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ゴハン選びの参考に01


◆出来るだけ質の高いものを選びましょう

ナチュラルフードといってもさまざまあり、
たとえAAFCO基準であっても真にナチュラルでない製品が沢山あります。

肝臓の強さは・・・人>犬>猫>フェレットの順です。
人よりも肝臓が弱いシッポたちに、人が食べられないものを食べさせてはいけません。
添加物、化学物質、ナチュラル、安全と言った言葉だけなく、
人が食べてはいけないものは一切不使用にこだわってください。
その製品は人が食べても良いもののみで作られているわけですから、
ご自身でぜひ食べてみてください。
それぞれのゴハンの特徴が良く分かるはずです。
誰かが言う何かより、貴方の味覚がゴハンへの理解を深めてくれることでしょう。
そのうえで、総合栄養食が最低基準です。

但し、各社とも独自の栄養学があり、他社のそれとは必ず異なります。
そのため、総合栄養食であっても、同じメーカー、同じ製品を単独で、
長期にわたって食べ続けることで起きる栄養の偏り=リスクがあります。

けれども実績あるトップブランドであれば、2流3流のナチュラルフードや獣医師推奨食、
およびジャンフードと呼ばれるそれらと比較すると、そのリスクは最小限にとどまります。

また、AAFCO基準、総合栄養食であっても、
他ブランドと保障成分値が大きく異なるものは、できるだけ避けるようにしましょう。
各社ともその道のプロであることは紛れもない事実です。
保証成分値が近いという事は、その数値がより一般的であり、実績があることを意味します。


当店でのブランド採用基準は・・・

・輸入製品の場合、国内に総輸入元が存在すること。
・メーカーや総輸入元にペットフードに対する十分な知識があること。
・メーカーや総輸入元にシッポたちへの愛護精神が十分にあること。
・海外メーカーと総輸入元のパイプが太いこと。
・メーカーや総輸入元に十分な情報蓄積とその開示意識があること。
・輸入製品の場合、国内使用実績があること。
・当店独自で第三者機関に依頼し、ドライフードに三大防腐剤の添加が確認されないこと。
・人が口にできるモノを全ての原材料の最低条件として選択していること。
・時流に流されないメーカーさんのポリシー。
・他

人が食べてはいけないものを食べていた可能性があるときは、
足りない栄養が沢山かも?、有害物質の蓄積が沢山かも?、と疑ってくださいね。





◆個体差を尊重しましょう

体質は10匹いれば10通りあります。
親子であっても、同腹の兄弟・姉妹であっても、必ず個性があります。
見た目にわかりやすい個性は尊重しながらも、お口の嗜好性を最優先にすべきではありません。
何でも食べられる子が必ず「勝ち組」になることを意識しながら、
無病息災で天寿を全うするための食生活を目指してください。


●消化能力
 15分くらいの間に無理なく食べられる量が本来の1食分です。
 その量では必要量に満たない場合は、3食以上に分ける必要があります。
 2食/日に限定する必要は一切ありません。
 必ず消化能力に合った食べ方を優先してあげてください。

●食べ方
 噛みながら食べるor舐めながら食べるに大きく分かれます。
 食べ方によって食べやすいものを選んでください。

●嗜好性
 偏った栄養バランスや偏った食材中心など、お口を優先してしまうと、
 以前は食べられたものも食べられなくなるほど、受け入れられる食材の幅が
 狭い子に育ててしまいます。
 食事に警戒心を持たせないためにも、食の多様性は重要です。
 貴方が制限することなく、経験豊富に育ててください。

●体質
 特に心配事がある場合、偏食が助長される傾向にあるのですが、
 これは栄養学上、反って逆効果になる場合が多々あります。
 食べて欲しいばかりに間違ったゴハン選びをなさっている方も少なくありません。
 時に、優しい親心が完治を遅らせる場合もあることを知っておいてください。
 お迷いの際はご相談ください。





◆ステージにこだわる必要はありません

■仔猫・子犬の場合・・・

「成長期だから高栄養が必要。だからキトン・パピー用を選びなさい。」
そうして「仔猫・子犬は下痢するもの」として当たり前にされてきました。
このことは仔猫・子犬にとって成長を阻害する人災と言っても過言ではありません。

生後半年~2歳までに出てくる特定タンパク質に対するアレルギーは、
真に子育てを知らないメーカーさんと獣医さんによって作られます。

赤ちゃんのいらっしゃるママさんならお分かりですよね?
小さい子には消化の良いモノが当たり前のことで、
高タンパク・高脂肪・ハイカロリーが必要と考える方はいらっしゃいません。

