FOOD
寿命を変えるドライフードの使い方 1
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・★★★★★ 最強/完全ふやかし
・★★★★ ふやかし/ハーフ&ソフト(半ふやかし+粉)
・★★★ ふやかし苦手ちゃんのために/ウェット&ハーフ(ウェット+半ふやかし)
・★★ ふやかし苦手ちゃんのために/ソフト&ハード(ストレート+粉)
・■ ふやかしテクをとりいれた強制給仕編
ドライフードを知ろう
ドライフードは「便利さを追求」した「人のためにある加工食品」です。 そのことを忘れて使ってしまうと、弊害はシッポたちだけに及んでしまいます。 たとえ、便利に使わせてもらっても 手抜き はいけません。 シッポたちのためではなく、人の都合を守るために存在する加工品であることを 忘れないでください。 |
ドライフードはクッキーやビスケットと同じです
ドライフードをご覧になって
元気に走っているニワトリさんを想像できる方はいらっしゃいませんよね?
新鮮で、多様な食材たちを連想できる方も、まずいらっしゃらないと思います。
ドライフードとは、そうした加工物であって、
「身体を作るための」「食べるべき食べ物」からは、かな~り遠いところに位置するモノなんです。^^;
命から遠い、
生命力に欠ける、 etc
つまり、、、(健康な細胞に)置き換える力が弱い
それであっても、私たちは頼らなくてはならないドライフード。
欠点が多くても使わざるを得ないドライフード・・・・であるならば、
そのリスクは最小限になるよう工夫しなければなりません。
工夫をしなければ、その分だけシッポたちは命の前倒しを余儀なくされる食べ物ということ。
この工夫こそが結果として「寿命を変えるほどの力価」に繋がります。
・・・・・・まさか?!ですよね。
でも、、、
寿命が15年であれば5,475日、2回食であれば10,950食分です。
毎食ごとの ちょっとした努力 でも、
それが10,950食にもなれば、寿命さも変えちゃうんデス(*^_^*)
ドライフードの欠点を補う how-to
人もシッポたちも、身体の60%以上がお水で出来ています。 鶏さんも、牛さんも同じです。野菜や果物になればそれ以上にもなります。 一方、穀物やお豆などはお水を加えなければ食べられませんよね? 命と置き換えるためのタベモノとして成立させるには、お水は不可欠なのです。 胃液や消化液で不足を補ったり、 後で飲めば帳消しになるようなモノではありません。 その上、加熱加工で失われている栄養素が満載です。(T-T) |
欠点 その1 : 命の源・・・水
ネコサンも、ワンちゃんも、フェレちゃんも・・・・人も、
生きるために必要な水分は【体重1kgに対して40~60m】lが目安量(*)と言われています。
体重4Kgちゃんであれば200ml(50mlとして)も必要になります。
●お水は「有害物質を溶かして膀胱から運び出す」という解毒の手段の一つです。
ネコサンは・・・
特殊な腎臓を持って生まれているため、無意識に水のリサイクルをしてしまいます。
そのため、飲まない動物とされていますが、生涯にわたり解毒不足が起こりやすくなります。
こうした腎臓への高負荷によって、慢性腎不全の罹患率が高いことは多くの方が既にご存知です。
ワンちゃんは・・・
シッカリと飲んでくださいますが、外気と接触する時間が長いことや、
危機回避能力がネコサンよりも劣るため、有害物資の取り込みが多く、
昨今では、ネコサンに負けないくらいに腎不全が増えています。
フェレットちゃんは・・・
吸収出来る時間が短い=吸収不足≒摂取不足・・・そのため解毒不足が起こります。
(*)種族の体質的な特徴や、それぞれの体質差によって、自発的摂取量は違ってきます。
(*)お口やお鼻から侵入する有害物質や、体内発生する有害物質が多い子たちほど摂取量は多くなります。
(*)病状や疾患、あるいは年齢によって必要水分量が違ってきます。
にも関わらず・・・・・たった水分10%前後の【生体の常識を破る食べ物】であるドライフードを、
そのまま食べさせてしまうことは、解毒不足を強要する行為でしか有りません。
生体は60%の水分を含有しています。
ならば、ドライフードをより生体に近づけるためには、足りない水分50%を食べる前に補う必要があるのです。
欠点 その2 : 硬さ・・・時間
食べ物は、【食材が含んでいる水分】+【唾液】や【消化液】が
整うことで消化に向かいます。
【唾液】や【消化液】はシッポちゃんの体内で製造されています。
これらを作るためには、栄養・ホルモンといった材料が不可欠です。
これらを作り、分泌するるためには、脳からの指令と
それを伝達するための神経活動も不可欠です。
こうした材料と指令もシッポちゃんの生命活動そのものなのです。
そのため、命が尽きようとする直前は
「材料不足と指令の滞り」が起きるために
おしなべて完全絶食状況に陥ります。
消化に必要な水分・・・・【食材が含んでいる水分】+【唾液】や【消化液】の中で、
最も高い割合を占めるものが【食材の持っている水分】です。
加水分解【かすいぶんかい】 とは、水分子が付加するかたちで起こる分解反応。
・・・・・平たく言ってしまえば、、お水がなければ分解できないのですね^^
ドライフードだけでは分解できないから「必ず新鮮なお水を用意してあげてください。」って
言われていますでしょう??(*^_^*)
でも・・・!!
