物、約8~15%の水で出来ています。
構成成分からすると、歯垢と歯石は本来全くのベツモノ。
食べかすは細菌たちの糧になってしまいますが、直接の関係はありません。
むしろ、、、、
腸管免疫~全身免疫の低下によって口腔免疫が下がってしまうこで
常在菌のバランスが悪くなり悪玉菌>善玉菌となることで、バイオフィルムが増える事が問題なのですね。、
さらには、、、、
脱灰やカルシウムパラドックスによって、唾液に含まれるカルシウムが多くなることが歯石の原因です。
(脱灰はカルシウム摂取過剰で起こるのではなくて、摂取不足でなるんだったよね☆)
●歯磨きの有用性とは
歯垢の元になる「悪玉細菌群が作るバイオフィルム」を取り除くことです。
もちろん、人の歯磨きでも大変なのですから、シッポ達にそれをするのはもっと大変 ^^;
それでも,24時間作り続けられる悪の巣を物理的に取り去るには他に方法がありません。
それと同時に・・・・。
やっぱり腸環境を立て直さないとダメなんですね。
でなければ、歯垢の増加は歯周病巣拡大へと移行し、
その炎症が腫れや痛みを伴う口内炎へと発展してしまうからです。
口内炎になれば、腎臓、肝臓、心臓、糖尿病へと、疾患のリスクはさらに高まってしまいます。
(ネコサン独特の口内炎は、免疫疾患だから歯周病とドンブリにしないでね。)
さぁ! 少しでも協力してくれるシッポちゃんから、歯磨きしましょう!
まずは・・・ご機嫌さんのときにお口を触らせてもらうことから。
次は歯ブラシをお口に触れさせてもらう事から。
歯ブラシで犬歯を触らせてもらう事から・・・と、
シッポちゃんが「何をすべきか」を学習できるよう、段階を踏みながらなさってくださいね。
根気が勝ち組への道と繋がります。
人家族さん総出で抑え込まないと歯磨き出来ないようなシッポちゃんの場合は、
掛かる精神的ストレスが反って腸環境を悪化させ、お口に反映してしまう場合があります。
また、こうしたやりかたでは、簡単に口腔粘膜を傷つけてしまいます。
痛い経験をさせてしまうと続けられなくなりますから、絶対に無理はなさいませんように。
何はともあれ、先生任せにしていては、シッポちゃんに余計な負担が掛かるばかりです。
柔軟な幼少期から、あるいは歯周病と無縁な時から・・・・
自宅で出来ることは全て行う・・・これがNinnaNanna流です。