消化、吸収に無理のない栄養価のゴハンを、食べたい時に食べたい量だけ用意することで、
成長に必要な栄養は十分に摂取できます。
疑問に思われる方は野生の子たちを振り返ってください。
野生動物は種を問わず大人と同じモノを食べて育ちますよね?
私たちと暮らすシッポたちも、これが当たり前の事として生まれています。
未成熟な身体に大きな負荷を掛ける必要はどこにもありません。
ただ、食べたいときに、食べたいだけを用意してあげてください。

母猫ちゃんと共に育つ仔猫は生後6か月くらいまではオッパイを求めます。
オッパイは単に栄養補給の手段や免疫因子の供給だけではなく、
幼い子たちの成長に欠かすことのできない精神安定剤の役割をすることも、
忘れずにいてあげてください。
オッパイを飲む・触れることが出来る環境に育つちびっ子ちゃんたちには、
出来るだけ長く、出来るだけ沢山飲ませてあげることが正しい子育てです。

ドライフードを食べられることは一つの成長の証であり、
親としては嬉しいことなのですが、ウェットフードや手作りローフードと比較すると、
ドライフードは生きた命から最も遠い存在であり、最も消化に時間がかかります。
その分だけ栄養価は低く、消化や吸収には体力を消耗しています。
「喜ぶから、食べられるから」を理由にドライフードを選ぶことは避けましょう。

アダルトステージ総合栄養食を基準に、ウェットフードをメインにし、
ドライフードを利用する際は、完全ふやかしをお勧めいたします。

仔猫・子犬フードの特徴は
アダルトステージよりも高タンパク・高脂肪・高カロリー・低食物繊維・小粒です。
ステージに拘らず、この成分特徴が必要なネコちゃん用としてお考えください。


■シニアちゃんの場合・・・

ご高齢の方が家族にいらっしゃるならお分かりですよね?
「還暦を越えたらステーキなんて食べちゃダメ!」とは誰も思いません。
シニアステージほど個体差は大きく違いますから、
年齢だけで必要栄養素を決めつけたりしてはいけません。

例えば、ネコさんは本来20年は生きられる動物です。
けれども、その半分にも満たない6.7歳でシニアと言われてしまいます。
これを人に置き換えて考えると、
80歳の寿命で半分以下の30歳でシニアと言っているようなものです。
働き盛りの年齢にシニアフード・・・。
貴方の身体は残りの人生をこうした食生活で過ごすことを受け入れられるでしょうか?

栄養状態の改善によってシッポたちも寿命が延びています。
そのことによって生活習慣病が増えていることも事実ですが、
これらを回避するための手段にシニアフードがあるわけではありません。
また、生活習慣病に罹患している場合であってもシニアフードで治ることはありません。
本当のシニア世代の子たちにはシニアフードを使用しない方が良い例も多いです。

シニアフードの特徴は、
アダルトステージよりも低タンパク・低脂肪・ローカロリー・ミネラル多目です。
ステージに拘らず、この成分特徴が必要なネコちゃんにお選びください。


■ライト系ゴハン場合・・・

ライト系ゴハンとは、減量や体重の現状維持を大きな目的にしています。
カロリーダウンのためにタンパク質・脂肪の含有量を下げる必要があるため、
両者を併せ持つ動物性タンパク源の含有量はどうしても下がります。

代わって、植物性タンパク源が増える事が食物繊維増や炭水化物増になる場合もありますね。
そのため、2.3流のナチュラルフードの場合、アミノ酸減につながることもあるので、
ライト系ゴハンを選ぶときは、より最上級ブランドに拘ってください。
最上級ブランドであれば、必要なタンパク質やアミノ酸、脂質は確保されています。


ライトフードの特徴は、
アダルトステージよりも低動物性タンパク・低脂肪・ローカロリーです。
ステージに拘らず、この特徴が必要なネコちゃんにお選びください。

但し、最上級ブランドであっても、代謝UPのサプリメントを使用せず、
ドライフードだけをゴハンに採用されている場合のダイエットは極めて過酷です。
各種栄養素の欠乏が「空腹感」として心身にストレスを掛けてしまうため、
量制限のみで減量される場合はくれぐれも慎重になさってください。
お迷いの際はご遠慮なくお声掛けください。

なぜステージ対応食があるか・・・ですよね?
また、場所を変えてお伝えしますね。
それまでご自身で考えてみてください。





◆ローテーションしましょう

厚生労働省は私たちの食事に付いて「1日30品目」を摂取目標に指導しています。
このことは有機JAS食材しか使用しない高級料亭の御膳であっても、
365日同じメニューを食べ続ければ、
貴方の身体に栄養の偏りが必ず起きて来ることを意味しています。
これはネコちゃん、ワンちゃん、フェレットちゃんでも全く同じ。