ストレートのドライフードを食べて、お水を飲んでしまうと、
思いがけず吐出してしまうシッポちゃんが沢山いらっしゃいます。
人工的に極限まで水分を取り除かれたドライフードが、こうした水分を新たに含むためには数時間を要します。
この工程を経なければ、消化に必要な分解は不可能なのです。
つまり・・・後付けで、飲みさえすれば良いわけでは有りません。
【食材が含んでいる水分】に【唾液】や【消化液】が混ぜ合わされることとともに、
ドライフードがそれらを吸い込んで、柔らかくなって、消化が出来るレベルにまで分解されるための
「時間」も必要なのです。
水分を含まないストレートのドライフードは、消化のし難さはもとより、
不足している【食材が含んでいる水分】を【唾液】や【消化液】で補わなければならないために、
これらの過剰分泌を身体に強いている以外の何者でもありません。
こうした硬さ由来のリスクを減らすためには、足りない水分を補うだけでなく、
水分を含ませる時間も必要なのです。
欠点 その3 : 補えない栄養素・・・食物酵素
前述の【唾液】や【消化液】は
生体内で合成される体内酵素です。
分泌するためには命を削って
これら作り出す必要があります。
もちろん、分泌することにも
エネルギーを費やします。
もしも、この体内酵素を
補うモノがあるとしたら、、、、
身体はその分だけエネルギーを
必要としなくなります。
また、作り出す・送り出すという細胞活動も休ませる事が出来ます。
こうした「無駄を省く」ことで得た余力が、
シッポたちの寿命の「あと一年、元気で頑張る!」に置き換わります。
この体内酵素に置き換わるモノが食物酵素です。
本来、植物性食材には多種多様な有用菌が付着/生存しています。
この有用菌が産出する酵素の総称が食物酵素です。
アルティジャーノ(当店オリジナル)は、単に食物酵素にとどまらず、生きたままの有用菌が摂取できること、
有機食材を含めた30種に及ぶ食材に含まれる多種多様な栄養素群も同時に摂取できる点です。
食物酵素の補助だけではなく、圧倒的な鮮度の高さ=命の強さ や、
栄養価、栄養バランスにおいてもポイントが高いとお考えいただければ良いでしょう。
類似商品では得られないこうした点も、ドライフードの欠点を補う一助となってます。
欠点 その4 : 消失する栄養素・・・ビタミン
生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、
生物の体内で十分な量を合成できない炭水化物・
タンパク質・脂質以外の有機化合物の総称。
ビタミンは他の栄養素が働くための
潤滑油の役割があり、体の中では
ほとんど合成することができないため
食べ物から摂取することが必要です。
ビタミンは役割毎に分類されて名前が付いています。たとえばビタミンCと言う物質は実際には存在しません。
また実際にはビタミンとは異なるビタミン様物質も、総称としてのビタミンに含まれます。
・・・簡単に言えば、炭水化物・タンパク質・脂質を有効利用するために不可欠な栄養素群です。
水溶性と脂溶性に大別され、加熱にとても弱い性質モノが多いことも知られています。
ビタミンが知られていなかった1700年代は、栄養障害が病気を引き起こすという考え方が乏しい時代でした。
獣医療・ペットフードは、まさにこうした時代の発想から、今も抜け出せていない状況にあります。
ドライフードに限って言えば、その製造方法そのものが足かせになっています。
水分を取り除かれ、焼成されるドライフードですから、
水溶性ビタミンが不足しがちなことや、加熱で壊れてしまうビタミンが多いことは申し上げるまでもありません。
こんな風に、シッポたちの食欲をそそるタンパク質や脂質の含有濃度を高くすることは簡単ですが、
それに見合うビタミンの種類と量を正確に配合することは容易ではありません。
そのうえ、ビタミンには体内機能の調整役という別の役割があります。
病気や個体差によって「何の調整が必要か」は千差万別ですから、ビタミンの消耗力が違ってきます。
既製品のドライフードに、我が子にとっての適量のビタミン含有を求める事こそが間違っています
一律にしか配合できない、しかも十分に配合できないドライフードの限界によって、
慢性的なビタミン不足が起こってしまいます。
今や5大栄養素の一つとして掲げられるビタミンですが、ドライフードでは補う必要がある栄養素のひとつです。
欠点 その5 : 足りない栄養素・・・ミネラル
ミネラル (mineral) という言葉は、
mine (鉱山・鉱石など) に由来しています。
地球上に存在する118種類の元素のうち、
水素 (H) 炭素 (C) 窒素 (N)酸素 (O) のように