アレコレと考えて漸くセレクトしたゴハンであっても、単独で食べ続ければ、
栄養の偏りは、いずれ必ず起こってくるとお考えください。

一人ずつ異なる体質を、既製品のゴハンがいつもいつもベストな状態を導くというのは、
到底無理なこと。
どれほど優秀なブランドであっても望んではいけない事なのです。

既製品の利便性を享受しならも、リスクは最大限に回避するならば、
ドライも必要、ウェットも必要、生の食材も必要、
もちろん不足する栄養をサプリメントで補う事も必要です。

利用する価値がある製品を上手に使いこなす工夫をしなくてはいけません。
これが忙しい現代の私たちに求められる食育の基本です。

けれども私達の食生活と同じことですよね?
シッポたちは私達と一緒に、同じように時間を重ねて生きているわけですから。
何でも食べられることが栄養バランスを維持する初めの一歩に通じます。
出来る時から、出来ることを・・・その一つが上質ゴハンのローテーションです。

朝・夕・夜、あるいは 昨日・今日・明日、また、今週・来週・再来週で構いません。
食材、栄養バランス、食事量・・・など、
いつも同じものを食べ続けない工夫をしてあげてください。





◆保証成分値について

自然の原材料を食材としてセレクトしているプレミアムナチュラルフードは、
産地や収穫時期によって栄養成分やその風味が異なること前提にしています。
そのため、ロットごとに全ての栄養素群が均一であることの方が不自然であることを
理解しておかなければなりません。

ロットごとに成分や風味のバラツキがあるということが、
プレミアムナチュラルフードの嬉しくない部分です。
けれども成分や風味のバラツキを合成添加物で調整をしていないことが
プレミアムナチュラルフードの「ナチュラルと言える良さ」であることを知っておいてください。

メーカーさんは、主要成分を公開していますが
・・%以上、・・%以下のふり幅がどれほどあるのかは未知数です。
たとえば、10%以上の場合、10.1%or10.9%かで大きく違ってきますよね?
このふり幅も産地や収穫時期によって異なる部分とお考えください。

また、主要な成分は保証されていても、
省略されている項目やその数値の詳細までは企業秘密であったり、
計測されていない場合もあります。

従って、目に見える成分値に振り回されるゴハン選びは正しい姿ではありません。
目安であっても確証にはならないのです。

ゴハンのローテーションは、万が一のこうした目に見えない栄養の過不足回避にも役立ちます。
また、日頃からゴハンは替わるモノとして学習できていれば、
ロットが変わることで「食べるものが無くなってしまった!!」という、
最悪の事態もラクラク回避できることに繋がります。





◆原材料表記について

・成分表示の見方のポイント


・原材料は表示の先頭になるほど含有量は高くなります。
 同時に、表示の末尾になるほど含有量は低くなります。
・異なる製品を比較する場合、先頭食材が同じでも含有量は必ず異なります。
・天然食材以外に含まれているカタカナのややこしい表記は、不足を補うための
 必要栄養素の添加です。総合栄養食になるほどこの添加物は多くなります。
・輸入品の場合、同意語として置き換える日本語が無い場合があります。
・すべての原材料を開示しているわけではありません。
 このことは私たちが口にする加工食品と同じですが、
 動物用になるとそのハードルはさらに低くなる場合があります。

一般的に「***が入っているフードは良くない」と言われたりしますが、
ジャンクフードと良質のプレミアムナチュラルフードを混同して判断しないでください。
そうした言葉で食材をドンブリに理解してしまうと正しいゴハン選びは出来ません。

良質のゴハンに採用されている食材には、その食材が持つ栄養的特徴があり、
それがネコちゃんの身体に必要だからこそ食材として選ばれています。
優れたメーカーたちが研究を重ねて得た栄養学と、
利益追及に専念するジャンクフードメーカーのコストダウンのテクニックを
同列で判断することはナンセンスです。

「穀物が良くない」や「ビートパルプが良くない」の言葉にどうしても心が揺れてしまう方は、
それだけでゴハンの選択肢が狭まくなります。
そのゴハン、その食材を正しく理解出来ているかを、もう一度考えてくださいね。





◆賞味期限について

当店でご用意しているドライフードは、サイズに関わらず開封後の賞味期限は1か月。
ウェットフードの場合は、冷蔵庫保管で平均2日くらいです。

ネコちゃんの数と食べる量で消費量が違ってくるため、
初めての場合は、最も小さいサイズで消費量を確認ください。
(一般市販のゴハンを利用されている場合、切り替え後数日で食べる量が減ってきます。
これは、一般市販のゴハンでは足りない栄養を補うために量でカバーしていたことが
上質のゴハンに変更したことで解消されるために起こります。)

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