たんぱく質・脂肪・炭水化物の
主要構成成分になっているものを除いた114種類の
元素をミネラルと呼び、
栄養学では無機質とほぼ同意で使われています。
ミネラルは生体組織の構成や、
生理機能の維持・調節に必要な微量栄養素です。
人間の体では作ることができないため、食物などから摂取する必要がありますが、
それぞれのバランスが大切です。
多すぎても少なすぎても、健康の保持・増進には好ましくありません。
<出典:国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所>
『体では作ることができないため、食物などから摂取する必要があります』
・・・・大地からいただく栄養素ですから、
これらミネラルを大地から取り込んで育った食品から摂取する必要があります。
『それぞれのバランスが大切です。』
・・・・個体差によって消耗する量を補ってこそ得られるバランスです。
『多すぎても少なすぎても、健康の保持・増進には好ましくありません。』
・・・・多ければ体外に排出する手段がありますが、足りないときは補充する必要があります。
こうした適切なバランスが確保で来て初めて、健康の保持・増進が可能になります。
厚生労働省は114種類の元素のうち、必須ミネラルとして13種の鉱物を指定しています。
ですが、WHOではこの13種にとどまりません。
そのうえ、ミネラルに特化すると、ペットフードにおける特殊事情が有りますよね?
エンドユーザーさんにご購入いただいて成り立つペットフードですから、
リンやマグネシウムは可能な限り配合量を下げなければ、
その製品は市場から排除されてしまいます。
こうして慢性的なミネラル不足がシッポたちを苦しめています。
『それぞれのバランスが大切です。』とされているにもかかわらず、、、です。
シッポたちの身体がどんなにバランスを取りたくても、
栄養の偏ったドライフードだけに頼っていてはバランスの取りようがないのです。
ミネラルは解毒に働く栄養素です。足りなければ毒素は排出することが出来ません。
ドライフードの欠点 総論
ドライフードの欠点
1: 水分不足
2: 硬さ(時間不足)
3: 食物酵素不足
4: ビタミン不足
5: ミネラル不足
この5つの不足ポイントを補うことで
『食べるべき食べ物』に近づけることが、
結果として寿命を変えることに直結します。
貴方は試されたことがおありでしょうか??
・・・・・私たちは身を以てこれを経験しています。 だからお伝えできるのです。
ふやかしドライの作り方 基本編
ふやかしドライの作り方 基本編 1: 水分不足 2: 硬さ(時間不足) 3: 食物酵素不足 4: ビタミン不足 5: ミネラル不足 コチラでご紹介している内容は『基本編』です。 寿命を変えるまでには力不足です。ご承知おきください。 |
【用意するモノ:体重4Kgちゃん1食分】
・いつものドライフード(*) 1食分(ココでは20gとしています。)
・アズミラ:デイリーブースト 小さじ1/8量
・ドライフードと同量(**)のピタリゲン(ドライフードがギリギリ浸る程度の量)
(*) ふやかしは吸収率を上げるため、粗悪なドライフードをお使いの場合は、
そこに含まれる有害物資の吸収も促進してしまいます。
そのため、粗悪フードのふやかしは食べられない子が多いです。
ふやかしテクを取り入れる場合は、出来るだけ上質のフードをお選びください。
(**)ドライフードの種類によって必要水分量が違います。
注意1: ドライフード、デイリーブーストは体重4Kgちゃんとフェレちゃんの目安量です。
中・大型犬ちゃんは体重換算で増量ください。
注意2: 消化が気になるシッポちゃんは、フルーツザイムやピアットαを
小さじ1/8量~適量まで併用してください。
(ご使用量はドライフードの種類や体調によって変化します。ウンチでご判断ください。)
【作り方】
1:食器に必要水分を注ぐ。
2:1にデイリーブースト(*)を混ぜる。
3:2にドライフード1食分を入れてラップを掛ける。
4:冷蔵庫で2時間~半日ほど待機する。
食器の水分がドライフードに吸い込まれていれば出来上がり。
5:常温に戻るまで待つ!
冬期は湯せんで人肌程度(**)に温めてください。(電子レンジは厳禁)
6:さぁ、召し上がれ♪
(*) デイリーブーストが持つ 酵素力・食物繊維+ビタミン・ミネラル を採用しています。
(**) 消化の良さは温度でも察知します。
そのため、人肌程度の温度帯で食べることが好きなシッポちゃんは多いです。
ネコちゃんに限って申し上げれば、好む温度は低めの場合があります。
フェレットちゃんの場合は、食器も温めて完食するまで適温が維持できる工夫があれば尚goodです。